青木由香さんの本で紹介されていたのを見てから、ずっと行ってみたいと思っていました。ランプのお店ですから暗くなってから行きたいし、でもそうすると綺麗な写真が自分では撮れないかも、と考えた末、個人写真の野外ロケ先として写真館のカメラマンの方と一緒に行きました。楊老闆は来店日時の予約を受け付けず、当日午後3時以降に電話で確認をしないとお店を開けるかどうか分らないので確約できないと言われましたが、その日はお店を開けるとのことで夕方4時半にお邪魔することができました。とっても素敵なお店でした!老闆も気さくで穏やかな方でしたよ。(事前に聞いていた話から、気難しいタイプの方かと思っていたので)一緒に写真も撮っていただきました。夜もう一度お礼を言いに伺って、お店の写真を自分のカメラで撮らせていただいたのですが、その時お店にいらしたお友達と夜ご飯を食べに行くから一緒に行かないかと誘っていただき、近くのお店で美味しいご飯をごちそうになりました。この店も青木由香さんが本で紹介してらっしゃるので、もしかしたら青木さんも楊老闆に教えてもらったのかも?なんて思いました。ランプは出来上がったもののほかにランプシェードや台座部分などパーツも山積みになっています。私も気に入ったパーツを選んで一つ作っていただきました。雑貨屋でエアパッキンを買ってきてぐるぐる巻きにして大事に持って帰ってきましたよ。もうひとつ気に入ったパーツがあったのですが、現金の持ち合わせが残り少なかったことと、二つ持って帰るのは無理があったのでそう言ったら「今度来たときに作ってあげる」と言って下さりデザインも考えてくれました。「本当にいいの?」と聞いたら「だってこれだけ台湾好きなら絶対またすぐ来るでしょ?」と笑われました。
旅行者からすると必ず開いているかどうか分らないお店に行くのはちょっと躊躇してしまうと思いますが、多分ほぼ毎日お店は開けているのではないかな~という印象でした。ただし夕方暗くなってから行くのがより確実だと思います。楊老闆が「ここにあるのはランプなんだから明るい時に見たって綺麗じゃないじゃないか」とおっしゃってました。確かにその通り(笑)お店の名前、火金姑は台湾語で蛍の意味ですもんね。
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