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台湾南部の高架化した現代的な駅で、魚の形をした椅子に和みます

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1940年(昭和15年)1月17日、台湾総督府の鉄道駅として開業しました。1943年には、 林邊~枋寮間が戦時需要によって休止となりましたが、1953年に復旧。近年、林邊溪鉄道橋改築計画に伴い高架化し、現在は自強號、莒光號、復興號、區間車、區間快車が停車します。高架化した駅はとてもモダンな造りで、改札口は2階にあります。マグロ漁港として有名な東港に近いということもあり、魚をかたどった椅子が駅から周辺へ押し寄せている様子は、デザインとしても面白いですね。

林邊は現在蓮霧(レンブ)というフルーツの産地としても有名ですが、早期は平埔族が多く住むところでした。やがて漢人が入植し始め集落を形成。当時樹木が群生したことから、入植時に「林仔邊」と命名したのが、その後「林邊」となったそうです。この地は地勢がとても低いので、台風が来るとよく水害に遭います。駅を高架化した理由の一つに、以前の駅がよく浸水被害に遭っていたからというのもあります。建物は現代的になりましたが、周辺はとてものどかな雰囲気で、近くには福記古厝や林邊文史工作室、河堤公園、車で10分ほどのところには大鵬湾国家風景区があります。大鵬湾は海と陸のレジャースポットで、小琉球へ行くときの東港はその先です。

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スポット登録日:2017-11-06

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