フレンドリーな占い師さんで、リラックスして占いを受けられます。四柱推命にプラスして、手相と顔相も見てもらっちゃいましょう。
こんにちは、台北ナビです。
私事ですが、最近いろいろと悩みを抱えていたナビ。
そんな時はスピリチュアルな意見も聞いてみよう!ということで、龍山寺の占い横丁にある占い館「洛預軒」に運勢を占いに行ってきました~。
占い師の李沛儀さんはとても気さくで、リラックスして占いを受けることができました。
龍山寺地下街の占い横丁
台北の占い横丁といえば、行天宮を思い浮かべる人も多いと思いますが、MRT「龍山寺」駅直通の地下街にもたくさんの占い館が入っています。龍山寺にお参りに来たついでに占いをして帰るのもいいかも。
ただ、龍山寺地下街は標識がわかりにくく、占い横丁にはどうやっていけばいいのか少し迷ってしまったナビ一行。占い横丁はMRT「龍山寺」駅の出口1を出て、地下街に入った奥のほうにあります。ちょっと入り組んだところに入ると怪しい雰囲気が漂っている場所もあるので、占いだけが目当てという方は、下記の写真の通りまっすぐ占い横丁を目掛けて歩いてください!
フレンドリーな占い師の李沛儀さん
ナビが今回おじゃましたのは、占い横丁三区にある「洛預軒」。占い師の李沛儀さんはとてもフレンドリーで、気さくにいろいろな話をしてくれます。東京で1年間日本語を学んだ経験もあり、日本語も話せます。
ただ、さすがにペラペラとまではいかないので、もしも質問の意味がよく通じなかったり、李さんの言葉が聞き取れなかったら紙に漢字を書くなどしてもらったほうが良さそうです。気さくな方なので、しつこく聞いてもやさしく対応してくれますよ。
李さんは占い師歴10年以上。御年50歳とのことですが、お肌もつやつやでとても若くみえます。占い師になる前は企業で人事マネジメントをしており、面接をすることも多く、そこで顔相について少し学んでいたそう。
その後仕事をやめて1年東京で日本語を学んだ後、占い師の先生や書籍で占いを学び、他のお店で経験を数年積み、3年前龍山寺占い横丁に自らの占い館をオープンさせました。
40代後半で新たなことを学び始めるというパワーはすごいですよね。
占い師の李沛儀さん
日本には過去に何度もいっているという李さん。東京や関西、東北、九州などいろんな地域をすでに旅しており、次に行きたいのは四国なのだとか。四国出身の方は李さんとの会話に花が咲くかも(?)
易の概念を表す「周易大義」。墨で書かれた時は悪よけの意味があるのだそう
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中国のことわざも飾られています
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得意分野は四柱推命
四柱推命が得意
李さんが得意とするのは、
四柱推命(1000元)。
四柱推命は、生まれた年・月・日にち・時間を使って占います。
時間まではちょっと分からないという方も少なくないと思いますが、時間がわからなくてももちろん大丈夫です。しかし、時間がわかったほうがベター。四柱推命では2時間単位で占うので、何時というのだけで十分です。何分というところまでは不要です。
四柱推命では生年月日から恋愛運や仕事運、性格などさまざまなことが占えます。
四柱推命では、性格、恋愛運、結婚運、仕事運、健康運、ラッキーカラーなどを占ってもらえます。生年月日時と、氏名を紙に書いて占いはスタート!
パソコンに出てきた占い結果
李さんはパソコンを利用して占ってくれます。パソコンに打ち込んで出てきた四柱推命表を見ながら占い結果を教えてもらいます。
四柱推命表にはたくさんの漢字が書いており、占い初体験のナビにはさっぱりわからず。質問ずくしのナビにも、李さんは丁寧に四柱推命表に書かれているいろいろな言葉の意味を教えてくれました。
アラサー独身ナビが一番気になるのはやはり結婚運!
残念ながら結婚運はあまりよくなく、5年後くらいに次のチャンスが訪れるそう。その後はさらに10年後とかになるそうなので、5年後に何としてでも結婚したいと思ったナビなのでした。その代わり、仕事運は良いそうなので、これからしばらくは仕事を頑張ることに致します。
結婚運を表す「正官」が少な~い(涙)
「正官」というのが結婚運を表します。
ナビはこれがひとつしか無いのです。
それとは反対に3つも出ているのが「傷官」。これは外的才能とリーダー運を表しているそう。
占いは時間制限がないので、聞きたいことは遠慮せず聞いて見てください。とはいえ、待っているお客さんがいる場合もあるので、だいたいひとり30分くらいが目安なのだそう。
また、1000元は少し高いけど、少しだけ占ってほしいという方は、500元で聞きたいことを3項目だけ選んで占ってもらうことも可能だそう。
四柱推命表はプリントアウトしたものに結果を書いてもらい、持ち帰れます。
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お年玉などを入れるのにも使われる「紅包」に入れて渡してくれました。
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プラスで手相・顔相も
手相・顔相のあわせ技がおすすめ!
四柱推命は生年月日時を使用するため、先天的要素が強い占いですが、手相や顔相には後天的要素も含まれます。
さらに、手相や顔相は世界にふたつと同じものがない、自分独自のもの。よって、四柱推命に加えて手相・顔相を占ってもらうと、より詳しい運勢がわかるのだそう。
手相は右手で見てもらいます。右手は後天的運勢、左手には先天的運勢が表れているのだそう。
ナビは成功線と感情線が指と指の間に落ちるように伸びているため、運勢が落ちるのを防ぐために、中指に指輪をはめるといいというアドバイスもしてもらいました。
「ここが落ちてるよ~」と教えてもらいました。早速指輪を買わねば。
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手相占いでは、手のシワだけでなく、指の長さや太さなどもチェックします。指が細いと、手先を使う職業が向いてるのだとか。
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顔相
顔相では、眉、目、鼻、口、あご、輪郭などを見ます。
ナビが注意されたのはほくろ。ほくろがあると、運勢を停滞させてしまうのだそう。例えば、小鼻は貯金運を表すため、小鼻にほくろがあると貯金運が下がってしまうのだとか。ほくろは除去するのをオススメされましたが、それはちょっと悩んでしまいます。
李さんの顔には見事なまでにほくろがありませんでした。
ほくろを指摘されるナビ
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李さんの顔にはほくろがありません!
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もしも、家族やパートナーなど、非同行者の顔相を見てもらいたい場合は、写真でも大丈夫です。その場合は顔がはっきりと写っているものがベター。
米占いにもチャレンジ!
米占い
ナビは
米占い(1問につき500元)もしてもらうことに。
米占いは、つまんだ米の数によって運勢を占います。占い師によっては、普通の白米を使っている人もいますが、李さんのところでは「朱砂」という神様にお参り済みの赤い米を使います。中華文化では、米や塩は幸運と関係があるものであるため、米を使っているのだそう。
米占いでは、物事の吉凶を占います。
例えば、家を買うときの方角や、病気が良くなるかなどの質問がよく聞かれるそう。
おまじない中の李さん
最初に占ってほしい内容を李さんに伝え、李さんがおまじないを唱えている間に、心のなかで自分の名前、住所、質問する内容を唱えます。神様は万能なので日本語でOKです。
その後、左手で米をつまみ、左側から3つのお皿にそれぞれ米を入れていきます。
李さんも真剣そのものです
米の数によって結果を出すのですが、これが想像以上に複雑そうでした。
李さんはいろいろな資料を見ながら、時間をかけて占ってくれました。この結果も先ほどの四柱推命の結果と合わせながら教えてくれます。
米占いは、現在のことだけでなく、未来のことまでを総合して占ってもらえます。
ナビが聞いたのは、仕事を日本でするか、台湾でするかについて。李さんから指摘されたことが、まさに悩んでいる要素に関連していて、びっくり。占い結果に加えて、李さんの経験上での意見も合わせて聞かせてもらい、なんだかカウンセリングを受けているようでした。
占いメニュー
ナビが体験したもの以外にも、姓名判断や結婚に関する日取りの占い、紫微斗数などの占いがあります。日本人は名前を変える人は多くはないですが、台湾では占いで名前を変えたり、子どもの名前を付けたりするのは比較的一般的。
ナビの前に占いに来ていた台湾人のお客さんは、自分の名前に違和感を感じていたそうで、姓名に関する占いをしにきていました。名前を変えるのは難度が高いですが、ニックネームを変更することでも運勢は変わるそうなので、気になる方は試してみてください。
こちらは結婚に関する日取りを決めるもの。新郎新婦だけでなくそのご両親の運勢もあわせて決めていきます
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姓名占い
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開運印鑑も作れます
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開運ブレスレットも売ってあります。こちらはすべて天然石。各300元
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気さくでおしゃべりな李さんの占いはとても和やかに進行していき、安心して話ができました。実は今回はじめて占いを体験したナビ。いままで興味があったものの、「悪いことをいわれたらどうしよう」というのが気がかりでなかなか実際に占いをしてもらうところまでは行けなかったのですが、今回体験してみて、気持ちがとてもスッキリしました。李さんはいちおう結果をストレートに伝えていいかも聞いてくれるので、悪いことは聞きたくないという方は、あらかじめ先に伝えておくといいかもしれません。
以上、晴れやかな気持ちになれた台北ナビがお送りしました。