嶢陽茶行(長春旗艦店)

閉店・移転、情報の修正などの報告

投稿者:kyon2

口コミ掲示板わたしも、素人ですが・・・

2005-12-05
ちょこ 様

お茶系サイトの情報を総合しますと

>「阿里山茶」を「これは一番高級な高山茶。今は高山茶の
>ことを阿里山茶と呼ぶように変わった」

→誤り
 ※阿里山茶=阿里山麓で生産される高山茶の総称。
  割合新しい産地ですが、現在の台湾では
  生産量が最も多い。
  主産地は平均標高1,400mの「石卓」地区など。
  
>「高山・阿里山はそれぞれ山の名前で、別。
>高度が一番高いのが高山。高いところでできるお茶ほどおいしい」

→誤り
 ※高山茶=田田様のご説明のように、一般に標高1,000m以上の
  地域で生産されるお茶を指します。

  高山という「山」は存在しません。ただし、玉山(旧・新高山)
  山麓には、玉山茶の産地があります。

  高いところでできるお茶ほどおいしい=一般論としては正解
  ただし、製茶工程で失敗すれば、ただのお茶・・・だそうです。

>結局、私が買ったのは高山茶じゃなかったんじゃないかな〜と思うの
>ですがどうなんでしょう。

→たぶん、定評のあるお店ですから大丈夫でしょう。

 というのは、最近は大陸産・ベトナム産・インドネシア産の
 台湾(?)烏龍茶も出回っているらしいからです。

なお、台湾茶の「表示・表記」は
?茶樹の品種で表示される場合
?生産地域名で表示される場合
?生産地域の中でも細分された地区名で表示される場合

があります。?の中で標高1,000mのものを、?+高山茶。
また?や?+?で表現されることもあります。

翠玉→品種
金宣→品種(ただし俗称)
四季春→品種
(※他に青心烏龍、大葉烏龍、黄心烏龍、鉄観音などの品種)

阿里山→生産地域名        
杉林渓→生産地域・龍鳳峡の内、杉林渓地区
梨山→生産地域名
 福壽山→梨山の内、福壽山地区
 大満嶺→たぶん大禹嶺のこと→梨山の内、大禹嶺地区
     生産量が極端に少なく幻のお茶的に表現される
     ことがあります。
     ※日本のある台湾茶販売サイトでの話ですが
     今年の春茶が20g→2,625円で販売されていました。 
訪問日:2005/12/05