アジアのウユニ塩湖と言われる高美湿地へ行ってきました!
こんにちは、台北ナビです。
台湾の地方には、多くの見どころがありますが、今まであまり知られていなくて、ここ数年注目されてきたところに「高美湿地」があります。
ここには1967年に設立した紅白の横縞模様が美しい高美灯台もあれば、日本時代からの海水浴場もあり、近年はサイクリングロードも開通しました。
清朝の時代には台中市ではなく、彰化県志中で、「高密」と呼ばれていました。その一帯の早期集落の一つが「清水」という名で、日本統治時代には「高美」と改名されました。
夕焼けが目的
そうです!ここは夕焼けが有名で、日本人の間では、アジアのウユニ塩湖なんて別名を持つほどになりました。
午後4時ごろまでには到着し、日が暮れるころに離れるのがベストです。
ナビたちはこの日午後4時過ぎに到着しました。が、初めて行ったので、だいぶ手前で車を停めてしまい、あれ、あっちの方に人がいっぱいいるよ~と気づいてまた車を飛ばしました。
広いです!湿地帯へ入るとトイレはないので、土手のところにある公衆トイレに先に立ち寄るか、後で足を洗う時もここで洗うことになります。
前方に一列の人たちを発見!
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風車も見える景色です
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近づいてくると緑がきれい
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灯台目指して!
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いい目印です
前方に紅白の灯台を眺めながら土手沿いに歩き、湿地帯の入口に到着しました。
観光客も多いので、湿地までの通路も木できれいに作られています。
「高美湿地」の面積は約300ヘクタール
ここは、「大肚溪口湿地」の全体面積の10分1の大きさにすぎません。
が、面積は小さいながらも乾地と湿地、砂質、沼地が相まることで、生態豊富な、複雑な湿地生態が形成されています。特に「雲林莞草」という、絶滅の危機に瀕した植物は希少だそうです。
きれいな草ですね
河口あり沼地あり、乾地と湿地、砂質の壌土などの複雑な地形が形成されています。
自然資源や生態も豊富で、珍しい植物や鳥類、魚類、甲骨類なども生息し、夏になると、片方のハサミが大きいシオマネキという蟹がいたるところに見られます。
他にも国内では珍しい雁やカモなどの渡り鳥の密集した繁殖地として知られています。
ブラブラ歩きが楽しい
湿地帯には自由に入れますが、足が濡れるので、ビーチサンダルとタオルを忘れずに。週末はかなり混んでいます。ナビたちは事前に車の中でサンダルに履き替えていました。
そのままドボッと入ります。
あとはもう、自由自在に歩くのみ。
果てしなく広がる湿地帯、どこまで行くかは自分次第。
でも、進み過ぎると、戻るのも大変。
どこかに自分の居場所を確保したら、そこでゆっくり日が沈むのを眺めるのもいいものです。が、椅子なんてないから、結局しゃがむとか、ブラブラ。
ここへ来たら、とにかく!物言わず、夕陽をずっと眺めましょう。
風車の景色もきれい…、あっという間に日が暮れちゃいます。
今日はなんて素敵な1日だったんだろう~!なんて、思ってしまうほどの日没です。
途中、犬を連れてるイケメンおじさんに会いました。よく来ているんだよ~って。
いいですね、毎日ここへ来られたら、今日も幸せな1日だったとの満足感でいっぱいになることでしょう。ワンちゃんも楽しそうにわが庭のごとく、湿地帯を駆け巡っていました。
近郊の灯台、サイクリングロード、ビーチも備え、1日中遊べます。
以上、台北ナビでした。