林之助紀念館(台中市)

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日本統治時代に建てられた建物で、「台湾膠彩画の父」のことを知ろう!

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台中の散歩スポットとして人気の「柳川親水河道」沿いを歩いていると、「林之助紀念館」があります。林之助は「台湾膠彩画の父」と呼ばれ、台湾を代表する画家のひとり。台中市の生まれで、12歳で日本へ留学し、その後、帝国美術学校(現 武蔵野美術大学)の日本画科で学び、24歳の頃には帝国美術院展覧会(帝展)に入選しました。太平洋戦争勃発後、彼は台湾へ帰国。その後も描き続け、臺灣總督府美術展覽會(府展)では最優秀賞にあたる特選を連続で受賞するなど、日台でその実力を認められた画家です。終戦後、台中師範學校(現 國立臺中教育大學)で教鞭を取り、美術教科書の編纂も担いました。
その時代に彼が住んでいた木造宿舎をリノベーションし、記念館としてオープンさせたのが「林之助紀念館」です。館内は彼の功績や作品が展示しており、自由に参観ができます。また、日本統治時代に建てられた建築であり、当時の構造がそのまま残されている点などが認められ、歴史建築にも登録されています。
館内では、彼の作品を印刷したポストカードやノート、マステなどが販売されています。無料で公開しているお礼の気持ちとして、購入してはどうでしょうか? お土産にもぴったりです。

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スポット登録日:2017-08-29

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