唐草設計

ndd design tainan唐草設計有限公司

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素材が竹とは思えない商品の数々に驚きました!

こんにちは、台北ナビです。
古都台南を拠点とし、台湾のアート商品を次から次へと生み出している唐草設計有限公司(ndd design tainan )。
2000年から始まった彼らのデザイン最近の特徴は、伝統的なもの、台湾的なものを素材やデザインに積極的に取り入れているということ。
唐草オーナーの杜さんが、会社創設から現在まで、彼らのデザインの変革、今竹を使ったデザインがメインとなっていることなどを熱く語ってくれました。 

デザイン会社なので、まず依頼主からこういうものを求めているんだという注文を受け、その後デザインを練って商品が作られ始めます。時には依頼主の希望と資金でデザイン展に出展し、多くの賞も受賞してきました。受賞するということは、依頼主の販売がスムーズにいくための手助けとなるのが第一ですが、デザインした彼らも名声を得、より多くの依頼主をゲットできるというものです。そうやって積み重ねてきた実績により、現在彼らが造る商品は、デザインをするだけでなく、依頼主のブランドを作っているのです。  

唐草設計有限公司(ndd design tainan)

2000年 6月30日、台南市でスタッフ2人から始まる。
2001年 スタッフは5人になり、中国大陸のデザインマーケットに進出。
2004年 台灣創意設計中心より、台湾で優良なデザイン会社8社のうちの一つに選ばれる。 
以前彼らにデザインを託す人々や会社は、外側だけのデザインを変えるという人が多かったとのとこです。初期作品の中のカラオケやイヤホン、携帯電話やセキュリティ器械などを見ると、内臓部分はいじらず、外側のデザインだけに関わっていました。
やがてLEDライトや台所用品のミキサー、縦型扇風機などに携わるようになると、内臓部分はさておき、まずデザインが先行するようになってきました。デザインあっての中身というわけです。
同時に彼らは、観葉植物がついた文鎮などのアイデア商品や子供のおもちゃ、スポーツジム器材、文具なども手がけていきます。 
LED照明の商品

LED照明の商品

2004年
優良産品設計賞受賞


2005年
台創中心推薦優良設計服務公司(工業設計類)經濟部工業局技術服務機構服務能量登録(~現在に至る)
國家設計獎(通用設計類)
脳性まひの子供たちが乗るリハビリ用の自転車で、台湾通用設計賞を受賞

2006年
優良産品設計賞受賞

客家委員會 桐花設計大賽首獎(桐花雪吊燈)
客家委員会の主催のデザインコンテストで、油桐(アブラギリ)花をモチーフとした照明で、見事デザイン大賞を勝ち取りました。テーマはOSA,いわゆるOriginal。Simple。Authenticのテーマにマッチした台湾の山と水、人文につながるオリジナルデザインでした。この作品から、「台湾の美」を発見することができます。油桐花の花びらの様子が照明デザインに表現され、花びらが風に吹かれて空中を雪のように舞い落ちていく視覚美感もあります。照明に白い空間を作ることで光と影が表され、油桐花が咲く5月の雪が想像できます。
会社の入口に飾られています

会社の入口に飾られています

2007年/德國紅點(Red dot)設計獎優良産品設計獎
ドイツが主催するデザイン賞で受賞
2008年/台北國際發明展競賽金牌獎
台北国際発明賞で金賞を受賞
2009年/美國idea設計獎環境類 銅獎
アメリカが主催するINTERNATIONA DESIGN EXCELLENCE AWARDSで、ソラーシステムを使用したデザインで銅賞を受賞
2010年/德國If設計獎優良産品設計獎
台湾の工研院と共同でドイツのproduct design awardコンテストでデザイン賞を取りました。粉を量る器械です。
2012年/德國紅點(Red dot)設計獎優良産品設計獎
ドイツ主催のreddot awardで、竹をモチーフにした6種の包丁シリーズでデザイン賞を受賞。手を止めたり、滑り止めになった部分が竹節のデザインになっています。
センスが光ります センスが光ります

センスが光ります

この時期他にも音響やプロジェクター、エアクリーナー、扇風機、ベビーカー、オフィス家具、文具など商品は数知れず。中でもペットボトルを1本逆さにして機械に挿すと、部屋の中の乾燥を止める加湿機は、当時から現在まで、日本の秋葉原で販売されているそうです。
食卓やレストランではテーブルに塩や胡椒を置いて、味が薄いなと思ったら、ちょっと振りかけたりしますが、逆さにするだけでモーターが回り、振ったり回したりしなくとも、中身が粉状になって出てくるアイデア商品もありました。 

竹商品について


2007年から竹を接し始めた唐草は、今では竹を使った2009年掛け時計などの商品をデザインしています。竹の健康器具もあり、椅子の後ろにおいて腰の疲れを癒します。
社内には照明デザインに使われる予定の竹が無造作に置かれていました。
竹を薄く切って輪にし、一つ一つをくっつけています。
説明してくれる杜さん 説明してくれる杜さん
説明してくれる杜さん 説明してくれる杜さん

説明してくれる杜さん


竹で作った椅子もありました。
積層材という竹を幾重にも圧縮した板を使っています。
靴を履く時に使う靴ベラ付きです。 
積層材の竹の木目がきれいです 積層材の竹の木目がきれいです

積層材の竹の木目がきれいです


マッサージの3種の神器も竹製です。
小さくて四角いのはかっさ用で持ちやすいです。
一つは肩たたきとかゆいところをかくもの。
この筒の中に3種の神器が! この筒の中に3種の神器が!

この筒の中に3種の神器が!

こんなにして使うそうです、便利でしょ? こんなにして使うそうです、便利でしょ? こんなにして使うそうです、便利でしょ?

こんなにして使うそうです、便利でしょ?



日本の竹製品も参考として置いてありました。 

台湾に根付く

2007年くらいからルーツに戻り、台湾を意識した作品を造り始めた「唐草」は、以下のように台湾国内のデザイン展でもどんどん活躍の場を広め、深めています。
今後、どのように発展していくのか期待できますね。

2007-2012「點.心設計邀請展」策展人
2007-2009台灣設計師週協同策展
2009反轉360°屏東創意展覽會生活設計主題區策展
2009台灣設計博覽會主題館「本質」策展
2010好漢玩字節「玩物尚字館」策展
2010台灣國際文化創意産業博覽會「居家美學主題館」策展
2010台灣國際文化創意産業業博覽會「工藝館」策展

2010幾米「世界的角落」特展共同策展
2011台灣國際文化創意産業博覽會「生活美學主題館」策展
2011台灣國際文化創意産業博覽會「工藝館」策展
2011台北世界設計大會「台灣當代設計師聯展」共同策展
2011 原住民族産業博覽會「原藝部落」主題館策展

台北ナビでした。  

記事登録日:2012-09-17

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スポット登録日:2012-09-17

スポット更新日:2014-07-06

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