1999年、台湾中部を震源地とした921大震災が起こりました。その後阪神大震災を経験した日本と台湾の交流によって、「紙教堂」が、台湾中部の埔里に設置されました。素材が紙で58本の筒状の紙の柱がテント式の屋根を支えているペーパードームは、かつて日本の阪神大震災で焼失したカトリックたかとり教会の敷地に建てられていました。当初は震災で被災した住民の集会所やイベント会場として使われていましたが、2005年に解体され、その後の移設先を探していたところ、台湾の廖嘉展さんがこのペーパーハウスを台湾に移設したいと名乗りを上げたのです。
廖さんは、民間団体『新故郷文教基金会』に属し、ちょうど神戸に招かれた時のことでした。日本側が解体と運送経費を負担し、設置と運営管理費は台湾側が負担しました。「紙教堂」は、南投県桃米村の町興しの中心となり、両被災地の資料等も展示されています。もし行かれるなら、ライトアップした後の情景もきれいです。
基本情報
住所 | 南投県埔里鎮桃米里桃米巷52-12号 |
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電話番号 | (049)242-2003 |
営業時間 | 9:00~20:00(土日~21:00) |
休業日 | 年中無休 |
料金 | 入園料:100元、80元(学生、65歳以上の方、埔里鎮民)、無料(3歳以下の子供、桃米里民) |
ホームページ | http://paperdome.homeland.org.tw/taomi/index.php (中国語) |
行き方 | 高鉄「台中」駅から、車で1時間半。バスの場合は、埔里から日月潭行き「南投客運」(バス)に乗車し、「桃米坑駅」下車。徒歩約5分。 |
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スポット登録日:2013-04-02
台湾中部の町・埔里、ここでの暮らしは自然体が一番
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