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別名「色の魔術師」がデザインするイタリアのラグジュアリーブランド。マフラーなど小物も人気


こんにちは、台北ナビです。今日は、「なんとなく聞いたことがあるブランド名、なんとなく見たことがある柄…でも、きちんとは知らなかった。」というブランドショップに出掛けてきました。しかしそれは、知っている人は知っている“ラグジュアリーブランド”。どうりでナビは詳しく知らないわけでした。ナビも今回で“知っている人”に仲間入りできるかな?

「MISSONI」


ではまず、ナビのような人のために、一緒に「MISSONI」について学びましょう。
「MISSONI」は1953年、イタリアのオッタヴィオ・ミッソーニとロジータ・ミッソーニ夫妻が設立しました。ロンドン夏季五輪の陸上400メートル障害でファイナリストとなったほどのアスリートだったオッタヴィオ氏は、その経験を活かし、スポーツウェアメーカーとしてブランドを始めましたが、当初はあまり芽の出ない時期が続いたそうです。その後、幾何学模様や大胆な色の組み合わせのニットが爆発的な人気を呼び、1966年に「MISSONI」として、ようやく初のコレクション(ミラノ)デビューを果たしました。これらの斬新な模様の提案は、ニット技術に革命的な変化をもたらしました。70年代には「世界最高のニットの作り手」としての評価を確立し、“色の魔術師”“ニットの魔術師”と呼ばれるようになったのです。ということで、「MISSONI」の代名詞といえば“斬新な色使い”“ニット”なんです。今ではデザイナーが代替わりし、新たなブームの気配があると言われています。創業者夫婦の長女、アンジェラ・ミッソーニ氏が1998年春夏から、レディース・プレタポルテの主任デザイナーを務めています。

台湾地区総代理店


ナビは今日「MISSONI」の台湾地区総代理店「蒂蒂浪漫有限公司」におじゃましています。台湾での歴史も長く、以前はリージェントホテル(晶華酒店)の1階に9年ほどお店を持っていました。その後今の場所に移転をし、すでに10年以上が経っています。というわけで、代理店業務をすでに20年以上行っていることになります。現在は、こちらの店舗以外にハワードプラザ台北(福華飯店)にももう1店舗あり、台湾内には合わせて2店舗。「今後も徐々に拡大していく予定」とオーナーの蔣嘉敏さんが語ってくださいました。
アレ!?足元にイヌ?

アレ!?足元にイヌ?

こんにちは、僕が看板犬だワン!

こんにちは、僕が看板犬だワン!


さて、こちらのお店の場所はというと…文句のつけどころもないような立地にありました。というのも、お店の右にはロイヤル台北(老爺酒店)、後ろにはリージェントホテル!なんです。ロイヤル台北とリージェントホテルの間の路地上にあります。お店は大きくはないんですが、茶色の看板&ディスプレイされたニット、そしてディスプレイ内に潜むワンちゃんを見落とさずご来店くださいね。場所柄もありますが、やはり日本人の方も知っている人は知っているらしく、全体の30%が日本人のお客様なんですって。

品揃えはどうでしょう?

お店の中に入るとフワッとユリの香りがしました。その香りに「ゆっくり見て行ってください。」って言われたみたい~と、感じたナビ。“ニットの魔術師”というだけあって、ザっと見た感じでも本当にニットが目立ちます。その素材も多種で、カシミア・シルク・コットン・ウール、はたまたラクダの毛!まであるとか。そして目にも鮮やかな多彩な色・いろ・イロ…それだけで温かい感じがして、まさしくこれからの時期にショッピングするのにピッタリのお店だな、と思いました。ほかには、マフラーや帽子、靴下などの小物まで。また、メンズラインも揃えられています。
ところで、以前は年配者向けのブランドというイメージが強かったそうなのですが、デザイナーが代替わりしたこともあり、お客様の年齢層の幅も広がったとか。その幅30~70歳までだそうです。最近では流行りのロングカーディガンやリゾート風のスタイルも提案。ドレスラインなども出てきています。

新作チェック!


この時期の新作だというコートから見て行きましょう。
まずはこちらのコート。見るからに温かさそう!ハンガーにかかっている時はわからなかったのですが、着てみるとこんな風にマント風になるんですね。フクロウみたいでカワイイ。襟の部分もひと工夫されています。チラッとのぞいた裏地がカワイクて、これは撮らねばとパチリ。動くとさりげなく見えて素敵でしょうね…
これらがそのほかの新作コート。こうやって見てみると襟元にボリュームがあるのが特徴みたい。マント風やAラインの形もそうですね。袖は完全な長袖ではなく五分や七分が多くて、下からニットをのぞかせるようにデザインされているのでは…

もっと気軽に「MISSONI」デビューしてみたい、という方には、帽子・マフラーなど小物も充実しています。しかも、ちゃんと「MISSONI」らしい幾何学模様などのデザインになっているので、コーディネートのアクセントとして用いてもよさそう。頻繁に割引セールも実施しているそうで、20~40%OFFになることもしばしばだとか。ぜひチェックしてみてください。中には、帽子とマフラーが同デザインでセット使用できるものも。ただ、注意すべきは、同じ商品がいちばん多くても4点までしか在庫がないんです。気に入ったら即買いした方がいいかも!?
帽子とマフラーが同デザイン

帽子とマフラーが同デザイン

色使いがステキ

色使いがステキ

「MISSONI」柄の靴下もありました。ズボンの下からこの柄がのぞいたら“媚びないオシャレ”って感じですよね。これからの季節にウレシイ手袋も新登場!ナビが取材に訪れた時はまだ店頭に並んでいなかったのですが、この時初めて今季物がお目見え。手首部分にブランドの特徴が出ていて丈も長め。見た目から温かみがあります。ニットのバッグも店内にいくつか飾られていました。ほんとに“ここにしかないデザイン”ですよね。

やはりニットがほとんどを占め、目立っていたので、パンツやスカートなどはあるのかな?と伺ってみたところ、ワンピースならオススメがある、ということで、早速見せていただきました。
かぎ編み風のワンピース。手編みではないのだそうですが、手編みみたいな細やかな印象を受けたナビ。中央下に模様の中心がありました。こちらは30代とはいわず、20代からなど幅広く好まれそうなデザインですね。

パーティーシーンに活躍しそうなのはこちらのワンピース。これも今季冬物なんですって。シルバーのラメ糸も編みこまれていて、近くで見るとキラキラと光っていました。とっても繊細な模様です。

メンズものも…

メンズものもニットや小物などが揃っています。ニットなどを見るとレディースより年齢層が上がって、40代以上の方、上は上限なく似合うのでは…と思いました。というのも、「ナビのお父さん、これ着たら似合いそうだな~」というのがあったんです。ナビ父はすでに60歳を超えていますから。どんな男性でも、「MISSONI」のニットを着たら、品格を備えたダンディーなメンズへと変身してしまうのでは?
メンズ小物はビジネスには欠かせないネクタイから。こちらにも“らしさ”が出ていましたよ。さすがにニット素材にはなっていませんが、その模様を見たら特徴を感じられます。ネクタイの数も結構あり、いろいろ選べますよ。メンズの靴下はレギュラーラインのほかにスポーツラインがあり、薄手でムレず通気性のよい素材になっています。さすがスポーツラインからスタートした「MISSONI」ですよね。そのほか、ベルトやパスケース、コインケースなどもありました。上ランクのプレゼントをしたい時などいいかもしれません。




さすが世界の一流ブランドだけあって、小物以外はなかなか気軽に手が出せる価格帯ではありませんが、日本で購入するより10~15%お安くなっているということはミミヨリ!また季節ごとに割引期間を設け40%OFFになったり、新作でなければ半額になることも!ナビが伺ったこの日も“5折(半額)”“6折(40%OFF)”というプレートを多く見かけましたよ。


スタッフさんも日本に住んだことがある方がいらっしゃって基本的な日本語はOK!もちろん「MISSONI」のニットを着ていらしたのですが、デニムと合わせていてステキだな~と思いました。固くなりすぎず、普段着使いできるのに上品で…これ1枚着ているだけで、ニットがすごく主張しているようでした。でも、その主張が過ぎることなく、いろんな色があるのにうるさくなることもなく…そんなところも綿密にデザインが計算されているからでしょうね。
以上、台北ナビでした。

記事登録日:2009-12-28

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    扎西多傑

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2009-12-28

スポット更新日:2014-11-13

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