「こんなホテル探してた」がココに。ヨーロッパのプチホテルみたい!白と木目を基調とした内装で幅広いゲストに対応
こんにちは、台北ナビです。
ホテル乱立地区、中山エリアにまたしても新しいホテルが誕生!(実際には名前を変えてリニューアルオープンですが…)場所はMRT「中山」駅から徒歩5分とバツグンのロケーション。それに加えて、デザイナーズホテルなんです。しかもシンプルでありながら、今までにちょっとなかったナチュラルさをプラス。ビジネスユーズだけでなく、女子同士やカップルといったツーリスト、はたまた小さい子連れのファミリーにも気に入ってもらえそうな、そんな予感がする「ダンディーホテル」をご紹介いたします!
MRT「中山」駅から徒歩5~6分。このエリア最大のメインストリート中山北路と南京東路からそれぞれ1本入ったところにオープンした「ダンディーホテル」。真っ白に輝くその外観。そう高くない佇まいやバルコニーの感じがどこかヨーロッパの雰囲気をかもし出しています。前身は元総統の蒋經國をはじめとした著名人にも愛され続けてきた50年以上も続く老舗、「王子飯店」でした。そのホテル、2008年に装いも新たにオープン。ナビでもおなじみの
シティインや
Hotel73といった近年オープンしたスタイリッシュホテルと同系列でもあり、そのモダンでオシャレな装いはこちらのホテルにもしっかりと活かされています。それもそのはず、数名の台湾人デザイナーと招きデザインを担当してもらったそうです。
ここ数年、台湾、特に台北ではデザイナーが設計した、シンプルでモダン、そしてコンパクトでスタイリッシュなホテルが増えています。いわゆるデザイナーズホテルと呼ばれるそれらのホテル、こちら「ダンディホテル」もそんな感じなのでしょうか?そう思い、ドアを開け中へ入ると、今までのソレとはちょっと違うような感覚にナビは襲われました。全体を白で統一、そして白木を配合。さらにアクセントとして壁にはポップな絵画や置物が。なんだかとってもナチュラルな感じがして落ち着くのです。確かに他のデザイナーズホテル同様、シンプル・コンパクト・スタイリッシュ…そんな雰囲気もありますが、このナビが初めに感じた「ナチュラルさ」は今までのホテルでは感じ得なかったもの。たとえ短期間とはいえ、異国で我が家として毎日を過ごす場所になるホテル。こんなシンプルで落ち着けるところがすぐに気に入ってしまいました。
ナチュラル&コンパクトなお部屋、そしてファシリティ
お部屋もやはり白と白木で統一し、ナチュラルさを前面に出しています。そのため、実際には小さなお部屋ですが、感覚的にはあまり圧迫感がありません。ただ、スーツケースを広げるとその小ささに気づくかな?といったところ。クローゼットはオープンタイプなので、小荷物でやって来て、持参したものをガチャガチャと出さないのなら、スッキリと使えるのでは…という印象を受けました。
ファシリティも最低限のものだけを揃えてあります。全室液晶TVでケーブルテレビは日本語チャンネルもOK!また、110Vやモジュラーがわかりやすいところにあるので使い勝手もよさそうです。そして特筆すべきは全室ウォシュレット付きなことと冷暖房が各部屋に設置されていること。なーんてことないようですが、冬場に暖房がなく寒さに震える経験をしたことがある人も多いのでは?こちらなら、各部屋で調節も可能なので安心です。
なぜかアメニティーセットはバスルームでなく、室内のデスクの上に置かれていますので、お風呂へ行く前にはお忘れなく!また、ポット・ミネラルウォーター・コーヒー・お茶が各部屋にセットされています。そして、ラブホにありがちなアノお品まで。「こんなオシャレなホテルで!」とビックリしてしまったナビですが、場所柄
それから、現時点では冷蔵庫は空の状態で置かれていますので、近くのコンビニなどでドリンクは調達しましょう。そして、冷蔵庫の上にセーフティボックス。こちらはお部屋によりない部屋もありますので、気になる方は予約時にご確認ください。
客室情報
Standard Room(スタンダードルーム/標準客房) 5坪
実際の坪数は最も小さいお部屋ですが、白と木目のシンプルさと大きな窓(部屋により異なる)のため、圧迫感はさほどかんじられません。バスルームもこちらのタイプはシャワーブースのみ、バスタブはありません。が、小さいながらもこちらも意外とスペースはゆったり。一人で泊まるなら十分と言えるでしょう。
Elite Room(エリートルーム/精緻客房) 6坪同タイプでも部屋によりデスクやソファなど若干異なりますが、広さなどの印象はそう変わらず。また、スタンダードルームより少しだけ広めですが、窓が小さく隣のビルと隣接しているせいか、若干の差もあまり感じられず。ただ、バスルームはバスタブとシャワーブース分離しているのが特徴。
Deluxe Room(デラックスルーム/豪華套房) 7坪 こちらも基本的な部屋の造りはスタンダードルーム・エリートルームと大差ありません。大きな違いはバスルームが広めでバスタブがジャグジーなところ。1日の疲れをゆっくり癒したい、そんなお風呂重視の方にはこちらをオススメします。
Elite Twin Room(エリートツインルーム/精緻雙人房) 10坪
数名の台湾人デザイナーを招聘し、デザインしたというお部屋が。どの部屋もホテルのシンプルでナチュラルな雰囲気を残しつつ、ユニークなゲストルームを創り上げています。また、天津街に面しているので、バルコニー付き。そちらからはシティビューが望めます。窓は防音がしっかりしているので、締め切れば外の喧騒は嘘のように消え去ります。
3F-9号室: 大同大学・実践大学講師であり現役デザイナーの林暁瑛さんがデザインしたお部屋。中へ一歩入ると、たくさんの動物の置物が迎えてくれ、外国の子供部屋にお呼ばれした気分に。子供連れはもちろん、女の子やカップルに人気がでそう!小さいツインベッドが2台入っています。
2F-7号室: 一歩足を踏み入れると、絵本の世界に紛れ込んだような気分に陥るこちらのお部屋は、北欧の童話森林がテーマ。かわいらしい世界が広がります。ベッドはダブルサイズが1台置かれています。
PCスペース
無料で使えるマックが1台。日本語の読み書きOKなので、日本語の情報収集もお手の物!プリンターもアリ。
洗濯ルーム
長期滞在者にもうれしい洗濯機・乾燥機が置かれたお部屋。粉石けんが置かれ無料で自由に使えます!
その他台北ナビを含む日本語フリーペーパーや観光パンフレット、日本語新聞、さらには靴磨き機などが。
ダイニングルーム
宿泊客には朝食ビュッフェ付き!西洋&中華スタイルです。また、24Hコーヒー・お茶がセルフでいただけます。
MRT「中山」駅前には新光三越が並び、その裏手にはおしゃれなカフェが点在しています。また、南京東路と中山北路の交差点から北上すると、ブランドショップが立ち並んでいます。天津街から東へ向かうと、そこは夜の繁華街「林森北路」となり、日本人駐在員にも人気の歓楽街です。ナビプラザはさらに東に行った南京東路上にあります。
以上、台北ナビでした。