青磺泉と白磺泉が両方1度に楽しめる~!裸で水着で、大浴場で個室風呂でSPA温泉で、好みに合わせて選べる温泉が魅力です!
こんにちは、台北ナビです。
紗帽山温泉エリアには多くの温泉&レストランがひしめき合っています。どの温泉にしようかな?本日は、そんな魅惑の温泉エリアで、取材班の心をグッとつかんだ温泉「皇池1館&2館」をご紹介します。
日帰り温泉施設です
「皇池1館&2館」は正式名称「皇池温泉御膳館」。
紗帽山温泉にあるほか多くの温泉同様、食事と温泉入浴が楽しめる施設です。宿泊施設はありませんが、台北市中心部から40分ほどで到着するので問題なし。「温泉行きたいな~!」と思ったらスグに出発!ひとっ風呂浴びて、おいしい物をいただいて、気軽にリラックス~♪そして次の観光地へゴー!と、できちゃうそんな場所なんです。
青・白どちらも楽しめる贅沢風呂!
受付にあったホクトライト
紗帽山温泉は場所によって湧き出る湯の泉質が違うのだとか。広く楽しめるのは白濁した白磺泉と呼ばれる白い湯。ちょっとぬめりのあるお湯は、疲労回復を助け美肌効果あり。
また、世界的にも希少価値の高いお湯は青磺泉と呼ばれる透明度の高い湯。皮膚炎・関節痛・筋肉疲労に効くというこちらは、北投温泉のホクトライト(北投石)との関係でも有名ですね。青磺泉は、北投温泉と秋田県玉川温泉だけで入浴可能かと思えば、北投温泉と隣合わせのここでも場所によっては湧き出ているそうです。とはいえ、湧き出る場所が限られているばかりか量も限られていて、とても貴重なのだそう。そんな珍しい湯に浸かれるのがココ。「皇池1館」では青磺泉と白磺泉の両方を1度に楽しむことができるんです!
さまざまなタイプからお好みで
施設は24時間営業(食事は12時~深夜0時まで)なので、フラッと立ち寄りやすいのもポイントです。さらに、2つある施設(1館&2館)は隣合っていて、ご希望のお風呂タイプで選ぶことができます。受付はそれぞれ異なるので、入浴したい館に直行してくださいね~!
1館
こちらは男女別の裸で入る大浴場がメイン。「やっぱりお風呂は裸じゃなきゃネ!」という人におすすめです。湯船は青磺泉・白磺泉・SPA水療温泉(打たせ湯)・水風呂の4つがあり、温度は40℃前後(女湯)。それにプラスしてサウナ・スチームサウナ・マッサージ室(マッサージは別途要費用)が併設されています。
250元/人(時間制限なし) ※400元以上の食事で入浴無料 ※早朝5:00~10:00は入浴料が120元になります。(2016年12月現在)
画像提供:皇池
2館
こちらは友人同士や家族連れに最適な水着&キャップ着用の男女混浴風呂です。混浴風呂といっても温泉プールのようで、SPA温泉といったところ。数種あるそれぞれの湯船は、打たせ湯・寝湯・ジャグジー・子供プレイ湯・サウナ・スチームサウナなどがあり、さまざまな湯を渡り歩きながら長時間ゆっくりできそう。意外なことにこのエリアでこの手の水着着用混浴SPA温泉はここだけ。友人・家族とワイワイ浸かりたい人にはとりわけおすすめです。泉質は白磺泉。
250元/人(時間制限なし) ※400元以上の食事で入浴無料
2館には足湯があります
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レストラン。中庭に面した個室もあり
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2館の案内。いろんなお風呂があります~
1館&2館
カップルや小さい子供連れにおすすめなのが個室風呂。1館2館どちらにもありますが、ナビ的には1館の個室風呂がおすすめ。お部屋自体が広々としていてゆ~ったり!決して小さくはない湯船が小さく見えるほどです。さらに、部屋向きによっては明るい光が差し込む造り。暗く狭い家庭のお風呂と変わらないような個室風呂が多い中にあって、こちらは気持ちよくお湯に浸かれそうです!
2館はちょっと暗め
ただ残念なのは貸し切り時間の短さ。平日は40分、休日は30分です。これだとなんだかあわただしく時間に追われそう!?とはいえ、時間に厳密なのは冬季の混雑時のみ。冬場は待ち時間必須なので、多くの人に楽しんでもらえるようこのような時間設定をしているそうです。それほど混雑のない夏場はここまで時間に厳しくはないとのこと。ある程度の時間オーバーは多めに見てもらえるそうですよ!
500元/2人(平日40分、休日30分)
お食事も見逃せない!
自家製の梅ジュースも美味~♪
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点心類がい~っぱい!!!
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食事は中華料理を中心に日本料理もあり。おすすめは断然中華!看板メニューの砂鍋粥をはじめ点心類が豊富で、小籠包や葱油餅、蒸餃子、牛肉捲餅など人気です。なんと、お食事400元以上で大浴場の入浴が無料です。これはお得!(お風呂を先に済ませたい場合は受付時に申し出てください)
※食事は別途サービス料10%がかかります
手ぶらでOK?
思い立ったら即温泉。観光途中でプラン変更してやってきたはいいものの、タオルやシャンプー持ってないよ~!そんな人もご安心を!基本手ぶらでOK!
シャンプーとボディソープは浴室に備えられています。リンスやメイククレンジング、ローション類はないので必要な方はあらかじめ準備してくださいね。またタオルも持参がベター。浴用タオル・バスタオルともに貸し出しは行なっていません。かわりにタオルの販売(100元)があるので持参してない方は受付時に購入を!ドライヤーは洗面所に備えてあり無料で使えます。ブラシはありませんので持参するか入浴グッズ(250元)を購入するとブラシもついてきます。また、長風呂予定の方はたっぷりと汗かくので、浴室にお水を持って行くのがよいでしょう。こちらも受付で購入可能(20元)です。2館のSPAをご利用の場合、あらかじめ水着とキャップを用意するのが望ましいでしょう。持っていない場合には2館受付脇でも販売していますが(数百元~)、デザインはTHE台湾風なハデな柄が多かったです…。
シャンプーとボディソープ
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シャワーキャップは入場時にもらえます
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ナビも温泉体験~!
画像提供:皇池
さて、ナビ取材班も 取材を終えて1日の汗を流そうと再び「皇池」に舞い戻って来ました。さまざまなタイプから選んだのは1館の裸で入る大浴場。更衣室のロッカー(20元)に荷物をしまっていざ、浴室へ!(更衣室は日本同様、浴室とは分かれています)
オオオー!浴室は大勢の人。平日の午後だというのに結構な混雑です。週末だったらもっとすごいんだろうなぁ…。多くは地元のオバ様方。皆、思い思いのスタイルで温泉を楽しんでいます。
普段のナビはもっぱら個室風呂派。なぜなら台湾の大浴場は常連さんが目を光らせていて、ルールに乗っ取った入浴をしないとあれやこれやとご注意を受け、なんだか落ち着かないから。今回もちょっぴりビクビクしながら浴室へ向かったのですが…。
画像提供:皇池
…でも、そんな心配ここでは無用でした。
湯船に腰掛けておしゃべりしていたり、湯船の脇で体操(?)していたり、椅子に腰掛けて眠って(!)いたり、お水飲んだり、お菓子食べたり…。中には寝転がって足を高く持ち上げているオバ様にはビックリ! 素っ裸でくつろぎすぎではありませんか…!!!お菓子を食べている(ドライフルーツみたいなもの)のにもビックリ!思わずジ~ッと吸い寄せられるように見入ってしまうと、「あ~んして♪」といって口の中に1つ放り込んでくれました…。アハハ~!
どうやらここにはお風呂の番人はいない模様。代わりにゆるーい何でもアリな空気が流れていて、かなりリラックスできました!
もちろん、お湯は最高~!
画像提供:皇池
数日前からアレルギー性の湿疹に悩まされていたナビは、当日ペンを持つのも痛いほどで手袋をはめての取材活動でした。しかし、お湯に浸かったら…肌はすっかり潤って痛みがとれてだいぶ快復。ここぞとばかりに青磺泉と白磺泉を交互に何度も入ったので、どちらの湯が効いたのかはナゾですが、身を以て泉質のよさを実感したのでありました。
みなさんも「皇池」で温泉体験してみませんか? 青磺泉と白磺泉、どちらの湯も1度に楽しめるのでとってもお得ですよ~!
以上、台北ナビでした。