地方都市で中国語を学ぶといいことがいっぱい!1週間の宿泊つきコースがこのお値段でできちゃいます。
こんにちは、台北ナビです。
今回は台湾の中部、台中市にある語学学校をご紹介します。なぜ台中市かって?それは台北でも南部でもない、ここで学ぶからこそのいいところがいっぱいあるからなんです!
教室はビルの10階に。
「大明美日語」は台中市の大里区にあり、午後から夜にかけて台湾の人に日・英・韓・フランス語スペイン語などのレッスンを行っている小規模な語学学校。
このたび新しく日本人向けに中国語コースを開設しました。
エレベータで上がって、左側へ。こちらが入り口。
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教室樣子。
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台中で中国語を学ぶといいことって?
メリット1 : 台北に比べてゆっくり、お安く
まず地方都市は物価が安く(特に部屋代など)、生活がしやすいというメリットがあります。また台北では生活のスピードが早く、お店で買い物をしてもこちらが中国語を使う前に、相手が英語や日本語で答えてくれるということも多々あるんですね。でも台中だと、生活リズムも忙しくないので、お店の人もこちらの話をちゃんと待ってから中国語で話してくれます。だからこちらも気分的に余裕をもって中国語を話してみることができるんですね。
メリット2 : 台中では中国語(北京語)が第一言語
ではもっと地方に行けばいいかというと、そうでもありません。南部や田舎の方に行けば行くほど中国語(北京語)より台湾語を第一に話す人の割合がグーンと増えて、これまた会話の練習にならないんですね。また、あまりへんぴなところに行ってしまうと、何か生活に必要な物が手に入りにくかったり、急病や事故などのときの対応にも不安が残ります。その点、台中は人口200万人以上の都市なので、日本とほとんど変わりない生活レベルで過ごすことができるんです。
夜遅くまでお店が開いているのも台湾のいいところ。日本より便利かも。学校の向かいにある量販店で買い物もそろいます。マクドナルドがあるのもウレシイですね。
メリット3 : 気候がいい
実はこれも重要なポイント。台中は地形の関係で、台湾で一番台風の影響を受けないばかりでなく、一年中を通して暑すぎず、寒すぎずの晴れの日が多いことも特徴。お出かけやサイクリングで地元の人と触れ合うチャンスもグーンとアップします。
■1週間コース
ここでナビが一番注目したのが、宿泊込みの1週間課程。1週間のショートステイと中国語授業、台湾観光を組み合わせたプランです。「将来のために中国語は始めたいけど、そんなに長く時間はかけられないし……」という方に、やはり一番効果的な現地留学のお試し、といったところでしょうか。
オリジナル編修の教科書。中国語の基礎とサバイバル会話が中心のようです。
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1週間課程コースに含まれるもの
・レッスン10回分(1回50分)
・ホテルショートステイ(6泊7日)
・台湾で使える携帯電話無料貸し出し(保証金制)
・足ツボマッサージ無料体験1回
すでに学校と游先生のケータイ番号が入力されています。
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右側の男性が担当の游先生です。
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そのほか、オプションで台中の夜市や農場ツアーなど様々なツアーに申し込むこともできます。
※詳しい内容については、大明美日語の中国語コース紹介サイト(
http://www.taiwan-japan.com/)をご参照ください。
■本格学習コース
こちらはもう少し時間をかけた短期留学風のコース。1ヶ月、3ヶ月など、1冊をだいたい50レッスンでこなせる「漢語大師」という教科書を使って勉強します。
授業では単に教科書を使うだけじゃなく、パソコン活用したりしてとってもビジュアルなのもいいですね。
一人一人のニーズにあわせてくれます 大きな語学学校や組織にはない柔軟性もこちらの特徴なので、1週間コースでも、本格学習コースでもレッスン数や期間はいくらでも変更することが可能。午前中数時間みっちり勉強して、午後は台中の街にくりだして実戦経験を積む、というオリジナルプランでも、1対1のプライベートレッスンでもどんどん相談してください、とのことでした。「こういう教科書を使いたい!」という希望にも沿ってくれるそうです。
自宅にいながら本場の中国語レッスンも受けられる通信コースも!忙しくて台湾に来る時間がないという方もご安心下さい!オンライン通信コースも開設されました!これなら、どこにいても本場台湾の中国語をしっかりとマスターできます!
中国語通信講座 通信コース
宿泊施設と周囲の環境は?
学校での様子はわかりましたが、では実際どういう環境で中国語に浸れるのか、もっとじっくり調べてみたいナビ。游主任の案内で、まずは宿泊施設へと向かいました。
学校からは歩いて10分程度。
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「套房出祖」というのは「部屋を貸し出します」という意味です。
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入り口はいたってシンプル。
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ロビーの左手にはコインランドリーがならんでいました。
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大明美日語が提供する中国語コース宿泊用の部屋(1人用、2人用)を見せてもらいました。けっこう広いというのが第一印象。
これは1人用のお部屋
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大きなダブルベッドですが、1人用に使うそうです。
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大きめのクローゼットなので、長期滞在もできそう。
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入浴はシャワーで。
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冷蔵庫、テレビ、インターネットなどの設備つき。バスルームにはトイレ、洗面台、シャワーブース。湯沸しポットはありますが、煮炊きは基本的にできません。附近にはコンビニや食べ物屋さんがたくさんあるので、まず不自由はしないのですが。
玄関の警備は24時間、部屋のカギはカード式なので安心感はあります。
フロントにいる管理人の謝さん。きさくな感じです。
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ホテルの前は小さな公園でした。
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シャトルバスのバス停からみたホテル(左)と仁愛病院(右)
宿泊施設の周囲を見てみようと建物の角をまがると……あ、ここは「仁愛総合医院」の向かいじゃないですか。実はこの病院は常に日本語の通訳ができる病院として、台中の日系人に絶大な信頼を得ている病院(ナビも何度かお世話になったことあり)なんですねー。新幹線行きのシャトルバスのバス停もすぐ近く。
これなら本当に安心できる環境ですね。
そして学校の前の大明路はこの地区のグルメストリートとして有名なところ。主任さんは、学校の近くのオススメのお店も案内してくれました。
朝ごはんで有名な「永和豆漿」は深夜にも利用できます。夜食も含めて1日4回外で食べて、お店の人とガンガン会話をする……。これを1週間続ければ、か~な~り、中国語慣れしそう。あ、ナビはいつも4食べてるわけではありません!汗
台湾の人とのコミュニケーションは食事以外でも、「あれは何ですか?」と聞くことから始めればいいんです!
おいしい豆漿屋さんとCOSMEDは女性用品も豊富なドラッグストア
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こちらは地元の人に大人気のステーキハウスだそうです。
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すっごく台湾チックな伝統的小吃(シャオツー)のお店
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「多福豆花」は豆花スイーツの有名チェーン店
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人と人のつながりを大切に
游先生のほかにもフレンドリーな先生がいっぱい。
中国語コースの担当は主任の游禮禎(ゆう・れいてい)先生。日本の留学経験もあり、語学教授の経験も豊富です。「足ツボマッサージでもご当地グルメでも、なんでも聞いて下さい。」と胸を叩いています。
神足(こうたり)先生(写真中央)は台湾の人に日本語を教えている先生。まだ台湾に来て間もないそうですが、中国語バイリンガルで、日本では中国語教師もしていたそうです。
フランス人の二コラ先生(写真左)も、日本のドラマ好きで日本語がしゃべれるようになったんですって。
今、ほかの外国人先生方も巻き込んで、学校周辺のグルメ情報などを盛りこんだオリジナルマップを製作中だとか。みなさん楽しそうに話してくれました。
これはもしかして先生たちの似顔フィギュア?
とってもアットホームなところも感じられる大明美日語。游先生によると、中国語を学ぶ日本人と日本語を学ぶ台湾人との交流など、学校の内外でこれからも積極的にふれ合いのチャンスを増やしていく計画とのことでした。
どこで学んでも語学は本人のやる気しだい、というのがナビの持論ですが、それを後ろから後押ししてくれるような暖かい人間的な語学学校で学ぶのもいいですね。
以上、台北ナビでした。