穴場です。猫村でトロッコに乗ろう!
こんにちは、台北ナビです。
猫村で有名な猴硐に、実はトロッコがあったってご存知ですか?十分の「台湾煤鉱博物館」や九份の「金鉱博物館」、そして、「烏來」にあるのは知っていましたが、ココにもトロッコがあったとは!猫村の方に行く猫橋を渡るのではなく、その反対側の運炭橋を渡ったところにあるのが「猴硐坑休閒園區」です。
日本人はなぜかトロッコ好き、多いですよね(笑)ナビたちもさっそく体験してみましたよ。
猴硐坑
伝承では、昔むかしこの地区の山壁に無数の洞窟があり、猿が多く棲み付いていたので、猴洞という地名が付きました。その後、人間が洞窟を石炭採掘に利用し始め、猿たちは徐々に少なくなりました。
当時、猴硐坑が開採されたのは1911年のこと。猴硐はもともと地名で、いくつかある中の炭坑のひとつが「猴硐坑」と名付られました。
トロッコに乗る前に
まずはチケットを購入します。チケットは運炭橋を渡ったすぐ目の前の小屋で販売しています。料金は1人150元。中学生以下、65歳以上、障害者の方は優待価格の120元。30人以上の団体の場合も1人120元となります。
ナビ達が着いた時には、他のトロッコが園内に行っていたのでそれが戻ってくるのを待つことになりました。トロッコは平日で10往復ほど、休日は20往復ほどしています。もし、人数が少なくても係りの方が頃合いを見てトロッコを発進させています。と、前のトロッコが戻って来たのでナビ達も乗車準備です。
チケット販売所の前にトロッコ乗り場があります
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カラフルなヘルメットが用意されていました。おそらく被っていいものだと思われます
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トロッコに乗り込んだら、出発進行!
びっくりしたのは、約100年も前のトロッコが未だ走れる状態で置いてあったこと。相当メンテナンスを十分にしているんでしょうね。ナビたちは残念ながらそれには乗れませんでしたが、見られただけでも満足でした。さぁ、出発した!と思ったらなんと遅いこと(笑)時速何キロなんでしょう??人が歩くよりも遅いスピードでゆっくりゆっくり進みます。トロッコで園内を周る所要時間は25分間と聞いて、結構長いんだ~と思っていましたが、出発してみてなぜそんなに時間がかかるか、すぐわかりました~!
トンネルの中は、微かな灯りだけでほとんど真っ暗のところもあり。途中で当時の労働者を模造したマネキンも置いてあり、薄暗い中に急にあったのでちょっと不気味な感じもしてしまいました。更にトンネルの天井部分から水滴がポタポタと落ちてきてびっくり。
途中下車して、いろいろ体験!
トンネルを抜けた先では、実際に当時の炭鉱の仕事を体験できるコーナーがありました。当時使っていた手押し車や掘削ドリルなど、労働者は重労働で大変だったことでしょう。ナビも実際に体感しました。
中でも手押し車は他の人たちがスイスイ押して進んでいるに、ナビたちはなかなか進まず、同じところを行ったり来たりしてしまい、スイスイ漕いでいた人たちに違う、違う!こうやるのよ!など、指導を受けてしまい、コツが要るんだねと思いました。掘削ドリルはかなり重たく、振動もすごかったです。しっかり地に足をついてドリルを握っていないと、掘削はできません。このようマシーンなどを今でも体験できるように修復してあることもすごいと思います。
再度トロッコに乗車し、帰路へ
いろいろ体験できた後は、またトロッコに乗り込んでゆっくり進みます。次の場所にも体験コーナーがありましたが、そこはスルーしてトロッコは帰路につきました。トロッコ乗車場付近にはカフェや火鍋や定食などの食べられるレストラン、お土産物屋さん、文物館などもあります。
猴硐に行ったら、猫村だけではなくトロッコも是非体験してみてくださいね!
以上台北ナビでした。