2010年にオープンした高雄市新客家文化園区は、東は博愛路、西は中華路、北は愛河に面した閑静な場所に位置し、客家の伝統文化財を保存展示している文物館です。客家は中華民族のひとつで、もともと大陸華北の黄河流域に住んでいたとされ、その後、内乱などにより各地に渡り移住しました。歴史的にほかの集団と軋轢を起こすことも多かったようで、その生活環境は厳しかったそう。そのため、客家人の特徴として、節約家で勤勉であるといわれます。高雄市に住む客家人は多くは桃園・新竹・苗栗・屏東などから移住し、高雄市の人口の約19%を占めるといわれます。館内には衣・食・住にまつわる客家民俗行事の紹介と、農耕器具、建築などの文物が展示されています。本館の隣には工芸品・農産品展示販売センター、レストラン、客家植物公園が併設されています。また、本館の前は愛河が流れ高雄のテレビ塔「光之塔タワー」、夜景スポットで人気の「愛河之心」も徒歩圏内。川沿いに歩道が整備されていますので、散歩がてらこれらのスポットを回るのもおすすめです。
基本情報
住所 | 高雄市三民区同盟二路217号 |
---|---|
電話番号 | (07)316-5666 |
ファックス | (07)316-5366 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
休業日 | 月曜日 |
日本語 | 不可 |
ホームページ | http://chakcg.kcg.gov.tw/homestyle.php?styl=5&dat_id=120 (中国語) |
行き方 | 高雄TRT紅線後澤駅出口1より高雄市バス28番に乗車、高雄客家文化園区下車。または、高雄TRT紅線後澤駅出口4を出て、北平二街を左折→自立路を右折→同盟二路を左折。徒歩約15分。 |
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
スポット登録日:2013-10-30
スポット更新日:2013-11-01