花泉農場(宜蘭県)

花泉有機休閒農場

閉店・移転、情報の修正などの報告

湧き水があふれ出るレジャー農場、ジンジャーリリージュースもさわやか!

こんにちは、台北ナビです。
台湾で行楽をするにはレジャー農場が最高。そして、そのレジャー農場が一番多いのが、台湾東部の宜蘭県。学校はもう夏休みに入っているある日、ナビは「花泉農場」という、まさに花と泉が売りのレジャー農場へ行ってきました!敷地の広さもさることながら、きれいな湧き水がどんどんあふれ出していて、動物や鳥、植物は自然のまま。台湾で言う野薑花(ジンジャーリリー)が多く植生していて、それらを使った料理が食せるということで訪れる人も多いレジャー農場がここ「花泉農場」なのです。気さくなオーナー夫婦(楊六科さん、李麗秋さん)に迎えられ、まずは農場内を散策!

花と泉の農場!

このブランコにはのらなきゃ!

このブランコにはのらなきゃ!

池にはバリアフリー用のはしごも

池にはバリアフリー用のはしごも

田んぼ道を車が入っていき、降り立ったところの入口右方に、湧き水があふれ出る池がありました。中央にブランコがぶら下がり、子供たちは順番で足をつけてはしゃいでいます。水はひんやりして気持ちよさそう。ナビも足をつけたいなと思っていたら、レトロな雑貨屋さんのような建物の横から、オーナーの楊さんがやってきました。「やあ、ここも建て直そうかと思ってるんだけどねえ、やることがいっぱいあってなかなか手につかないんだ」「ここ、雑貨屋さんみたいで雰囲気あっていいじゃないですか」と、ナビが言うと、そういうお客さんも多いんだけどね、とやおらカブトムシが入っている箱を開け、こいつもう何年もここにいるんだよ、と…。かなり大きなカブトムシで、お客さんが捕って置いていったそうな。豊かな自然と楊さんの手厚い世話の下、とっても元気そうです!
裸足になって足をつけてみて

裸足になって足をつけてみて

魚も泳いでますよ

魚も泳いでますよ

レトロな風情

レトロな風情

食事注文などもこちらでどうぞ

食事注文などもこちらでどうぞ

ここがカブトムシくんのお家

ここがカブトムシくんのお家

楊さんは毎日カブトムシが下に落とした木クズを上に持ってきて、スプレーで湿気を与えています

楊さんは毎日カブトムシが下に落とした木クズを上に持ってきて、スプレーで湿気を与えています

でっかい

でっかい

こちらも生きてます、名前ご存知の方、ナビに教えてください!

こちらも生きてます、名前ご存知の方、ナビに教えてください!


楊さんは、池から案内してくれました。日本でも井戸水の汲み上げに使用するものを池の横に設置して、勢いよく押すと水が向こうにビュッと飛んでいき、子供たちは楽しく遊べます。

池はナビも最後に遊んだので、後ほどまた紹介しますね~。
「花泉農場」は、自然を破壊することなく、自然を自然のまま上手に保護活用していることから、楊さんは、かつて宜蘭県から何回も表彰されたことがあります。
「花泉農場」の看板である野薑花(ジンジャーリリー)がたくさん生えている場所にきました。ジンジャーリリーは、白い色だけかと思っていたら、実は5種類の色がありました。白と白に真ん中が黄色、アイボリー、薄いオレンジ、薄い黄色。農場では、色を使い分けて、食事に彩りを添えています。  
ドラム缶など廃棄物を使って、自然の中にうまく取り入れています ドラム缶など廃棄物を使って、自然の中にうまく取り入れています ドラム缶など廃棄物を使って、自然の中にうまく取り入れています
ドラム缶など廃棄物を使って、自然の中にうまく取り入れています ドラム缶など廃棄物を使って、自然の中にうまく取り入れています ドラム缶など廃棄物を使って、自然の中にうまく取り入れています

ドラム缶など廃棄物を使って、自然の中にうまく取り入れています

水車も役割があるし

水車も役割があるし

食事も外で

食事も外で

ナビたちもこの特等席で、ジンジャーリリー料理を食べました

ナビたちもこの特等席で、ジンジャーリリー料理を食べました

こんな風にジンジャーリリーがそこかしこに!

こんな風にジンジャーリリーがそこかしこに!

もちろん白が一番多いのですが

もちろん白が一番多いのですが

黄色やオレンジもあります

黄色やオレンジもあります

歩くだけで面白い

アヒルも仲良く泳いでいました

アヒルも仲良く泳いでいました


ガチョウをこんなに近くで初めて見たし、ナビ、直接エサをあげたのも初めて。
ガチョウのくちばしは丸まってるので、痛くなかったし、くすぐったかったですね。 
人懐っこいガチョウです 人懐っこいガチョウです 人懐っこいガチョウです

人懐っこいガチョウです

さらに奥に進むと、一番透明度が高いきれいな湧き水の池がありました!

さらに奥に進むと、一番透明度が高いきれいな湧き水の池がありました!

コーヒーの木もあります

コーヒーの木もあります


「花泉農場」では、有機コーヒーが飲めます。
植物もいろいろあって、どれも生き生きとしています。
歩きながらいろんな発見ができますよ~!
レモン見つけた!

レモン見つけた!

バナナも!

バナナも!

サボテンの一種?花がかわいい

サボテンの一種?花がかわいい

こちらは木の幹に葡萄が生える木、宜蘭に多いんです

こちらは木の幹に葡萄が生える木、宜蘭に多いんです

食事をいただきました!

奥さんの李さん手作りの漬物(醃脆瓜)もいただきました、チマキや水餃子を食べながらつまむとおいしい、こちらで販売しています

奥さんの李さん手作りの漬物(醃脆瓜)もいただきました、チマキや水餃子を食べながらつまむとおいしい、こちらで販売しています


野薑水餃 ジンジャーリリー水餃子
あっさりとして、上品な味の水餃子。中身はネギ、にんじん、キャベツ、ジンジャーリリーの花、豚肉、ニンニク。パクパク食べられるので、子供にも大人気だそうです。 

野薑湯 ジンジャーリリースープ
団子が入ったあっさり風味のスープ。スープにジンジャーリリーが隠し味で入っています。台湾では、餃子類にスープを合わせて食べることが多いので、こちらも一緒にご注文。
野薑粽 ジンジャーリリーチマキ
作り方は、もち米を蒸して、そこに若いジンジャーリリーの根の先の部分を細かく切って混ぜます。調理した豚肉、シイタケ、エビ、ニンニクも加え、ジンジャーリリーの葉で巻いてから蒸しあげました。 
根っこの先や茎などを、料理によって使い分けます。 根っこの先や茎などを、料理によって使い分けます。

根っこの先や茎などを、料理によって使い分けます。



沙蜜冰 ジンジャーリリースムージー

ジンンジャーリリーの花と蜜を加えたカキ氷。
見た目とっても涼しげできれい。
甘さ控えめで、さっぱりとした夏にぴったりの氷でした。


野薑花汁 ジンジャーリリージュース

こちらもほのかに花の香り。喉を潤すにはもってこいのさわやかジュース。ナビ、この一杯で、汗がすう~っと引いていきました。

野薑花茶 ジンジャーリリー茶

ほのかな花の香りに、ほっこりと落ち着きます。 

台湾では、その土地のスローフードでもてなす選りすぐりのレストランを「田媽媽」のレストランといいますが、楊さんたちのレジャー農場も「田媽媽」レストランに認定されています。

「田媽媽」認定レストランは、定期的に料理コンテストも行うのですが、楊さんたちのチマキは、地元の食材を見事に使いこなし、独創的な料理を作り上げたということで賞をとったこともあるそうです。
 

購入できます!


野薑花醋(ジンジャーリリーの花の酢)
手造り有機醋 
野薑花茶 
媽味豆腐乳 

入口の池に戻りました

ココから湧き水が!

ココから湧き水が!

ナビたちも足を浸けました。水はヒヤッとしていて、一気に体温を下げてくれました。気持ちい~い!体ごと池に入ってはしゃいでいる子供もいます。ナビも子供ならそうしたいと思ったほど。魚が足元のすぐ近くを泳いでいて、池底の石模様まではっきりと見えます。
李さんがここの水に浸かった後は、足を拭いてしばらくして靴下をはいて、それから靴を履くと、足がサラサラ、ホカホカしてとっても気持ちがいいわよと教えてくれました。そのアドバイスどおりにしたナビ、足元が日向ぼっこをしているように温かいものに包まれている感覚になり、車の中ですう~と睡魔に襲われていきました。 
楊さんも一緒になって遊んでいます

楊さんも一緒になって遊んでいます

「花泉農場」へ来たら、ここで遊ばなきゃ!

「花泉農場」へ来たら、ここで遊ばなきゃ!

石の下に魚

石の下に魚

ザリガニもすくいました

ザリガニもすくいました

魚が恐れることなく、人に近くまで泳いできます… 魚が恐れることなく、人に近くまで泳いできます…

魚が恐れることなく、人に近くまで泳いできます…

素朴で温かいレジャー農場

ナビは台湾でレジャー農場をいくつか見てきましたが、そのほとんどは出来上がったもの。いわゆるハード面、ソフト面ともにお客さんを十分に楽しませ、満足させる体制が整っていました。
その点こちらの「花泉農場」は、まだ模索状態のようなところもあります。が、その素朴さがとってもいいのです。
今後どのように整備されていくのかは、期待したいところですが、今ある自然のよさは保ちつつ、少しだけ歩きやすくなるとか、あ、でも今のようなボコボコの道もいい感じなんだけどなあ。ほんの少し植物の種類が見やすくなるとか、そのぐらいでいいんじゃないのかなあと、半分今のままでいてほしいなあと思ったナビがお届けしました。  

記事登録日:2012-08-20

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2012-07-24

スポット更新日:2014-10-08

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