高雄屈指の観光地である蓮池潭。「パワースポット」と言われる龍虎塔を中心にご紹介します!
人気観光スポット蓮池潭にある龍虎塔
こんにちは、台北ナビです。
台湾新幹線・高鉄で、台北から高雄まで最短90分。便利に、気軽にアクセスできるようになりました。台北から日帰り旅行も可能ですよ~。
「まぐろ」は小学校の先生のあだ名なんだそう。小学校の同級生「まぐろ会」の皆様!
高雄の観光スポットといえば、「蓮池潭」を思い浮かべる方も多いはず。「蓮池潭」は市内からは少し距離があるものの、高鉄「左営」駅からなら、タクシーで約10分、150元程度です。しかし、高鉄出口(2、3、4、5)側からタクシーに乗ると、ぐるーっと回らなければならないため、料金が高くなり、200元以上になることも。
そこで、高鉄で高雄を訪れる方のために、ナビが節約法を伝授しちゃいます!高鉄を降りたら真ん中の通路を通って台鉄のホーム(西)側に回り、1階に降りてからタクシーに乗りましょう。こうすると150元程度におさまるはずです。
蓮池潭は高雄市のはずれ左営区に位置する全長1.4Kmほどの湖です。この湖の周囲には、中華風な塔や寺廟(孔子廟・龍虎塔・春秋閣など)が立ち並んでいる有名な観光スポットの一つ。
ここからスタート!
タクシーで「蓮池潭まで」と言えば、到着するのはほとんど「龍虎塔」の前です。そして、蓮池潭を一周できなくても、「龍虎塔」はツアーでも必ず案内されるくらい有名なスポット。どうしてそんなに有名なのかと言えば、やはり開運効果がある!といわれているからでしょう。そして、風水でも龍虎塔は、「パワースポット」であるとも言われています。ナビはこの頃運が悪い…ので、その効果を期待しつつ、龍虎塔を目指すのでした。
ユニークな龍と虎の2つの塔。入り口は?
タクシーから降りて、右側を見ると2つの塔とカラフルでポップな龍と虎が大きな口を開けています。ここが蓮池潭の南に位置する龍虎塔。有名とだけあって、何組かの日本人ツアーのお客さんともすれ違います。クネクネと曲がる塔への架け橋を歩き、塔の前にやってきたナビ。さて、龍の口から入ろうか・・・?虎の口から入ろうか・・・?迷ってしまいますよね??
しかし、入口は龍側なのでご注意を!台湾では一番良い動物=龍、一番悪い動物=虎と信じられているのだそう。だから龍の口から入り、虎の口から出てくると、災いがなくなり、福が来るのだとか。間違えちゃった人は、もう一度龍から入りなおすことをお忘れなく!
龍の中です
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陶器でできた壁。親孝行の話が描かれています。
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龍の中を散策~
龍の口から入ります
龍の口から中へ入ると、途中に塔へのぼる入り口があります。
遠くから見てもけっこう高さがあったので、一体何段あるんだろう…と思い、数えてみることに。2階、3階とのぼっていき、5階でストップ。現在一番上の6階にはあがれませんが、5階まででなんと100段!あります。
足の悪い方やお疲れの方は、体力温存のためにのぼらず、龍から入ってそのまま虎から出てください~!
この塔の中に階段があります
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なんと全部で100段!
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運気アップを期待!
ナビが訪れたのは7月で昼の太陽がぎらぎらと照りつける日曜日。高雄は本当に真夏ですが、一番上までのぼると、時々吹いてくる風が本当に気持ちよく、広ーい蓮池潭を眺めると、すがすがしい気持ちになったのでした。これは開運効果が期待できますよね!
体力に自信のある方は虎の塔へもどうぞ!
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こちらも階段が100段あります
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名所めぐりに出発~!
さて、龍虎塔を見た後は、蓮池潭の名所めぐりに出発です!龍虎塔だけで十分という方、他に何かあるの?という方もちょっと待ってください!実は蓮池潭の周りには他にも名所があるんです。
それでは、名所めぐりに出発しましょう~。
龍虎塔の目の前です
まずはお医者さんの神様を祀る「慈済宮」。龍虎塔の目の前にあります。お土産やフルーツを売っている屋台が前に出ているのですぐ分かります。龍虎塔の上まであがって喉が渇いたら、この辺りの屋台で飲み物などを買うのもいいですよ~。この廟の中から龍虎塔を眺めるのもおススメです。廟がフレームとなってちょうどポストカードのようなんです!慈済宮では、健康を祈りましょう!
喉がかわいたら廟の前の屋台へ!
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果物もありますよ~
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廟の並びのお店ではストラップなども売られています
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かわいいチャイナシューズ見つけました!
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お土産にいかがでしょうか?
春秋閣が見えてきました~
次は歩いて5分ほどで到着する「春秋閣」と「啓明堂」。まずは、白い観音菩薩が目を引く春秋閣から。中国風の春秋閣は、目の前にある啓明堂によって1953年に建てられました。九曲橋の両側にあるのが「春閣」と「秋閣」です。この2つを合わせて「春秋閣」というわけです。こちらも龍虎塔と同じように入る順番と出る順番が決まっています。向かって左から入って右から出ますが、龍虎塔に比べて龍の体が長いのが特徴です。龍虎塔に先に行ってから「春秋閣」の龍の中に入ると、途中に水飲み場などもあって、本当に出られるの?と心配になってしまうほど。しかし、ちゃんと出口がありますので、ご安心ください。
もうすぐ出口~
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五里亭まで行く体力のある方は是非!
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橋を歩いていくと1978年に建てられた東屋である「五里亭」があるので、歩く自信のある方は立ち寄ってみて下さいね~。
春秋閣の前にある啟明堂
春秋閣を見た後は、目の前の啓明堂へ。啓明堂は、1899年に建てられた「明徳堂」が起こりで、1903年に名前が「啓明堂」と改められました。現在の啓明堂は、1976年にできたもので、關聖帝君(関羽)が中心に祀られています。2階でお参りを済ませたら、3階、4階と、上の方にも上がってみましょう!特に4階は一面の金にびっくり!しますが、これだけキラキラだとご利益がありそうです。
お参りは静かにしましょう
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ご利益がありますように!
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ここまでで湖畔の四分の一くらいですが、名所はまだまだ続きます。龍虎塔の上からも見えた巨大な神様、それが北を司る神様である「北極玄帝」。その大きさには圧倒されます。
この自転車、一体どこから??
暑い中、歩くのはけっこうつらいので、自転車に乗っている人も見かけます。この自転車、よく見てみると廟の旗が!実は、この自転車、廟でレンタルできるんです。このレンタル自転車が置いてある廟が「天府宮」。天府宮は、北極玄帝の所から先へ進むと見えてきます。身分証明書を預ければ、無料で利用できますが、土日祝日の15:00から19:00までなので、時間を守って楽しんでくださいね!
廟の旗がついてます
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天府宮のレンタサイクルだったんです!
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廟の前には自転車貸出の旗があります
孔子廟もあります!
この先にあるのが「孔子廟」です。龍虎塔に時間をかけすぎたのか、ナビが訪れた時は既に閉まっていました。孔子廟も見たい方は午前中から回りましょう。
蓮池潭の名所は西側に集中していますが、実は東側にもお寺や夕日スポット、高雄物産館などがあるんです。自転車を借りられた方はサイクリングを楽しみながら東側にも回ってみてください!
夕日もきれいです!
のんびり歩いてめぐりたい方は、新幹線を降りた後、高鉄左営駅から直接孔子廟をめざし、今回とは逆コースで北→南へ龍虎塔をめざすのが効率的です。高雄市内観光の前にぶらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?スポットを回りながら一周するのには、徒歩では半日くらいかかるので、涼しい午前中からの観光がおススメです。ここなら朝から遊ぶことができますよ!
以上、台北ナビでした。