海亀ちゃんと一緒に泳げる!小琉球でスキューバダイビングを楽しもう♪初心者でも安心して挑戦できます
こんにちは、台北ナビです。
ナビは海亀がぷよぷよと泳ぐ様子が映されている動画を見て、絶対海亀ちゃんと一緒に泳ぎたい!とスキューバダイビングに挑戦してみようと心に決めました。今まで一度もスキューバダイビングをしたことがなかったのですが、「蜂潛水」でお世話になり、海の世界を堪能してきました!
小琉球の海亀ちゃん
小琉球で見られる海亀のほとんどは「綠蠵龜(アオウミガメ)」です。アオウミガメは顔の鱗片の大きさや形が個体により異なることを利用し、國立臺灣海洋大學海洋生態暨保育研究室が写真を撮って、識別登録しています。その数なんと現在160匹強にもなっているんです。識別登録しているアオウミガメはそれぞれにニックネームがつけられていて、好きなものやくせなども詳細に紹介されています。もちろん、識別登録されていない海亀も多く、小琉球のまわりには3~400匹ほどの海亀がいるそうです(季節により増減します)。
このアオウミガメ以外にも「玳瑁(タイマイ)」もかなりまれですが姿を見せることがあるそうです!
オーナーは日本語も可能!
日常生活のやり取りは日本語で問題なくできますが、スキューバダイビングとなると専門用語とか出てきたりするのかな?わからない中国語が出てきたらどうしようと、かなり不安でしたが、杞憂に終わりました。というのも、オーナーの陳勇智さんは日本で生活したことがあり、日本語での意思疎通が可能だったんです。
しかも、特に難しい専門用語が出てくるわけでもなく、ジェスチャーでほとんど意味が理解できるので、言語の心配をされる方でも安心して体験できなと感じました。
潜る前にお勉強!
全行程約2時間のプランでは、まず室内で簡単な説明が行われます。とにかく強調していたのが、「息を吐く」ということ。初心者は正しい呼吸と耳抜きができれば、ほかのことはインストラクターの方々が助けてくれます。
スキューバダイビングの基本的なことがわかれば、外でゴーグルをつけ、レギュレーターをくわえての練習です。呼吸の方法、ゴーグルに水が入ったときの対処方法など、実際の海の中で何度も使った技術を練習します。
海に入る前にすべての不安をなくすというのが、最も大切なこと。こんなこと聞いてもいいのかな?などと思わず、何でも聞いてみてください。バカらしい質問でも、きちんと答えてくれますよ。疑問がなくなったら、水着を着て貸し出してもらえるウェットスーツを着用し、準備完了。ダイビングスポットまで車で送ってもらえます。
海に到着!でも、息をするのがこんなにも難しいなんて……
ダイビングスポットに到着し、期待いっぱいのみんなとパチリ
ダイビングスポットに到着したら、タンクを背負い、重りをつけてもらい、フィンを手にしていざ海へ。まずは浅いところで呼吸の練習からスタートです。「呼吸するだけでしょう?余裕だよ~。」と思っていたナビですが、甘かった!レギュレーターを通しての呼吸は慣れるまで、苦しくて苦しくて……。何度かもう諦めようと思ったほどです。
しかし、ナビを担当してくれたインストラクターの紅豆が根気強く付き合ってくれ、ナビの手をギュっと握ってくれ、特訓を続けてみました。すると、息を大きく吐くと、苦しさから開放されることに身体が会得したようです。頭では理解していたはずなのに、実際するのでは大違い!
問題なく呼吸ができると紅豆が判断すると、ここから深く潜っていきます。
といっても、初心者のナビは特に何もする必要はなく……。紅豆がナビを引っ張って色んなところに連れて行ってくれます。耳抜きのタイミング、空気の残量の確認、マスククリア(マスクに水が入った時の対処)等を指示してくれるので、言われるがまますればOK!経験豊富なインストラクターがずっと付き添ってくれるから、安心して海の世界を楽しめるんです。
ダイビング中の写真も撮ってくれますよ~♪
ある程度潜ると目の前が一気に開け、今までテレビでしか見たことのない海の景観がパァ~と現れます。珊瑚でできた島だけあって、珊瑚に隠れているカクレクマノミを目の前で見られて感激!
そうこうしていると、海亀がナビの左手を優雅に泳いでいるではありませんか!!と思えば、少し前に海亀がのっこらしょっと休憩している姿も……。こんなに海亀ちゃんが見られるなんて感動!と思っていたら、小琉球では海亀を見られないことの方が珍しいといわれているのだそう。
ナビが潜った日は台風前で海が透き通っておらず、海亀ちゃんと記念写真はできなかったことだけが、残念でした。
しかし、初めて潜って見た海はカラフルでどれだけ見ていても飽きることのないものでした。海の生き物たちがそれぞれのペースで生きている姿を見ていると、何だか陸のストレスがバカらしく思えてしまうほど。実際海の中で潜っているのは30~40分なのですが、もっと長く潜っていたような錯覚に陥るくらい、言葉に表せないほどの感動をもらった気がします。この体験が忘れられず、もうすでにまた潜りに行きたくなっていたりしています。
陸にあがり、達成感いっぱいのナビでしたが、車や船に酔いやすいナビ友はグロッキーに……。なんでも、緊張していたみたいで、きちんと息を吐きいれないまま潜ったため、ほかの人よりも波に揺られてしまったのだとか……。酔い易い方は、しっかりと息を吐くか、酔い止めリストバンドをして臨むことをオススメします。
お世話になったインストラクターの皆さんとパチリ!楽しい時間をありがとうございました☆
ナビは超がつく初心者でしたが、「蜂潜水」には経験者のリピーターの姿も見られ、こちらのサービスのファンも多いのだなと感じました。また、西欧のお客さんも多く、台湾国内だけに留まらない人気のようでした。
以上、また海亀ちゃんと一緒にプカプカ泳ぎたいナビがお届けしました。
画像提供:小琉球 蜂潛水海洋俱樂部&今喜旅行社股份有限公司 廖英一執行長
取材協力:大鵬灣國家風景區管理處、大鵬灣電子旅遊套票(
https://dapeng.welcometw.com/post/activity.html)