高雄でも一・二を争うPub。各種アルコールはもとより、各国料理が揃うこのお店は、外国人からも定評がある味付けです。
こんにちは、台北ナビです!高速鉄道も開通し、MRTも開通した台湾第二の都市高雄。1泊2日で観光することも可能!夜更かしも可能な旅のスケジュール、さて、そんな時に利用価値が出るのは「お酒も飲めるレストラン」。高雄で有名なレストランと言っても、私たちTAIPEIに住んでいるものにとってみれば、なかなか情報は届きません。そこでNAVIは知り合いのありとあらゆる人に、「高雄でお酒が飲める、老舗の流行っているレストランは?」と質問をしたところ、意外や意外、みんなから同じ答えが。「やっぱり西部牛仔かなぁ。」「俺が行くのは西部牛仔かな」「無難に紹介できるのは西部牛仔でしょ」…みんなの口から次々に飛び出す「西部牛仔」とはいったいどんなレストランなんでしょうか!
太陽が沈み始めてから太陽が昇り始めるころまで営業
なんと夕方の6:30-翌6:30が営業時間という、とてつもなくタフなお店ということが判明しました。もちろん、ナビがお邪魔したのも夜。仕事を終わらせて、外も真っ暗な中、全身にけだるさを残しつつ、お店に着いたのは夜8:00。実はこの日は月曜日だったので、NAVIとそのメンバーは、お店はガラガラだろうと踏んでいたのです。が…
噂ではいつも人がいっぱいって聞いていたけど、とても月曜日とは思えない繁盛ぶり。しかも、日本語・英語・ドイツ語・中国語・台湾語と、四方八方からいろいろな外国語が飛び交います。どうやら台湾人だけではなく、高雄で生活する外国人の集まり場所みたいですね。
こちらがオーナーの宣さんです。オーナーは昔アメリカに留学経験があり、卒業後もアメリカでレストランをずっと開いていたといいます。今まで高雄には、このようなスタイルの気軽にお酒と食事を楽しめるアメリカンテイストのお店が少なかったためにOPENをしようと思い立ったんだそう。
もっとオーナーにお話を伺いたかったのですが、噂通り、お店はとっても忙しくて、オーダー処理にてんてこ舞いな宣オーナー。あっちにいったりこっちに行ったりと、息つく暇もなさそうでした。
お酒と聞いて思い出しました。このお店壁一面には、ウィスキーやらワインやらが所せましと置いてあるんです。ほとんどはキープのボトル。もちろんこのお店は、かなりめずらしいウィスキーやワインなんかも飲むことができるので、お酒好きにはもってこい。ブランデーは1893年ものもあるし、ウィスキーも30−40年前のものも取ってあるんだそうですよ!
実は、そんなに大きくないお店。もしかしたらお客さんの大半が体の大きな外国人さんだから、そう感じるのかもしれませんが、確かに席はそんなに沢山ありません、一階席はすぐに満席になってしまいます。一階は一人で飲んでいる人が多く、常連さんが多い感じがしました。何人かで行く時は二階席へどうぞ!
メニューが出てきました。
さて、まずは仕事の疲れを癒す、一杯のお酒と行きますか。
あれ、意外にそんなに高くない。カクテルでも200-250元ぐらいから。
NAVIが頼んだのは、
Vodka Lime 伏特萊姆 200元他にも
Girls in Red (紅姑娘 )200元、
Girls In Love(熱戀) 200元 なんていう、フルーツをベースにしたお酒が女の子にはおすすめなんですって。
ビールはハイネケンとバドがメインで一本160元ぐらいから。他にも各種外国のビールが置いてあるそうです。
でも、ここは欧米テイストの飲み方が多いってことなのか、ワイン、ウィスキー、ブランデーなんかを一本みんなで買って開けるのがおすすめだよと言うオーナー。確かに、結構ワインなんかを頼む人多そう!ものすごい量のコレクションの中からお店のおすすめのワインをちょっと見せてもらいました。やっぱりワインは、それなりの値段がします。
赤ワインのお勧め
TORBRECK 8000元 2001年
Biondi-Santi 30000 元!1997年のイタリア
MUSIGNY 10000元 2003年のフランスもの
白ワインのお勧め
Tiers 5000元 2001年オーストラリア
Hospices de Beaume 5000元 1998年フランス
Penfolds(赤ワイン)15000元 1997年オーストラリア
お酒を飲みながら、お食事と行きましょう!
さてさて、お酒を飲みながら、お食事と行きましょう!今日は4人で来ているけれど、お酒が入ると、あんまり食べられなくなるので、頼んだ料理は一人1-2品程度。
1 德國豬脚 350元 ドイツ式豚足台湾人は豚足大好き!台湾料理の中の豚足も人気ですが、ドイツ料理の豚足も、人気があるんですよ。日本ではトンソクってあまりメジャーな料理ではないため、あまり豚足を食べたことのない人もいるのでは?ドイツ式豚足は、表面はカリカリと中は柔らかくというスタイル。これにマスタードをつけると、良いビールのつまみになるんです!この豚足は、お店の看板料理、絶対食べなきゃ損損!!
2 洋菇蝦仁 300元
マッシュルームと海老の炒め物蝦を使ったこんな炒め物、台湾ではいたるところにあるので、この料理最初「中華かな!?」なんて思ったのですが、食べてみると、あっ洋風!バターでしっかり炒めた後、辛口の白ワインで味付けがしてあるのです。これはワインに合いそうな気がします。
3 炸豆腐 100元 揚げ豆腐豆腐といっても玉子豆腐。そして見た感じ、キツネ色に揚げられて、カリカリしそうですが、意外に揚げ豆腐の中身はまだ柔らかいんです!食べる手が止まらナーイ。これで100元は、結構安い!?
4 蔥爆牛肉 180元
牛肉とネギの炒めもの台湾の炒め物って、火力が強いからなのか、サッと炒めても、瑞々しさがしっかり残っているのが特徴。この牛肉も、柔らかい中に、時折感じるネギのシャキシャキ感が絶妙。ちょっとピリ辛風味をご堪能あれ。
5 什錦炒飯 180元 五目チャーハン
什錦って日本語にすると「五目」とか、要するに「何かいっぱい入っている」っていう意味になるんです。さてこのチャーハンは、メインがプリプリの海老ちゃん★そしてイカとハムとネギなどが入っていました。西部牛仔はアメリカンスタイルと思いきや、バッチリ中華料理もあります。
6 花枝蝦排 180元
イカと海老のすり身ボール最近の新作っていうことで、売り出し中の料理です。でもとっても反響がいいから、次から本メニューに昇格予定とのこと。海老とイカのすり身ボールですが、いや、これがおいしい★弾力感があって、イカの香りがフンワリしてきます♪
お店の女の子がやってきました。
|
|
「おつまみは無料だから、ご遠慮なく♪」
|
こうして、ご飯も食べて、ばっちりお酒も飲んで、NAVI達がお店を去ったのは深夜12:00頃。それでもお店にはまだ人がたくさん。西部牛仔の夜更けはまだまだこれからみたいです。
以上“Taipei Navi”が高雄からレポートしました!