信仰厚い台湾人が通う、参拝用品の卸問屋さんで台湾文化に触れましょー!
こんにちは、台北ナビです。今回は参拝用品専門の卸売り問屋「陳財美行」にやってきました。製造から販売まで手がけるこちらは1896年創業と、とても年季の入ったお店です。「お供えグッズでここにないものはないっ!」というくらい商品は豊富。今日は台湾文化に触れながら、伝統ある拝拝グッズやおもしろみやげを発掘してみたいと思います!
MRT雙連駅から民生西路をひたすらまっすぐ。参拝グッズの店、というからまぶしいくらいにギンギラギンなお店なんだろうな~と勝手に想像するナビ。だって、台湾のお寺ってやたらとカラフルで派手な感じでしょう?し、しかし店の前に立つと、思わず通り過ぎてしまいそうなほど謙虚な(?)佇まい。店頭に並べられた赤いランプや火を焚く炉が目印です。
創立1896年。100年をゆうに越えるその長い歴史の店は街の発展とともに成長してきました。この界隈は元々乾物問屋・迪化街にもほど近く、かつては商業の中心地として栄えた町。商売繁盛のために、人々は廟を築き、神を祭ってきました。とりわけ台湾の人は信仰が厚い!そんなことも相まって、この辺りには多くの参拝用品を扱う店が軒を連ねた、ようです。ただ時の流れとともに、今では店舗数も縮小。その中でも老舗として人々に愛されているのが、今日おじゃました「陳財美行」。こちらは昔ながらの手法で線香などを製作・販売する貴重なお店です。
扱う品はなんと5~6万種
奥行きはありますが、そう広くはない店内・・・しかし、隅々まで目を凝らしてみると、「あれは何?」「これは何?」というものが出てくる、出てくる。寺や廟で使うお線香、旧暦の拝拝の日に燃やす紙から家庭で祭る仏壇まで、ありとあらゆるものが置かれています。それに問屋価格でとってもお買い得!
「多くの人に需要のないものも置いておかないとね・・・」と、老舗のカガミ!ここにくれば拝拝グッズの全てが必ず揃うはず。
毎月旧暦の1、2、15、16日が拝拝の日。この日に道を歩いていると、道路上でお供えしていたり、紙を契って燃やしている人がいたり・・・という光景に出会えるはず。
台湾人のお宅に行くとよく見かけます、仏壇・・・小さいのから大きいのまで。
爆竹もこんなところで売ってるんですね~。(ただし、機内へは持ち込み禁止ですので。あしからず)
昔のお金の形をした置物。これを置いておくとお金がたまるとかたまらないとか・・・お金がたまるならぜひ・・・!
お線香は材料により値段も香りも太さも形も違うんです!日本人に人気なのは細く長いお線香だそう。
ナビは特に信仰する宗教も持ち合わせないため、マジメな拝拝用品よりも、ついつい面白いもの&かわいいものに目がいってしまいました~。ウケ狙いでおみやげにしてもいいんじゃない~?なんて思うものも多数。拝拝に興味がないあなたもちょっと覘いてみてください。楽しい発見があるかもしれません。
自動的にお経が流れマス・・・電子念仏機
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ブッダのお誕生日用のお線香!なんですって。
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台北ナビでした。