陶器好きは見逃すなかれ!!鶯歌へ陶器掘り出し物探しの旅へ♪
こんにちは、台北ナビです。
今日は、「器、陶芸品好き」「安くて可愛いもの好き」「ぶらぶら歩き好き」には持って来いの場所、鶯歌陶瓷老街へやってきました。台北から電車で30分のところにある小さな田舎町、鶯歌を支えてきたのは台湾では言わずと知れた陶器産業です。お買い得な普段使いの食器から、高価な陶芸品までいろいろ揃う鶯歌陶瓷老街でのんびりお気に入りの陶器探しをしてみてはいかがですか?きっと「これいい~!」「こっちも素敵!」「迷う~!」「可愛い~!」が連発の1日になることでしょう。
台北から鶯歌へのアクセス
バスやタクシーという手段もありますが、ナビは安くて快適、更に時間も程よくチ旅行気分を味わえる台湾鉄道での移動をオススメします。30分電車に揺られ、片道31元でそこそこ快適なプチ旅行ができるなら、使わない手はないですよね!
台北駅からは中壢や桃園へ行く縦貫線(西部幹線)を利用します。乗車券は台鉄「台北」駅地下1階の券売機で手軽に購入できます。乗車券を指定してから最後に現金を投入するシステムです。電車は10分~20分間隔で運行しているので、1本逃しても焦らなくて大丈夫!時刻表などの詳細は「台湾鉄路管理局」のホームページからチェックできます。
1.一張(=枚)~ 四張のボタンで購入枚数 を選択します。
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2.自強(=特急)/ 莒光(=快速) / 區間(=普通)から列車の種類を選択します。
※區間は日本のJR通勤列車を思わせるような作りで、シートもフンワリ快適で、トイレも付いているのでオススメです。自強/ 莒光は停まらないのでご注意下さい。
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3.全票(=大人) / 孩童(=子供) / 老障(=老人・障害者) / 成人去回(=大人往復) / 孩童去回(=子供往復) からチケットタイプを選択します。
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4.行先のボタンを選択します。
5.貨幣を投入します。100元札の場合は1枚ずつ左寄せで真っ直ぐに投入して下さい。
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鶯歌駅へ到着したら「文化路出口・陶瓷博物館」出口の階段を降りましょう。出口を出て右方向へ線路沿いに歩いてゆくと「鶯歌城」と書かれたトンネルが現れます。トンネルをくぐり左側に広がる「重慶街・尖山埔路」を直進すると「鶯歌陶瓷老街尖山埔路出入口」へ辿り着きます。鶯歌国小(小学校)側にもう一つ鶯歌陶瓷老街出入口が存在します。どちらから出入りしても、もちろんOKです。
今回は尖山埔路方面からスタートしました。老街の両脇にずらりと陶器のお店が並んでおり、高く伸びた椰子の木が印象的な町並みです。自分好みのお店を見つけたら気軽に立ち寄ってみましょう。器が無造作に積み重ねられているお店は掘り出し物が見つかる可能性大なので、お見逃しなく!
◇信義行
尖山埔路口から入ってすぐのお店。台湾製だけでなく、日本製の食器が安くゲットできるので在台者にはお得なお店です。
住所:鶯歌區尖山埔路16號
電話:02-2679-3849
◇大謙堂
スタートして程なく、右側に「牛車巷」という珍しい住所プレートを発見。細い路地を入ると鶯歌出身の注目若手陶芸家のお店がひっそり佇んでいます。
住所:鶯歌區尖山埔路14號-1
電話:02-2670-2245
◇阿原肥皂
お土産として人気の高いオーガニックの石鹸。なぜか陶器の街で見つけました。
◇鶯歌新旺集瓷
鶯歌の陶芸家の作品がまとめてチェックできます。
住所:鶯歌區尖山埔路81號
電話:02-2678-9571
◇風清堂
博物館へ行く途中にある文化路にも店舗があります。
住所:鶯歌區尖山埔路15號
電話:02-2677-6779
◇安達窯
日本人に大人気の陶器ブランド「安達窯」。フラッグショップ含む4店舗が鶯歌陶瓷老街内にあります。お父さんが築いたブランドを娘さんたちが新たなデザインを取り入れつつ広めているという注目ブランドです。桃園空港から帰国の場合は、帰国前に立ち寄って買い物をして帰ってもいいかもしれません。
住所:鶯歌區尖山埔路 21 號
電話:02-2670-4352
◇三希陶瓷商行
1989年に創立された鶯歌の陶器メーカー。静かな佇まいが日本人好みの店舗です。
住所:鶯歌區尖山埔路31號
電話:02-8677-7110
定休日:水曜日
◇弘祥茗壺
ナビ一行がいちばん長く滞在したと思われるお店がこちら。ナビのお買いものアンテナがピピっと反応!掘り出し物が見つかりそうな匂いがプンプンしたので、吸い込まれるように店内へ。ゴチャゴチャと山積みにされた器たち、埃のかぶり具合がまた、掘り出し物をしている感をうまい具合に演出してくれる(よく言いすぎ!?)お店でした。クレジットカードが使えるのも◎。
住所:鶯歌區陶瓷老街37號
電話:02-2678-5875
鶯歌國小(小学校)側出入口周辺もチェ~ック!
小学校の壁にも陶器の装飾がありました。
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この日はちょっとした屋台風のお店もありました。
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古~い器などが売られているお店。それなりのお値段だけれど、なんだか気になる~~。
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新太原老街陶館の2Fで、鶯歌で造られた陶器に盛り付けられた麺「甕仔麺」を食べることができます。
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前回ナビが鶯歌老街を訪れた時にはなかった「鶯歌光點美學館」は鶯歌の新たな観光スポットとして要チェックです。3階建ての建物は吹き抜けとなっていて、開放感があります。陶器以外には、国内外の玉石、水晶などの工芸品や絵画などが販売されています。台北101などにも店舗を構えている注目の陶器メーカー「乾唐軒」も入っていました。ショッピングだけでなく、カフェや食事が楽しめるスペースもあるので休憩に立ち寄るのも良いかもしれません。
住所:鶯歌區陶瓷街18號
電話:02-2678-9599
時間:10:00~19:00 (毎月第一及び第三火曜日は休館)
鶯歌を1日フルで楽しみたい方のためにオススメの食事処を簡単にご紹介します。
<鶯歌陶瓷博物館方面>
●宜蘭土包子(鶯歌區文化路128號)
店内から湯気が上がっており、出来立てアツアツの包子が食べられます。
●卓記牛肉麵(新北市鶯歌區文化路373號)
地元民がオススメの牛肉麺のお店です。
<鶯歌陶瓷老街方面>
●一片天涼麵創始店(鶯歌區中正一路3號)
ちょっと怪しい日本語メニューがあります。「綜合芝麻醬(黒白ゴマソース)」の涼麵が日本人好みの味でオススメです。
●破鑼麵店(鶯歌區建國路246號)
創立70年余りの老舗小吃店。オススメは乾麵です。
●阿婆壽司(鶯歌區中正一路63號)
肉鬆入り海苔巻きなどの台湾風寿司のお店。地元民に人気です。