日本語OK!行天宮のすぐそばで風水から四柱推命、米粒、姓名診断、手相、人相と、幅広く可!
こんにちは。台北ナビです。台北の拝拝(お参り)のメッカ、行天宮近くの路地に、地元だけでなく、わざわざ日本からも多くの名士たちが訪れる占い師さんがいます。今日はこの道40数年、カンペなどみずにすらすら暗算し、来訪者に的確にアドバイスを授ける経験豊かな江先生の占いサロン、「易学堂」をご紹介します。
占いは生活の一部
中華文化に暮らす人々にとって、占いは正に生活の一部。人生で迷うこと、望むことがあれば即、お宮に出向いて拝拝(お参り)したり、占い師を訪ねたりします。お洒落な現代っ子OLたちの会話にも、「すごくよく当たる占い師がいてさ・・・」「えっ今度紹介してして!」なんていう風に、ごくごく普通に登場します。心願成就のためには、拝拝と占いは欠かせません。そんなわけで、台北の拝拝のメッカである行天宮の近所には、占いのお店が軒を連ねています。何事にも利便性を追求する台湾文化、必要なものは全てお互いに近くにあるんですね。
実はナビ、自分自身の算命(占い)をやってもらったことがないのですが、友人に付き添ったことは何度もあります。なので、客観的にやり取りを聞いていたことはあっても、自分自身が占いに挑むのは生まれて初めて。うう、緊張します。
入り口の看板に、日本語が多用されていて、ちょっとびっくり。日本のお客さんが多いんですか?と聞いてみたら、どちらかというと台湾のお客さんが多いとのこと。この道40数年ですから、古くからの台湾人顧客も沢山いるんですって。看板に日本語を多く使っているのは、台湾人は気にせず入ってくるけれども、日本のお客さんはシャイだから、日本語が書かれているほうが安心して入ってこられるだろうという心遣いから。台湾には、日本人にとても親切にしてくれる方が大勢いますが、江さんもまさしく、そんなひとりなのです。
日本語で詳しく表示された看板
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入り口を覗いたところはこんな風
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さまざまな縁起のよい像たちが何体も。
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観音様までいらっしゃいます。
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魔除けのような力強いお姿で、占いデスクを守っているかのよう。
入り口を入ってすぐの待合スペースでお茶をご馳走になり、心の準備ができたら、いざ、占いへ。迫力満点、間仕切りがわりの木彫りの大師さまの後ろに占い専用デスクが。
開口一番、「占いはネ、『良心』の仕事と思います。」と江さんは切り出しました。「占ってもらいに来る人は、不安を抱えている人が多い。そういう人を怖がらせて、不要なお金を払わせるのはとても簡単で卑怯なやり方ですよ。だから占い師は、良心を以って不安を持つ人々が一番いい方向にいけるよう、アドバイスしてあげるのが大事。」なんてカッコいい考え方なんでしょう。「易学堂」の料金設定がかなり良心的なことからもわかると思います。ナビが友人から伝え聞く多くの台湾の有名風水師の料金よりも、「易学堂」の料金はかなり良心的です。江さんは、学生時代から占いに興味をもつようになり、自分で勉強を始め、学校を出て公務員になった後も、夜仕事が終わってから尋ねてくる人を占ってあげていました。評判がよかったので、紹介で大勢の人から占いを依頼され、なんと本業よりも占いのほうが忙しいことも多かったそうです。今はすでに公務員を退職し、占い稼業に専念しているそうです。
さて、それでは占ってもらうことに。メニューの中から、先ずは米粒占いをお願いしました。
明朗会計!
占いの種類ごとに、値段がはっきり表示された「占いメニュー」が用意されています。まさに、明朗会計。しかも、お得な総合命理(占い)は、八字、開運改運、米粒の3種類あわせて2000元。なんともお値打ち!
現在の悩みを占う米粒占い
米粒占いは、地元ではなかなか人気のある占いです。というのも、姓名判断や四柱推命は、人生の全般を広範囲に占うのに比べて、米粒占いは、今現在の問題や悩みに対して占うことができ、ピンポイントアドバイスを受けられるので、今を生きるタイプの若い人に人気だそうです。
ナビは、もう結婚してるし、恋愛運を占ってもらうのもなんなので、ここはひとつ、真面目に仕事・金運を診てもらうことに。
命理との架け橋、米粒に念を送る江さん
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ナビが米粒を3回摘まみ出しますと…
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江さんは慣れた手つきで米粒を…
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綺麗に整頓・配列してから占いを始めます
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名前と生年月日を江さんに告げると、江さんは米粒の入った壺の上に手をおき、ナビの名前と生年月日を小声で唱え、米粒に念を送ってから、3回米粒を指先で摘み出すように指示されました。摘み出された米粒の数を素早く数えてから、手の指の関節を使って何やら暗算し、紙にメモ書きを始めた江さん。乾とか坤とか、見たことのあるけど意味が解らない文字を書き込み、ペンを置き開口一番、「これからは、全ていいよ。」よ・・・よかった~。「あなたは正直だし真面目によく働くから、サラリーマンに適してる。今までは困難もあったかもしれないけど、これから全てバラ色。うまくいくよ。金銭も、仕事も問題なし。」人生捨てたものじゃないではありませんか。これからだ。あまりついてない平坦な人生を歩む運命なんだと思っていたけれど、やっと上り坂になるのかも。よし、色々がんばって成功してリッチになるぞー。いきなり人生に対してテンションがあがるナビ。
自分の人生の全般がわかる面相・手相
折角だから、景気よく他の方法にもトライしてみることに。
手相・面相は人生という長いスパンに対しての占いです。手のしわや顔つきは一朝一夕に変わるものではないので、今までの人生がそこに記録されているとしても、驚きませんよね。この際、ナビのウン十年間と将来を、この顔と掌から読み取ってもらいましょう。
江さんの手相占いは、両手を見ます。台湾では、男女によってどちらの手の手相を見るというのが決まっているようなのですが、ここでは両手を見られます。
またしても良いことを言われました。「夫婦円満、健康で長生き。」でも、始めは嬉しかったものの、良い結果が続くと、逆に不安に・・・。手放しに喜べないところが性格というか、悲しいです。「何かよくないことはないんでしょうか?」などと変な質問をしてしまうナビ。「少し前に嫌な事とか辛い事があったようですが、これからは大丈夫。このまま真面目にやってゆけば大丈夫」と力強いアドバイスを受けました。そうかー、よかった。実はナビ、少し前にあるビジネスに投資して丸損してしまったことが。ちょっと凹んでいたのですが、このアドバイスで勇気がでてきました。
本当にそんなに良いのでしょうか?
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いやな顔一つせず、「どれどれ、もう一度。」
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我が家の家相(風水)は?
友人宅を訪ねると、風水グッズが玄関に置かれている事が多いのですが、ナビはそういうことにまるで無頓着でした。そこで、この機会に家相も見てもらいました。我が家の見取り図の手書きの正確さになぜか自信があったナビは、その場で紙に描いて方角も入れてみてもらうことができました。(が、風水を見て貰いたいと思う方は、できれば事前にきちんとした見取り図と方角を用意したほうが良いです。)それから、依頼者本人と家族の名前と生年月日も必要です。ナビの場合は、ナビとナビのだんな様の名前と生年月日を伝えました。
江さんは、家の図を見ながら、ガス台とトイレの位置を確認し、家の中心から東西南北の線を延ばし、吉な場所と凶な場所を割り出しました。結果、ナビの家の家相はなんと「要改善」。13年住んできた今の家がよくなかったなんて~。まずは、寝室。ベッドの位置が最悪で、位置を変えないと健康を害す可能性が!!!ガス台の位置もよくないそうで、元のガス台ではあまり煮炊きはせず、火を焚くと運気UPな別の良い場所で、コーヒーを淹れたり湯を沸かしたりするとよいとアドバイスをもらいました。悪いところを指摘するだけでなく、改善方法を授けてもらえるのは助かります。帰宅してから早速問題の位置を改善しました。ナビ家の運気、UPしますように!!!
日本語が通じる心強さ
これらの占いは、日本語で質問でき日本語で答えてもらえます。台湾人からも信頼厚く、その紹介ではるばる日本からも予約が入るそうで、医者、弁護士、会社の経営者などが、飛行機に乗って占ってもらいに来るそうです。江さんのみならず奥様も、日本語がとてもお上手ですから、予約の電話も安心して入れられますね。良心をもって、自分の得意な占いで人を助けたいという志をお持ちの江さんですから、安心して占いを委ねられますね。また、易学を学びたい人には、教室も開いているそうです。易学をお勉強してみたいと思う方も、江さんを尋ねてみてはいかがでしょうか。
日本人向けの占い教室を開催
台湾は、人情や義理を大切にする親切な人が多い社会です。台湾へ来た観光客は、台湾の人はとても情熱的で人情味があると感じるでしょう。江維国先生は占い師の素質と道徳観念を高めるため、そして台湾の占い文化を発展させるために、占いに興味が日本人へ向けて占い教室を開いています。江先生が長年にわたって研究してきた秘訣を全過程日本語で教えてくれます。
短い時間で占いを学ぶことができ、占いに興味のある生徒たちのサポートをしてくれます。
授業期間:3ヶ月
コース1.八字 (四柱推命) NT.100.000
コース2.総合米粒占い(手相、面相を含む) NT.100.000
コース3.家相診断 (方角、風水などを含む) NT.100,000
コース(1+2+3)割引プライス NT.250,000
2人以上は割引があります。
日本のスポーツ新聞にも登場!
今年のペナントレースを占うべく、日本のスポーツ新聞までもが江さんをたずねました。しかも、元旦の新聞です!すご~い!!
以上、台北ナビでした。