頭からつま先まで、トータルな美しさをサポートする台湾オリジナルブランド、Arwinの観光工場@苗栗へ行ってきました!
こんにちは、台北ナビです。
ここ数年、台湾では工場の見学ツアーというのが定着化してきています。ナビも文化施設やアート系、食品ブランドの観光工場には行ったことがありました。が、スキンケアブランドの観光工場があるというのはつゆ知らず。そこで今回は、高鐵で台中の一つ前の駅・苗栗にある、雅聞七里香玫瑰森林へ行ってきました!
台湾美容界のパイオニア「Arwin雅聞」
Arwin雅聞は、1982年に始まった、トータルな美容ケアを提案する台湾のドメスティックブランドです。今回お話を伺ったのは、副社長の紀銘澤さん。まずはArwinというブランドについて教えてください!
「Arwinというのは、「Art」と「Winner」を合わせた造語です。私たちは設立当初、プロフェッショナル・ユース用のアートブランドという位置づけでスタートしました。当時注目されはじめていた洗浄成分アミノ酸をスキンケアにいち早く取り入れシリーズ化するなど、台湾では美容界のパイオニアとして知られています」
高い評判とプロからの熱い信頼を築いたArwin。満を持して2009年から、台湾全土のデパートなどに支店をオープンさせたんだそうです。わりと最近のことなんですね~。
「現在は品質の高さと確かな効果、手の届く価格帯のラグジュアリーコスメとして人気を博しているんですよ」
と話してくれた紀さん。しかしナビはArwinというスキンケアブランド、実は見たことありませんでした……。正直に告白すると、紀さんは笑ってこう教えてくれました。
「実はArwinは会社の名前で、旗艦店などの名前はBIOCHEMになっているんです。」
あ、それなら台北駅前の三越内で見たことあります! というわけで、観光工場は「Arwin雅聞」の名前になっていますが、スキンケア商品をお求めの際は「BIOCHEM」のショップへ。お間違えの無いように~♪
苗栗にある観光工場「雅聞七里香玫瑰森林」へレッツゴー♪
高鉄「苗栗」駅から車で15分の山の中にある雅聞七里香玫瑰森林。台湾全土に4つあるArwinの観光工場の中でもここは一番新しく、バラがテーマになっています。というのもArwinの主力商品にはバラのエッセンスを使ったシリーズがあり、ただお店で買うよりもここに来ればもっとバラについて知り、親しむことができるというわけなんです。
そんな雅聞七里香玫瑰森林の一部をご紹介します。
ローズガーデン
駐車場から敷地内に入るとまず目に飛び込んでくるのが、入場無料の広大なバラ園。ここには600種1万本以上にも及ぶバラが咲き乱れており、一年中鑑賞ができるんです。その原産地も日本、フランス、ドイツ、アメリカ、オランダ、イギリスと多種多様。そしてこのバラ園はテーマごとに分かれていて、訪問者の目を楽しませてくれます。
これらのバラ園のベストシーズンは4月。ナビは時間がなくて行けなかったのですが、工場に向かって右手には森の中をハイキングできるコースもあり、4月に来るならこちらも森林浴ができてオススメとのことでした。
玻璃屋
こちらは工場に向かって左手にある、ガラス張りの休憩処。DIYスペースを兼ねているほか、カフェも併設しており、見学に疲れたらアイスクリームやコーヒーを飲んでゆっくりできます。
バスボールなどが自分で作れるDIYコースは全6種類、100元~300元。10人以上から受付可、要予約。月~金8:30~15:30。
ショップ
そして忘れちゃいけないのがショップです。こちらでは、工場のテーマに沿ったバラのシリーズはもちろん、基礎化粧品、Arwinブランドの下着やスカーフなども売っています。
店内の商品はすべてテスターがあり、買う前に試せるように店内に洗面台がたくさんあります! 団体客が多いので、大入りのパッケージがたくさん売っているのも、工場ならではですね。
オススメ商品を紹介!
「大馬士革玫瑰氨洗卸二用慕絲」250ml、799元
何はともあれ、一番人気の商品から行きましょう! カタカナで表現すると、バラの香りのマイルド・フェイシャル・クレンジング・フォームという感じでしょうか。こちらはメイク落としと洗顔が一気にできて、さらに保湿、美白効果もあるというスグレモノ。ポンプを一押しすれば、自動的に泡になって出てきます。
試しに手の甲にボールペン(油性)で落書きして、そこに泡をのせてのばしてみたら、なんとものの3秒できれいに落ちました! メイク落としも簡単です。
「雅聞芬多精透明」180g、120元
そしてどんな方にも使える、定番商品がこちら。スギのエッセンシャルオイルを配合したボディソープです。万人受けするようなさわやかな香りで、泡も細かく立ち、全身に使えます。合成香料や着色料は一切不使用なので、敏感肌の赤ちゃんから大人まで使う人を選ばないのと、飽きのこないシンプルな形が人気の秘訣。また、日本でよく見かけるソープよりも一回り大きいから、一人でも家族用にも使えて万能、優秀です。価格もリーズナブルなので、迷ったらコレ! という感じで、おみやげの定番にもなっているそうですよ。
「玫瑰胜肽幼嫩‧金 精華液」120ml、1500元
注目の新商品は、バラから抽出したエキスと、金箔がなんともゴージャス。こちらも合成香料・着色料を一切使わない、自然派美容液です。洗顔のあとにたっぷりと肌につけてマッサージ。効能としては、肌を活性化させ、ダメージから守り、しわを防ぎ、アンチエイジング・美白・保湿効果もあります。ハリとうるおいを備えたお肌への近道に! ちなみにこちらのシリーズはクリーム(玫瑰胜肽幼嫩‧金 精華脂)も出ていて、仕上げに使うことでより効果が実感できます。値段・内容は同じで、120ml、1500元。
「玫瑰香水香皂シリーズ」140g、150元
使うたびにバラの香りに包まれるソープ。全5種あり、香りや効能がそれぞれ違いますので、お好きなものを。茶玫瑰(ティーローズ)は肌のバランスを整える、辛玫瑰(スパイシーローズ)は肌を明るくする、果香玫瑰(ジャスミン&オレンジ&ローズ)は乾燥を防ぎ保湿効果がある、粉玫瑰(パウダーローズ)はやわらかくきめ細かい肌にする、甜玫瑰(スイートローズ)は美白効果があります。
「Ice Queenシリーズ」大200元、小120元
遊び心あふれるディスプレイに思わず笑ってしまったのがこちら。アイスクリームのようなパッケージの、肌に優しいアミノ酸クレンジングフォームで、果物由来の栄養をたっぷり含んでいます。お風呂などで体を温めたあと、適量を手に取り、泡立てて全身をマッサージするように洗い、お湯で流すだけ。角質をすっきり洗い流し、肌の調子を整えてくれます。全10種。
そして工場内も見学したかったのですが、この日はタイトなスケジュールだったナビ。次の取材に行く時間が来てしまいました…。そこで工場内の写真を送ってください!とお願いして、Arwinをあとにしたのでした。
今回訪れた雅聞七里香玫瑰森林は、正直団体客向けな感じが強かったのですが、台北市内に支店がありますので、こちらなら個人観光でも難なくスケジュールに入れられそうです。支店情報は下記のとおり。100%メイド・イン・台湾のスキンケアをお探しなら、ぜひ行ってみてくださいね。
以上、台北ナビでした。