1902年(明治35年)、 嘉義駅は一棟の木造駅舎として設立しました。現在は、台湾鉄路管理局の縦貫線と阿里山森林鉄路の阿里山線の駅であり、阿里山行きのバス停は、駅を出て右側にあります。陸橋を渡っていく後方の駅には、高鉄「嘉義」駅や嘉義各地へ向かう嘉義BRTのバスターミナルがあります。
当初の駅は嘉義市街の発展にともない、小さ過ぎて不便になり、現存する鉄筋コンクリート構造の駅は1933年(昭和8年)に竣工され、建築上は「現代主義」或いは「近代折衷」と呼ばれました。基隆駅から291.8㎞のところに位置する嘉義駅は、かつて台鉄、林鉄、糖鉄の貨物運輸を束ねる中心駅でもありました。しかし、1945年(昭和20年)、米軍の空襲を受けて駅は主たる部分が破壊され、戦後の1949年になってやっと修復がなされました。駅後方の後站が設立したのは、1992年のことです。古典的要素も含み簡素化された現代風の建築様式である嘉義駅は、1998年に市定古蹟となりました。
嘉義は西南には雲林県を控え、台南市の後壁、白河にも接し、嘉南平原の中心地でもあることから昔から農業が栄えてきました。また、嘉義駅を起点として阿里山森林遊樂區へ行く人が大半なため、国内外には嘉義=阿里山として知られています。が、観光地としては他にも北港媽祖廟や吳鳳廟、關子嶺、玉山國家公園などの風光明媚なスポットをはじめ、駅の周辺には、文化路夜市や嘉義公園、檜意森活村、嘉義鉄道芸術村、獄政博物館など見どころはたくさんあります。また、名物の火鶏肉飯は、嘉義へ来たら欠かせない料理の一つですね。
基本情報
住所 | 嘉義市中山路528号(前、後站) |
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住所(中国語) | 嘉義市中山路528號 |
電話番号 | (05)222-8904 |
営業時間 | 6:00~24:00 |
行き方 | 台鉄の縦貫線と阿里山森林鉄路の阿里山線駅で、阿里山行きのバス停は駅を出て右側。駅の後方には、高鉄「嘉義」駅や嘉義各地へ向かう嘉義BRTのバスターミナルがあります。 |
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スポット登録日:2017-01-13
かつて駅2階にあったホテルやレストランが復活予定!日本統治時代建造の駅舎は、「シン台南駅」になるべく進化中でしたー♪
北門駅は、世界3大登山鉄道の一つ阿里山森林鉄道の主要駅です
台鉄「嘉義」駅から2つ目で、嘉義県の一番南にある駅です
阿里山森林鉄道で、北門駅から2つ目の竹崎駅。わずかに残っているヒノキ造りの木造駅舎の1つです
台湾南部の嘉義市、行ってみると溶け込みやすくて、ホッとできる街でした
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