より具体的にアドバイスをくれ、正しい方へと導いてくれます。安心して訪れることができる女性先生の店!
こんにちは、台北ナビです。ナビはこの前耳にしました…女性は遊び感覚や好奇心で占いへ訪れる人が多いけれど、本当に深刻な悩みで訪れる人は男性が多い、というのです。男性ってメンツもあって、なかなか悩みがあっても相談しにくいんでしょうね…そんな時、旅先で占いの先生に背中をポンと押してもらうのも悪くないかもしれません。女性だけでなく、男性の皆さんもいかがでしょう?
今日やってきたのは、台北の占いスポット行天宮の近くにある「紫の園命理」。行天宮と同じ民権東路沿いにある1軒です。行天宮の松江路を挟んで向かいに大きな本屋さんがあるのですが、その数軒先の2階にあります。1階に店名の通り紫色の看板が出ているので、すぐに気付くはず。小さい階段を上ったそこが「紫の園」。扉を開けると待合スペースが。その右側が占いをするお部屋になっています。占いはとってもプライベートなもの。知らない人はもちろん、友達にだって聞かれるのが恥ずかしいって時は、待合スペースと扉で完全に仕切ることができます。仏教にまつわるものが数多く置かれていますが、きちんと整理されている感じ。お店というより誰かのおうちに遊びに来たようで、スリッパに履き替える時「お邪魔しまーす」って言いそうになりました。でも、緊張しなくていいのがいいところ。先生がお茶を出して迎えてくれました。
小柄な女性先生
先生は、高招墀(コウ ショウチイ)さん。早速いろいろとお話を伺いました。高先生は、2006年から占いの世界へ。お父様が仏教を信仰していることもあり、その影響で小学校の頃からずっと、占いに対してはとても興味があったと言います。女性なら特に自分の人生に対して好奇心があるし、気になるもの。先生は、占いは神秘的なものであると感じながら、それまでには友達に相談されてはアドバイスをするということをよくしていたそう。先生は、華道を学ぶため日本へ6年間留学したことがあり、その間語学学校にも通っていたため日本語も上手です。そんなこともあり、1999年から行天宮地下道の占いストリートで翻訳のお手伝いをするようになりました。先生のもとで占いを学ぶうち、占いだけではなく、高先生独自の考えが生まれました。「あなたはこう、これはダメ、など何も考えずいろんなことをいう先生がいるけど、それはもし当たっていたとしても役に立たないと思う。この人にとって何が必要なのかよく考えてアドバイスしなくてはいけない。占いを求めてやってくる人により良い方向へ進むように導いてあげたい。」と。
人が内に秘めた能力を引き出してあげたいという思いと、人に対しての真面目な態度が伺えました。
ここへ訪れた人の中には先生のファンになって、そして感謝の気持ちをもって日本へ帰ってからも連絡してくる人がいるそう。「彼氏がいない、って相談に来た女性が、いろいろアドバイスをあげたら、その後イイ人が見つかって5月に結婚したのよ。」とうれしそうに話してくれました。今では全体の6割のお客さんが日本人だといいます。大々的に広告などはしていないのですが、ガイドさんなどを通じて訪れる方も多いとか。リピーターになる方もいらっしゃるそうです。また、先生はこんなことも。「先天的な運命は変わらないけど、後天的な運勢は変わる。」…米粒占いなどは毎回掴む米粒が変わりそうってのはわかりますが、後天的な運も変化するものだとか。手相だって変わるそうです。期間としては約3ヵ月が目途。一度占ったから~、とは言えなそうです。気になる人は、こまめにチェックが必要なものかも!?ナビもつい先日訪れたばかりでしたが、同じようなことを聞いても変化が感じられていいかもしれません。さらに、こちらでは先生がデザインした開運アクセサリーなども販売しています。
それでは!
ナビも占ってもらうとしましょうか。あっ、その前にひとつ。知っている方も多いかもしれませんが、台湾での占いの時には生まれた時間が必要になることがほとんど。日本人だとなかなか知っている人は少ないかもしれませんが、台湾人はだいたいの人が自分の生まれた時間を何時何分まで言えるのはこのせい。ナビもナビ母に聞いて、やっと最近正確な時間を知ったのでした。なので、ある意味、“初めての占い”になるのかも…ナビは「紫微斗數&手相」というコースに。まず、紙に名前と生年月日と生まれた時間を記入します。そこからパソコンでデータを抽出し、それから先生が色々と紙に書き出していきます。いろいろとわかったところで、まず手相。ザッと見た先生が一言。「あなた恋愛よりも仕事を第一にして頑張りなさい。」「え~!」なんだか諦めなさいと言われたようでグサリ。でも、よく聞いてみると違いました…やれやれ。手相を見ると、「感情線がいちばん深いから、異性運はイイし、いろいろとあるんだろうけど、あなたは恋愛に対してロマンチックだから、それに合う男性を探すのはなかなか難しいわね。手の平の横の線を見て。線が小指に近いから、結婚は比較的遅めね。これは言っていいかわからないけど…感情線が複雑に絡みあっているから、三角関係に陥りやすいかも。」「え~!(№2)」たしかに前も言われたことが…ナビの感情線、網目状みたいになってるんです…。
プリントアウトされたものにはさまざま書かれているのですが、中国語がわかるナビにもわからない、先生にしかわからないものでした。でも、すごく細かく書かれているようで、くれるアドバイスは本当に具体的なもの。たとえば、ナビの運命の年はやはり2011年!(言われるの3回目なんです)その年に結婚するであろうということなんですが、その相手の外見もかなり細かく教えてくれました。また子供は何人、性別は何、その子はどんな子か、どんな風に育てていいか。両親のことは前に言われたことがありますが、ナビ兄弟についても「こんな性格でしょう。」と言及あり。ラッキーカラーやどんな人がナビに協力してくれるか、逆にどんな人が注意か、などなど具体的なことがたくさん。体で気を付けた方がいいというところも、だいたい毎回言われることが同じです。どうしてわかるんでしょう…あらためてビックリ!最近の3年間は年単位でどんな年かアドバイスしてくれるのですが、それ以上に10年単位でも見てくれます。
ナビが個人的にうれしかったのは、「あなたは結婚しないということはないから安心しなさい」「台湾にいた方が活躍できるから精一杯がんばりなさい」と言われたこと♪ほかにもたくさんアドバイスはいただきましたが、お店を後にする時には前向きな気持ちになれていたような気がします。マイナスなことも言われましたが、それは素直に「参考にして、それを受け入れよう」と思わされました。先生の言葉がどれも具体的だから、そう思えるのかもしれません。ナビは8月にイイことがあるかもしれないということで、それも期待できそう!
「ここに訪れる人とは縁がある。ひとり、ひとり訪れる方を大切にしたい!」という先生の言葉を借りるなら、縁がある方はきっと今、自然と訪れてみたくなったはず…みなさんはどうですか?
以上、台北ナビでした。