夕方限定!の黄昏市場。朝市とも夜市とも違った雰囲気の生活感溢れる市場です。地元の主婦に交じってお買い物してみましょう~!
バイクがずらっと並んでいます
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屋根があるので昼間でもちょっと薄暗いです
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こんにちは。台北ナビです。
台湾に観光に来たらやっぱり行きたいのが夜市や伝統的な市場ですよね!今回ご紹介するのは高雄の北側のエリア、自由三路と孟子路に位置する「自由黄昏市場」です。
高雄の北側のエリアでは三大伝統市場と呼ばれる中の一つ。高雄市地下鉄(MRT)レッドライン「生態園區」駅から徒歩10分ほどのところにあります。
1996年8月にオープンした「自由黄昏市場」は、もとはお店の数が100もなかったそうですが、現在では数百のお店が立ち並び、面積も数百坪から現在は8000坪以上に拡大し、巨大な市場になりました。お店は主に、生鮮食品、調理済みのおかずなどの食材、服や雑貨などの三つに分かれています。
伝統市場と言えば、野菜の隣で洋服を売っていたり、ごちゃごちゃの所が多いですが、「自由黄昏市場」は買い物の利便性がよく考えられていてまわりやすいのが特徴です。
それでは、早速行ってみましょう!
市場の中を歩いてみると……
懐かしさ漂う「自由黄昏市場」
「自由黄昏市場」はその名の通り、黄昏時の市場なので、15時30分頃からお店が始まり、20時頃までには閉店します。市場なので、皆さんご存知の通り、特に入り口にドアがあるわけではなく、四方八方どこからでも入ることができます(笑)。(一部隣のエリアへ直接通り抜けできないのでご注意を~。)
しかしながら自由三路と孟子路の交差点の前にある看板の所が正式な入り口らしき雰囲気なので、ナビはここから入ってみることにしました。
細い通りが通れなくなる位混み合うことも!
住宅が立ち並ぶエリアにあるため、来客数も多く、聞くところでは一日に1万2千人もの人が訪れるとか。南部はもとより台湾でも有名な観光黄昏市場なんです。
中に入ってみると、通路にはもちろん人が多く、活気に満ちています。しかも屋根があるので雨の日のお買い物にも便利です!
お花屋さんもありました
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こんな風に座って食べられる場所もあります
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あまりに広くて、どこのお店から見ようか迷ってしまいますが……、とりあえずナビは一番奥の通りから見てみることに。こちらは揚げ物やしぼりたてジュース、水煎包(韮や春雨などの具が入った肉まんを鉄板で焼いたもの)、マントウなどなど、その場で作っている物が多いエリア。
何を買っていいか迷ってしまうほどいろいろありますが、ナビは揚げたての香りにひかれて、ネギと肉が入った「蔥肉餅(30元)」を買ってみることに。たまごも入ってボリューム満点。食べ歩きにも便利です。
いろいろな料理があります
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パンがこんなケースに入っているお店も!
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こちら大人気の中華おこわのお店
お店を見ながら奥の方まで進むと、混雑しているお店を発見。その場で蒸している人気のおこわのお店のようです。お弁当のように詰められた店頭のサンプルもきれいでひかれます。
ナビは持ち帰って食べてみましたが、具だくさんでもちもちしていて、とてもおいしかったです。
手作り餃子のお店
このエリアには調理済みの食品のほかに、その場で包んでいる餃子や手作りの肉団子なども売られています。
ナビはキャベツの入った餃子(一パック50元)を買ってみました。このようなお店で手作りしているものは、家でゆでるだけ、鍋に入れるだけで簡単に調理できますが、やはり手作りのものは味も格別!調理ができる方は是非買ってみてくださいね。
こちらが商品です
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ほかにも餃子のお店がたくさんあります
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グルメ探索はまだまだ続きます。市場の中には屋台のようにその場にテーブルと椅子があるお店もあります。市場の中で食事もできて便利です。もちろん持ち帰りもできます。
台湾ハンバーガー「刈包」
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角煮が入っておいしいので是非!
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奥で「肉圓」を蒸しています。みたらし団子のような味でおいしい~
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蒸し「肉圓」一つ10元(オーダーは二つから)と魚羹30元
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できたての料理がその場でいただけます!
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ちまきもありますよ~
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生鮮食品エリア
次に生鮮食品のエリアへ行ってみましょう~。入り口近くでとにかく目立つ青果売り場。青果だけかと思いきや、なんと!塩や胡椒などの調味料や小麦粉などまで置いてあります。まるでスーパー!なんですが、値段はスーパーよりも安く、新鮮でしかも豊富な品揃え。
南部の市場はほとんど台湾語なので「市場で買い物って大丈夫?」と心配される方も多いと思いますが…、ここはスタイルもスーパーと同じで、買いたいものをレジに持って行くだけなので言葉ができなくてもOK!高雄在住の方は要チェックですよ~。
見ているだけでも楽しいです
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調味料などの棚があってスーパーみたい!
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お肉やお魚のコーナー
更に通りを進んで行くと、お肉やお魚がずらり。「自由黄昏市場」の一部のお店では、スーパーのように冷蔵ケースを使用しているお店もあるので、気になる鮮度についても安心です。しかもここで購入すれば、用途に合わせて部位を選んで好みの大きさに切ってくれたり、量も選べるのでスーパーで買うより便利です。
でもどうやって話せばいいの?と思いますよね。そんな時は、何を作るか、料理名をまず先に伝えてみましょう~。部位や切り方や量などをアドバイスしてくれますよ!
いろいろなお魚が売られています
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つい買いたくなります~
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高雄のほかの市場ではあまり見かけない冷蔵ケース
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鮮度が保たれて安心です
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雑貨エリア
一番入り口に近い場所に位置する雑貨エリア。
ここでは日用雑貨、洋服やかばん、髪飾り、お茶や盆栽などなど…いろいろなものが売られています。ここでお土産がみつかるかもしれません。最後にまわってみてくださいね。
大安売りをしているお店もたくさんあります
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旅行中の着替えにもお手ごろで便利な服がたくさん
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入り口附近のエリアにも食べ物のお店があります。ここでナビは人だかりを発見。量り売りの揚げ物のお店でした。買いたいものをバスケットに入れて計算してもらいます。塩コショウの味付けがちょうどよく、おつまみにもピッタリな味でした。
人だかりができているお店は人気があっておいしいことが多いので、皆さんも人だかりを見かけたら近づいてみてください~。
タイムサービスもあり?!
終わりの頃にはこの通り!きれいに掃除されます
「自由黄昏市場」の営業時間は20時頃までとなっていますが、売切れ次第終了してしまうお店も多く、実は19時を過ぎる頃からお店が次第に片付けに入っていきます。
この片付けの時間に近づくと、タイムサービスが始まるお店もあるんです。例えば「買一送一(一つ買うと一つプレゼント)」になったり、残り少しだからおまけしておくよ~と量を増やしてくれたり、少し安くしてくれたりするお店もあります。やっているお店の数は減りますが、少し遅めにでかけてみるとおつとめ品が見つかるかも?!
売切れ次第終了なのでお早めに!
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食べたいものを見つけたら迷わず買っておきましょう
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皆さんも地元の主婦にまじってお買い物してみませんか。きっとスーパーとは違った発見があるはずです!
以上、台北ナビ(湯山千里)でした。