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鵝鑾鼻公園内に位置する台湾最南端の灯台まで行ってきました

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墾丁観光と言えば、鵝鑾鼻公園でしょう!この日はあいにくのお天気でしたが、台湾最南端の灯台まで行ってきました。さて、この灯台の起こりですが、1867年、バシー海峡を渡っていたアメリカ商船が鵝鑾鼻沖合いで遭難し、七星岩に乗り上げました。上陸した船長夫婦と船乗りたちは原住民の攻撃を受け、1人助かった中国人船乗りは高雄へ逃げました。羅發號事件と記されています。1871年には沖縄住民たちが遭難し、原住民に殺される八瑤灣事件が起こりますが、この事件は日本へ台湾割譲のきっかけを作った1874年の牡丹社事件につながります。こららの事件があってから1875年、イギリスがこの地に灯台を作ったというわけです。
完成したのは1883年。周辺には原住民が多く住んでいたため、彼らからの攻撃を防ぐために溝や壁をめぐらし、水源も自給自足で賄ったため、世界で唯一無二の武装灯台となりました。1895年、日本統治が始まってから、1904年には恒春で初めての電話が引かれました。第二次世界大戦時には灯台は爆撃で破壊されてしまいましたが、1947年に修復され、更に1962年の大修復によって、高さや光度が強化され、現在は台湾全土で光力が一番強い灯台と言われています。

灯台は2016年現在、入場無料。珊瑚礁石灰岩地形を持つ墾丁国家公園エリアの鵝鑾鼻公園内にあり、公園は入場料が必要です。灯台の営業時間は、4月~10月は9:00~18:00、11月~3月は~17:00。お天気がいい日には、青い空と澄んだ海を背景に、真っ白の美しい灯台がよく映え、美しい風景を形作っています。

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2016-03-24

スポット更新日:2016-04-01

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