リノベーションが施された緑あふれるステキな路地、心ときめく店舗が立ち並んでいます
こんにちは、台北ナビです。
のびのびとした気分になれる台中の街。特に勤美術館(CMP Block Museum of Arts)周辺の環境は、その広々とした空間とのどかな雰囲気に建物や風景、人間まで、このエリアの空気全体が美術館そのもののように感じられます。
北には国立自然博物館、国立自然科学博物館、市民広場、勤美誠品緑園道、藝文空間、国立台湾美術館、グルメ街道などが集結し、常ににぎわっています。週末はフリーマーケットも行われています。が、人は増えてもそのゆったりとした環境のおかげで、常に穏やかに心休まるスポットなんです。
「范特喜」エリア
勤美術館が位置する通りは草悟道といい、緑豊かなクリエイティブ空間ですが、草悟道と平行に伸びる中興街を境にして、市民広場と反対側に「范特喜」(Fantasy)というエリアが広がっています。「范特喜」は、台中市美村路一段117巷を起点として発展してきた、古い建物に綠を組み込ませて再創造するというコンセプトを持つ空間のこと。新しい豪邸がどんどん建っているところではなく、すでにこの場所で生活している人々がいつも感じている小さな幸せを大切にしつつ、新しい息吹を吹き込んだエリアなのです。
「范特喜」(Fantasy)は、2012年に美村路一段117巷を発端として、向上北路の7号店「陳允宝泉」、中興街の9号店「新手書店」が続き、現在は中興一巷の路地一帯が「范特喜」の「緑光計畫」(Green Ray)として、注目を浴びています。この路地は、2013年に自來水公司の12棟の老宿舍を改造したもので、どの店舗もMIT(Made In Taiwan)のいい物を押しています。
現在「范特喜」をテーマにしたエリアは台中市内だけでなく、宜蘭県の烏石港、新竹の關西、台中西區/中區、雲林市の雲中街にまで広がってきています。
さて、「緑光計畫」(Green Ray)の中興一巷から入ってみると…
この日は雨模様で空はどんよりだったのですが、生きる糧を浴びた緑は生き生きとし、緑と対照的なコントラストを持つ赤レンガも映えていました。
緑光+marute
ちょうど牛久保賢二さんの写真展が開催されていて、日本人スタッフもいました。
レンガ壁に貼られた中興一巷MAP
蔵香經典首飾
建物に合うレトロな店内で、商品はアンティーク感も漂うアクセサリーが多かったです。
FantacyStory、Seebee‘s、河邊生活台中店、Cani生活と続きます。
冨雨洋傘
MITの傘は有名ですが、カラフルで買いたくなるような傘がたくさん並んでいました