台湾の夕日がいちばん綺麗に眺められる場所、漁人碼頭
レストラン前の特設ステージでのライブ
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ライトアップされてくると余計にイイ雰囲気に
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こんにちは、台北ナビです。台北駅からMRTを使って約40分で行ける観光地「淡水」。にぎやかな老街や地元民の台所・淡水市場などありますが、そのもっとどんどん奥へ行くと絶景の夕日が見られる場所、淡水漁人碼頭に辿り着きます。ロケーションがとても良いことからドラマやCMの撮影場所としても度々テレビにも登場します。今日はこれからの季節にゆったり、のんびりとすごせる淡水漁人碼頭をご紹介していきます。
FISHERMAN STAGE
今年2016年5月より、新北市政府観光旅遊局の主催で始まった「FISHERMAN STAGE」。このイベントは9月まで続き、毎週金土曜日の19:00~21:00(雨天の場合中止になることもあり)まで、淡水フーロンホテル前の特設ステージにて台湾のロックバンドによる演奏が繰り広げられます。海辺の音楽祭という点では、新北市貢寮の國際海洋音樂祭(Hohaiyan Rock Festival)や南部墾丁の音樂季(春天吶喊)のような感じのものですが、今年から開始されたこともあり、まだ小規模で特にチケットは購入しなくても無料で鑑賞することができます。5月は、結成19年、台湾以外に日本、中国、アメリカなどでも公演している4人組のバンド「八十八顆芭樂籽」や透き通るような声の実力派女性アーティスト「PiA」、クールなラップで魅了する台東の排灣族バンド「七字輩」などが出演し、会場を盛り上げていました。
ステージへの案内が有名なミュージックアーティストの言葉と共に地面に記されています
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FISHERMAN STAGEのロゴはAKIBOによるデザイン
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美しい夕日の写真スポット
淡水漁人碼頭に行けば夕日は見られますが、もし夕日の写真を綺麗にカメラに収めるのであれば、中央あたりに位置するスターバックス前からだと白い大きな橋・情人橋を入れて一緒に撮影できるのでいい感じに仕上がります。
ナビたちが訪れた時はもう夕日が沈みかけていましたが、スターバックス前も情人橋の上にも綺麗な夕日をめがけて、シャッターチャンスを狙う人や夕日と一緒に記念撮影する人がたくさんいました。
桟橋の下には数々のショップ
寒い季節は湿気を含む風がかなり冷たいのでひと気はなくなりますが、暖かい季節になるにつれてどんどんと賑わう淡水漁人碼頭。桟橋の下には何軒ものレストランや屋台感覚の揚げ物屋さん、お土産物屋さんなどが軒を連ねます。潮風に吹かれながらゆっくり食事をするも良し、食べ歩きをするも良し。ストリートライブをしていたり、時には仮装した大道芸人なんかもいたりするので、いろいろと楽しめます。
新鮮な海鮮が食べられるところもあり
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南国らしくヤシの実のジュース
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クルージング
クルージングのチケット売り場
桟橋の奥の方に行くと、黄色の文字で漁人碼頭駅と書かれたクルージングのチケット売り場があり、船は毎日運航しています。ここでチケットを購入し、船に乗って対岸の八里や淡水老街の方にある埠頭まで行くことができます。漁人碼頭~淡水碼頭、漁人碼頭~八里の左岸碼頭共に乗船料は60元で、悠々カードも使用可能。チケット売り場の前の方の船着場の4、5番乗り場から乗船します。行きはバスで、帰りは船でというコースも楽しめます。
それ以外にも不定期ですが、船をチャーターしているおじさんがいて、船着場でクルージング出発の合図を大声でするので、そんな光景に遭遇することができれば漁人碼頭から出てまた漁人碼頭に戻るというクルージングもありますよ。ちょうど夕日の時間に出発であれば船の上から夕日をみることができるので、最高の気分です。
いってらっしゃ〜い
桟橋の上
対岸に見える山は観音山。山の形が観音様の横顔に似ていることからその名が付きました。この山をバックに何層もの船が行き交う景色はなかなかいいものです。桟橋に座っておしゃべりしながらそれを見ている観光客の方々もたくさんいます。他には、似顔絵描きの画家さんも何人かいて、100元で描いてくれるので旅の思い出にいいかもしれません。漁人碼頭から情人橋を渡った奥にはLOVEという文字を赤で模ったオブジェがあり、そこで記念撮影している人も多いです。こちらでもストリートミュージシャンをみかけます。日が沈んでくると情人橋がカラフルにライトアップされてきて、さらにロマンティックな雰囲気になります。
夕日を見に、音楽を楽しみに、淡水漁人碼頭に出かけませんか?
以上、台北ナビでした。