埔里酒廠は、埔里製酒株式會会社として、1911年(大正6年)に設立しました。よく埔里と書かれたミネラルウォーターを見かけますが、水がおいしいところはお酒もおいしい…ということで、台湾に数ある酒工場の中でもこちらの名前をよく耳にするのはそのためでしょう。埔里が世界に誇る紹興酒は中華料理の宴席にはなくてはならないお酒ですが、台湾では梅やレモンスライスを入れてそのまま飲みます。埔里には良質の水が湧き出る愛蘭泉があり、紹興酒はこの水を使って造られます。1917年、埔里酒廠が正式に稼働を始めてからは、天皇陛下御用達の「萬寿酒」を製造。光復後は、総統主催の国宴に用いられた「介寿紹興酒」。その後「愛蘭白酒」などのヒット商品も生まれています。
1995年には台湾で始めての酒に関する文物館が設立し、館内には公売局が現在販売している各種のアルコール類や貴重な酒壷などが展示されています。大きな建物の2Fが見学コースで、酒工場の歴史、原住民の酒文化や酒の分類などお酒に関する解説もあります。「酒を味わうプロセス」の解説には「その一」~「その十」までどのようにして酒をたしなむべきかが書かれていて、「その十」には「ついついおかわりしたくなるのは、酔う兆しなので、すぐ酒をやめるべき」と書かれていました。1Fはショップで、販売しているのはお酒だけではなく、お酒に関連する商品(お菓子やアイス、化粧水…)なども売られていました。特に人気があるのは紹興酒味のアイスキャンディー。子供から大人まで、みなさんの手にはアイス…。ナビもつられて1本買ってみました。ほんのり薫る紹興酒の味がおいしかったです♪
基本情報
住所 | 南投県埔里鎮中山路三段219号 |
---|---|
電話番号 | (049)298-4006 |
営業時間 | 8:30~17:00(土日~18:00) |
休業日 | 年中無休 |
クレジットカード | 可 |
日本語 | 不可 |
ホームページ | http://event.ttl-eshop.com.tw/pl/index.aspx (中国語) |
行き方 | 高鉄「台中」駅から「埔里」経由の南投客運(或いは台湾好行)に乗車し「埔里」下車、約1時間。台北からバスで向かう場合は、台北西站B棟(台北西ターミナルB棟)より「埔里」行きの国光客運バス乗車、「埔里」下車、約3時間半。 |
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
スポット登録日:2013-09-05
台湾の養命酒はここで造られています。中華庭園風の敷地&工場見学と試飲ができます!
台湾には4つのビール工場と9つの酒工場があります。飲みやすい紅麹葡萄酒があるのは、ここ「林口酒工場」だけなんです。
台湾で最も古い酒工場である宜蘭酒工場へやってきました。工場内の敷地には、歴史的建造物を大切に残しています!
金門といえばコーリャン!高粱酒なくして金門は語れない!
台湾料理「欣葉」が期間限定オープンした新レストラン
馬祖に来て、「東湧陳年高粱酒」を買わずして帰るなかれ~
台湾中部の町・埔里、ここでの暮らしは自然体が一番
台湾のスイス「清境農場」でハイジ気分!草原の空気を深呼吸してリフレッシュできちゃうツアー【台中出発】
青い草原にヒツジちゃんと触れ合い、埔里酒廠も巡るアフタヌーンティ付きのお得なツアーです