新生一路にあるこちらの展示館はあまり目立っていないので探しにくく、向かいにある中油の色彩豊かなタンクを目印に向かうといいでしょう。が、近くには華僑市場やセリを行う市場があります。そうです、ここも海の近くにあり、展示館の隣は「海這裡」というシーフードレストランです。展示館の看板のほうが小さいので、一瞬レストランに来たのかと間違うほどでした。東港區漁會の古い漁業大樓を改装して設立した建物の1階は視聴室とショップ。東港の特産品を販売しており、イカスミソーセージやマグロのお菓子やエビ煎餅などが、一般のお土産屋さんよりお得な値段で購入できます。
2階は展覧エリアで、東港が発展してきた100年漁業関連の歴史、文化、お祭り、美食の紹介があります。東港は、3分の1の人口の人たちが漁業に携わっていて、マグロやカジキ、桜海老は、毎年3万トンほどがアメリカや日本などに輸出されています。2階正面には、その昔活躍していたジャンク船のりっぱな模型があり、後方には日本時代の漁業の写真が豊富で、内容も詳しく紹介されています。当時栄えていた延平老街の模型や漁民たちを中心とする民俗信仰も興味深いです。次のエリアに入ると、マグロの水揚げ状況や桜海老の引き揚げ網の作業などがリアルな模型で紹介されていました。全部中国語なのですが、漁業の歴史などに興味がある人には面白いところだと思います。
基本情報
住所 | 屏東県東港鎮新生一路53号 |
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住所(中国語) | 屏東縣東港鎮新生一路53號 |
電話番号 | (08)831-1802、(08)832-3121 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
休業日 | 月曜日 |
日本語 | 不可 |
行き方 | 高雄往復のバスが発着する停留所から、車で約10分かかります。 |
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スポット登録日:2016-05-26