客家のショウガ料理を自慢とする「薑麻園」という田媽媽餐廳も備えた、見晴らし抜群のレジャーファームです!
こんにちは、台北ナビです。
今日は、雲也居一休閒農場(Mile High Café Leisure Farm)にやってきました。雲也居一レジャーファームが位置する苗栗県は、北部は新竹県、南部には雪山山脈を境に台中市、西は台湾海峡に面しています。山地が全体の80%を占める県で、これが「山城」の雅号を持つ由縁となっています。客家人が多く住む地方でもあるので客家文化園區があり、季節ごとに客家のお祭りやイベントなど特色ある客家文化に触れられるところでもあります。
雲也居一ファームは、標高700m、大雪山を望み、夏の平均気温は26度。台湾の避暑地と言えますね。冬場は雪景色や雲海も望める風光明媚のいいところです。ファームのある大湖郷はイチゴの産地としても有名ですが、桃や梨、スモモも採れ、1年中フルーツ狩りが楽しめます。また、こちらのご自慢は、本場の客家料理!特に1年中採れるショウガを使用した各種料理が有名で、これを食べに台湾各地からお客さんたちが訪れるんです。美食とフルーツ狩り、登山や散策、宿泊施設もそろっている「雲也居一レジャーファーム」、今回は特にその料理とフルーツ狩りにスポットをあててみます!
ショウガの客家料理レストラン「薑麻園」
レストラン前のショウガ雪だるま人形
雲也居一レジャーファームは、ショウガ料理の「薑麻園」という田媽媽餐廳を経営しています。台北ナビでも何軒かご紹介してきましたが、「田媽媽餐廳」というのは、その土地の食材を上手に使って、美味しい料理を提供するレストランに与えられる認定なのです。
オーナーの彭麗貞さん曰く、日本統治時代、この土地は樟脳の産地だったそうですが、ショウガもよく植わり、やがてここへショウガを採りに行く人が増えてきました。ショウガを採りに行くというという発音を客家語に当てはめて、字を書いたら「薑麻園」となったそうです。ショウガを採りに来た人たちに提供し始めた食事が評判となり、やがてここはショウガを使った客家料理で有名に。その後「田媽媽餐廳」の認定も受け、更にフルーツ狩りや宿泊もできるレジャーファームとして、1年中お客さんが絶えない人気のスポットになりました。
大人気です
今回ナビたちは人数が多かったので、1テーブル約4000元のコースをいただきました。メニューには4500元と3200元のコースがありますが、予算でアレンジもしてくれます。2人の場合は小さな鍋と3品の合計700元でアレンジできるそうですが、レストランスペースが大きくないのと、週末はかなり込み合うので予約は必須です。
鮮果三拼(前菜)
魚の揚げ物、カボチャの天ぷら、エビマヨが並んだ前菜で、自慢の梅が中央にあります。カラッと揚げた魚に甘酸っぱいソースとショウガ、ネギ、唐辛子を散らしたのが特に美味で、ナビはかなり食べてしまいました。