家族のために作る幸せの鞄屋さん。センスあふれる鞄を持てばウキウキワクワクしてきちゃう♪
こんにちは、台北ナビです。
今日はナビいちおしの鞄屋さん「la yoo」をご紹介します。ある日ナビがナビ友とご飯を食べに行った日、ナビ友が持っていたのが「la yoo」の鞄。すぐさま「これどこで買ったの~?」と聞いてしまったほどナビは「la yoo」の鞄に夢中になってしまいました!
台北ナビで初めて紹介したときは、小道をどんどん進んでいったところにある古民家をリフォームしていましたが、この度民権路へ引っ越しました!
店名の「la yoo」の意味って?
「la yoo」のオーナーはデザイナーの徐家柔(ayo)とその旦那さんで映画監督である盧泓 (looloo)。ふたりの英語名を組み合わせて作ったのが「la yoo」。中国語で読むと…「來喲」、つまり「おいで!」という意味なんですね♪
おふたりは長く台北で暮らしていて、生活の中心は映画制作でした。盧泓は2004年台北フィルムフェスティバルで賞を取り、そんな旦那様を支え続けた徐家柔。映画生活を順風満帆に送っていたおふたりでしたが、ふたりの間にわが子を授かってから考えが一変!「日々忙しい台北の生活でどうやって子供を育てていけばいいんだろう?」「忙しさでこどもに寄り添えないなんて嫌だ!」と第2の人生を探すべく、アメリカ、ヨーロッパ、中国…と様々な場所を見てみましたが、最後に自分たちの生活に選んだのは、文化が香りゆったりとしたスピードで暮らすことのできる台南でした。
今まで映画監督としての盧泓を支え続けた徐家柔の鞄屋さんという夢を叶えるべく、映画という夢を今はお休みして鞄作りを楽しんでいるんです。
手作り鞄にこだわり続けるワケ
2011年10月に「layoo」を立ち上げてから大切にしているのが「手作り」だということ。大量生産が当たり前となっている今、中国の工場では1日に1万個の鞄が作り出されるといいます。「ただ単に鞄を売りたいわけじゃない。デザイン力で生活をもっと豊かに、そして台湾の裁縫技術を後世に伝えたい!」と願い、アトリエで今日もひとつひとつ心を込めて作っているんです。
そんな「layoo」の願いはmade in Taiwanの鞄がイタリアやフランスの品質に追いつき追い越す日が来ること。昔、台湾では紡織に携わる女性が多くいたのですが、今では裁縫さえ出来ない若者だらけ。そのため「la yoo」で働く2~30歳の若者が、5~60歳の年配者に教えを請いながら鞄を作り上げているんだとか。職業機会も増え、伝統を受け継いでいける理想的な職場と言えるんです。
layooの代表作♪
ねっ?似てるでしょ?
ナビがヒトメ惚れしたのが「皮諾丘(ピノキオ)」。layooが初めて作った鞄でもあります。ピノキオのように純粋な夢を持ち続けて欲しいという思いを込めてこの名前をつけました。
デザイン性が高いこの鞄。孔廟に似ていると思いませんか?そう、これは台南の象徴である孔廟をモチーフにして作られたんです。その昔学びの場となっていた孔廟はまるで台南に来て色々学んでいる自分達の手本ともいうべき存在のよう。ここからインスピレーションを得てこの鞄が作られました♪本皮で作られた持ち手が孔廟の屋根にそっくり!
圧巻なのは3色ある内の「孔廟紅」。壁の色とガジュマルの緑が再現されていてまるで孔廟を持ち歩いているみたい。櫻花粉紅は台湾桜のピンクと空の青でさわやか!カジュアルな服はもちろん案外スーツ姿にも合うのが不思議です。
裏はリバーシブルになっているんです!
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中のファスナーは本革
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携帯を入れるポケットもあります
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見た目はもちろん使いやすいのもlayooの特徴♪ |
旅行のお供に!
ナビお買い上げの「小旅行(土耳其藍)」。毎日愛用しております☆
海外旅行へ行く時パスポートは肌身離さずに!と言われますが、ついついどこに入れていいか迷ってしまうナビ。そんなナビのため?と思ってしまうほど使いやすい鞄を発見!
一見ミニショルダーバッグのようでもあり、容量たっぷりのお財布のようでもあるんです。ナビは「小旅行(土耳其藍)」をお買い上げ!紙幣、コイン、名刺、クレジットカード、携帯電話、家の鍵をINしてほぼ毎日持ち歩いています。ショルダー部分の長さは自分の好きなように変更できるのも◎。
ワンカラーのタイプには「皮製layooちゃんピンバッチ」のおまけも。ワンカラータイプはポップになりがちなのでもう少し落ち着きたい方には柄タイプがオススメ。ナビのように毎日使うもよし、海外旅行用に使うもよし、近所にちょっとお買い物!という時に使うもよしです。
あらっ!小さくなっちゃった!!
男性が持ってもいいのも◎
layooはデザイン性が高いだけでなく、実用的なのがポイント!
「一或二分之一」はどんだけ~と言うくらい大きい鞄が手持ち鞄になっちゃうんです。5リットル近い容量を持つ鞄にはノートパソコンや数百ページにも及ぶ本も楽々収納!なのでスーパーのお買い物にもぴったり。こんなにも大き過ぎると貴重品が探しにくくなって不便じゃないの?とお思いの方もご安心を。鞄に紐で縫い付けられたポーチがついているので探すのも簡単。
そしてこの子を収納すると半分の大きさになるのですが、小さくなってもこのポーチが使えるんですよ!小さくすると手に持った図がかわいい。現物を見て自分で持ってみて愛おしさが倍増!ナビ衝動買いをしてしまいました~。もちろん使って満足!みんなに見せびらかしています♪
ママ目線で作られる鞄の数々!
ママだからこその視点で作られる鞄が多いのも魅力的なlayoo。「寶貝萬用收納包」はオムツ、ティッシュなどが収納できて何かと荷物が多くなるママには嬉しいはず。中にはマジックテープ付きの持ち手も付いていて車のイスに固定できるのも便利!
元々はお弁当バックとして販売していたものに、台湾の伝統的な喜籃のインスピレーションをプラスして作られた「雙囍臨門兩用手提袋」は、結婚祝いにぴったり!台湾では赤色とダブルハピネスはめでたいもので縁起がいいものなので、これを持っているといいこと起こるかも?!リバーシブル仕様なのでひとつでふたつ分楽しめるのもいいですよね。
子供用リュックの「粉紅小兔兒童背包」と「鮮黃小虎」もかわいいだけじゃないんですよ~。わんぱく盛りのちびっこは目を離すといなくなってしまったり…。ママとしては心配ですよね?実はこの鞄にはリードのように使える紐がつけられるようになっているんです。これで大切なわが子が迷子になることはないんですよ!もちろん、ワンちゃんにも使えます♪
色々収納できる上、
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車のイスにも固定できるのでドライブ中にも大活躍!
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「寶貝萬用收納包」 |
皮製品を作っちゃおう!
毎週週末、人数が集まれば革製品DIYを開催しているlayoo。土曜日13:00~作ることができる「真皮托特包(本皮トートバッグ)」の所要時間は約2時間。赤色鞄は1380元、黒色鞄は1580元で体験できます。このバックが欲しいけど作る時間はない!という場合は赤鞄1880元で購入できます。
土曜日16:00~は「真皮麋鹿小皮夾(本皮カードケース)」が790元で体験可能!人によりますが、1時間~1時間半で完成しちゃいます。
日曜日13:00~は「真皮手機套(本皮携帯ケース)」が約2時間で作成が可能。製品として買うと1380元ですが自分で作ると990元で手に入る他、自分の名前を刻印することも可能なんですよ!
自分で作った鞄を持つだなんてサイコーだと思いませんか??
一度店舗に行くとlayooのこだわりっぷりに惚れ込んでしまうこと間違いなし!
以上、layoo ラブなナビがお届けしました。
画像提供:layoo