黄金蝙蝠生態館(雲林県)

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コウモリの生態を探りに雲林へ!

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日本では不気味に空を飛ぶマイナスのイメージが強いですが、中華圏では幸福の象徴として扱われているコウモリ。台湾中部の雲林県・水林郷にそのコウモリを長い間保護し研究し続けてきた衛生所がありました。2009年に誠正國小に隣接する形で再建され、現在はコウモリ全般の標本や解説を子供たちにもわかるように展示するなどし、年間で約15,000 人が訪れる施設となっています。展示のほかにも、DIYや講習会なども行われており、2015年に開催されたコウモリフェスティバルでは日本から参加した方も多かったとのことです。

入館の際に注目したいのが、館内入り口に飾られた切り絵です。右は「五福臨門」、左は「百福駢臻」というタイトルだそうで、台湾切り紙界で有名な王楨文氏の作品を間近で拝見することができるのです。「五福臨門」は自然豊かな雲林を表現しており、「百福駢臻」にはなんと100匹のコウモリが!時間に余裕があれば数えて見て下さい(笑)。施設でコウモリに関する解説に耳を傾けるうちに、だんだんとコウモリの存在が可愛く思えてくるはずです。現在台湾に生息するコウモリはなんと36種類!絶滅が危惧される品種もあるそうで、コウモリが暮らしやすい環境作りを地域ぐるみで心がけている蘇秦村の人たち。そこだけ時が止まっているような村の静かで長閑な雰囲気にも癒されます。

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スポット登録日:2017-02-20

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