吉室商行

こんにちは、台北ナビです。

突然ですが、みなさんは台湾旅行に来たらどんなお土産を買って帰ろうと思いますか？　台北ナビの2015年読者アンケートによると、1位パイナップルケーキ、2位お茶、3位ドライフルーツという結果が。ふむふむ...3時のおやつタイムに食べられるような“手軽なスイーツ＆お茶”をキーワードにお土産を選ばれる方が多いよう。

今回は、台湾式アフタヌーンティを素敵に演出してくれる「吉室商行」のお菓子をご紹介します。厳選した台湾の特産品を使い、従来のスイーツを一捻りしたうまうまスイーツです！！

定番だけど一捻りあるお土産が見つかる！

「吉室商行」は、厳選した台湾の特産品を使って職人さんといっしょに台湾式アフタヌーンティにあうお菓子を考案し、それらをインターネットで販売しています。

ショップ名の「吉室」は、“台灣”の「台」の字を繁体字で書いた「臺」に由来。四方を眺める高台という漢字の意味で、台湾の隅々までくまなく見渡して美味しくていいものを発掘し、作った商品は、インターネットを通じてたくさんの人に届けたいという気持ちが込められています。

実店舗がなくネットショッップだけの「吉室商行」ですが、素材の産地と品質にとことんこだわり、研究を重ねた一捻りあるスイーツがじわじわとクチコミで話題に。数えきれないくらいの台湾の特産品を使ったお土産が市場に出回る中、ネット販売だけにもかかわらず、あるお菓子は月に1万箱も売り上げるという快進撃を展開しているのです。

店舗がないのにどんどん売れて行くお菓子、どんなスイーツなのか気になります！！

自社のネットショップのみで店舗はありませんが、クチコミでじわじわと人気に。

人気ブロガー「電獺少女」の宇恩さん（左）とLalaさん（右） もこのお菓子のファン！

サクサクで香ばしい玄米クッキー
クッキーと言っても台湾独特のクッキー「方塊酥」で、サクサク＆甘さ控えめ。昔懐かしい素朴な味わいがします。宜蘭産の玄米が入っていて、繊維たっぷりで健康的。クッキーは27の層からなっていて、両面で計54層。これによって“サクサク”の食感を作り出しています。
ネギの名産地宜蘭の「三星蔥」
クッキーには、ネギの名産地である宜蘭の「三星蔥」が混ぜ込んであります。肥沃な土壌と清らかな水で育まれたネギは、奥深～い甘味が特徴。新鮮さがフリーズドライでぎゅぎゅっと閉じ込められていて、袋を開けると“ふわ～っ”とネギのいい香りが辺りに漂います。
ヌガー
お土産にもよく選ばれるヌガー（牛軋糖）がクッキーの間にサンドイッチされています。甘くてボリュームがあって幸せ感がたっぷり。ちなみに、このヌガーは歯にくっつきません～！！（これ、かなりポイント高）

甘いヌガー×しょっぱい系のクッキーの“甜甜鹹鹹”スイーツ。一体どんな味がするのだろうと興味津々で食べてみると、バッチリの相性！　

しょっぱい系のクッキーにヌガーの甘さがうまい具合に絡み合い、クッキーのサクサク感とヌガーのしっとり感も絶妙の食感コンビネーションです。噛むごとに旨味が増して、“また食べたい”欲が沸いてくるスイーツ。ナビ、個人的にお取り寄せすること決定～！


※冬場はヌガーが固くなりがちなので、トースターや温かい飲み物の上で少し温めて食べるのがオススメです。

（左）24個入（希望小売価格）699元、(右)15個入（希望小売価格）480元　※どちらも送料込。また、不定期でキャンペーンを実施しているので、ネットでチェックしてみてください。

マンゴー×サツマイモの新コンビヌガー「果粒牛軋糖」

ヌガー職人の櫻桃爺爺がレシピを考案した「吉室商行」オリジナルのヌガー。ほかのヌガーと違って面白いのは、そのトッピング！　
台湾フルーツ界の女王であるマンゴーと、台湾らしいサツマイモの意表をついたコンビネーションです。

マンゴーは台南産のドライ愛文マンゴーを使用。サツマイモは台湾北部の黄色いサツマイモを揚げています。サツマイモは台湾本島の形に似ていて、その生命力の強さは台湾人そのものという意味が込められているんだとか。
なるほど～「吉室商行」のスイーツには、制作にまつわるストーリーやエピソードがあって面白い！

材料はすべて天然素材。添加物・防腐剤を使わず、伝統的な作り方に従って12の行程を経て丁寧に作られたヌガーは、一粒が大きめで見た目がまるで宝石のようにキレイ。南国らしい濃厚なマンゴーの味わいに、揚げたサツマイモのサクサク感とカリフォルニア産アーモンドの芳ばしさが加わり、満足感たっぷりなヌガーです。

ちなみに、こちらのヌガーは「牛軋米餅」の中のヌガーとは違うレシピで作られていますが、同じく歯にくっつかないのでナビはひと安心～。

真っ黒パイナップルケーキには意味がある！

見てびっくり驚いた、真っ黒なパイナップルケーキ。

“いいことがたくさんありますように”という意味の台湾語「旺旺來」の発音と、中国語の発音をだじゃれでかけると「黒鳳梨（黒いパイナップル）」なんだとか。そこから黒いパイナップルケーキのアイデアが沸き、天然の食用竹炭パウダーで黒色を表現したそう。

ありそうだけど見かけないパイナップルの形をしたケーキはかわいらしさ満点！　屏東産のパイナップルを100％使用した餡は甘酸っぱさがほどよく、ずっしりと食べ応えがあります。

こちらの商品も添加物・防腐剤は使用していないので、安全で健康です。

黒い箱をよ〜く見ると、パイナップルの押し型が！細かい所までこだわっていて、送られた人もきっとうれしいはず！		黑鳳梨酥10個入（希望小売価格）499元　※送料込。不定期でキャンペーンを実施しているので、ネットをチェックしてみてください。

2017年には日本でも買えるようになります！！

お菓子ひとつひとつにストーリーとこだわりがあって、食べるのが楽しくなる「吉室商行」。

2017年始めには日本のECでも販売を始める予定とのこと！　日本に居ながらこのお菓子で台湾式アフタヌーンティが楽しめる日が来るのも遠くなさそうです。乞うご期待～～！！

以上、台北ナビでした。

添加物・防腐剤は不使用なので、その分賞味期限が短めです。

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箱のイラストもかわいいのでお土産にもぴったり〜