台南の住宅街の真ん中に泊まれる便利なホステル!
こんにちは、台北ナビです。
台湾で最初期に発展し、古い街並みや独特の文化が残る古都・台南は、台湾リピーターが大注目の旅行先です。特に台南市中西区は赤崁樓、神農街、ハヤシ百貨店、孔子廟、司法博物館などなど狭い範囲にたくさんの観光スポットが密集していて、気軽に街歩きができる場所です。
そんな中西区にある、古民家を改装したお洒落なバックパッカー向けのホステルが「福憩背包客棧 和平館」です。目抜き通りの海安路から路地を少し入った場所にあり、レストランが軒を連ねる永楽市場周辺の国華街やカフェ・雑貨店が並ぶ神農街などから至近距離にあり、ドアを開けた瞬間から街歩きが楽しめる便利なホステルです。今回は、そんな「福憩背包客棧 和平館」の魅力をしっかりとご紹介します。
この建物は元々、1階が工場で上層階が住宅という工場兼住宅として使われていたんだそう。間取りはほとんど以前と変えておらず、かつてここで暮らしていた人々の生活がちょっとだけ垣間見れるようになっています。
1階を入るとまず目に入るのが、日本国旗を含めた5枚の旗が書かれた床。これまでに台湾を統治してきた統治者を象徴するもので、台湾の歩みをイメージしたものだそう。
ここでナビが日本人だということでオーナーのケビンさんから特に解説があったのですが、旗が書かれた床は、訪れる人に台湾の歴史を感じてもらいたいからで、特定の旗を踏みにじるという意図はないとのこと。現行の中華民国国旗も一緒に床に描かれているので、確かに深く考える必要はなさそうです。
1階のリビングには観光パンフレットやパソコンが置かれていて自由に情報検索できるほか、お菓子やカップラーメン、ドリンク、タオルや歯ブラシが買えるコーナーがあります。また、大切な人に対して手紙を書いて、指定した未来に届けてくれるサービスも実施。旅の思い出を残せる工夫がなされています。
少人数でもグループでも対応できる部屋
ホステルといっても1、2、3、4、6、8人部屋があります。一人旅でも安心して泊まれますし、女性グループでなら1部屋を借り切ってしまってもいいですね。トイレとシャワーは共同です。ヘアアンドボディウォッシュはありますが、気になる方はご自身の愛用しているものを準備するのがおすすめです。また、タオル、歯ブラシなどは各自ご持参ください。
贅沢な気分になれる1人部屋
福憩背包客棧で唯一の1人部屋がこの和室。台湾では珍しい畳敷きの部屋になっていて、すごく居心地がいいんです。なんとなくこの民宿の主になったような感覚さえ味わえます。感覚だけですが……。
<6人混合宿舎>
男女混合の6人部屋です。2段ベッドが縦に3つ並んでいて、隣とはカーテンで仕切られています。女性だと単独で泊まるのは抵抗があるかもしれませんが、ご安心を。女性専用の6人部屋もありますので、必要であれば予約時に指定してください。
<2人榻榻米房>
友人との2人旅ならちょっと不思議な間取りの2人部屋がおすすめ。秘密基地のようなワクワク感があり、童心に帰れます。
繁華街にあるのでどこに遊びに行くのにも便利。しかも台南に暮らすように泊まれるだなんて、いつもとは違った旅が楽しめるはず。予約はインターネットのほかラインでも受け付けています。ぜひ台南で特別な思い出を作ってくださいね。
以上台北ナビがお伝えしました。