昔ながらの民宿を地元出身のイケメンオーナーがお洒落にリフォーム 若者が集う空間に変貌
こんにちは、台北ナビです。
高雄市郊外にある美濃といえば、客家人が多く住むことで知られ、独特の文化が色濃く残る場所です。さらに自然豊かな茂林国家風景管理区に近いほか、宝来温泉などがある六亀地区への玄関口になっているなど、観光の拠点として活用できます。
そんな美濃にできたお洒落な民宿が今回ご紹介する「菸城民宿」です。菸城とは、かつてタバコの葉の栽培が盛んだった美濃の別名。田園風景が広がる中に突如出現するフォトジェニックな空間。都会の喧騒を離れてリフレッシュできちゃいます。
若者の流出が問題となっている美濃でUターンしてきた謝さん。地元では有名人なんだとか
オーナーは1989年生まれの謝忠佑さん。元々ここは親御さんが自宅を改装して経営していた民宿だったそう。謝さんはその隣でバーを開いていましたが、その後親御さんの意向で謝さんが運営を引き継ぎ、その際に大規模リニューアルし、若者に受け入れられる場所を作り上げたんだとか。
「若い人が集まる場所を作りたかった」という謝さん。一つ一つの部屋にはテーマがあり、とってもフォトジェニック。実際にたくさんの「網紅」と呼ばれるインフルエンサーが宿泊し、人気を博しているんです。ちょっと別世界に舞い込んでしまったかのようでワクワクします。
シャンプー、ボディソープ、タオル、歯ブラシ、ドライヤーと必要最低限のものは揃っています。気になる浴室はとっても清潔。シャワーとトイレは完全分離とはいかないまでも、きちんと仕切りがあるのでシャワーの飛沫でトイレ部分がびしょびしょになる……なんてことは起きないので気持ちがいいです。
お部屋紹介
インダストリアルな部屋は男性ならなんとなくワクワクしてしまいます
<601号室 極簡工業風VIPルーム>シンプルながら遊び心が感じられるインダストリアルな4人部屋。しかも小さなリビングスペースがあり、仲間や家族とワイワイ楽しめます。広々とした空間なので大きな荷物を広げるのに便利ですし、子どもが走り回ることもできちゃいます。
広々としていて過ごしやすいのが◎
<201号室 歐式鄉村風ルーム>ヨーロッパカントリー風の2人部屋。落ち着いたぬくもりが感じられる作りで、ご夫婦やカップルに最適。
若者グループの宿泊客がチェックインするやいなや撮影大会が始まるという人気の部屋です
<美式工業風ルーム>
本来はオーナーのプライベートルームだったというお部屋。凝った内装でお客さんからの問い合わせが多く、最終的には客室として開放することになったんだとか。今では人気ナンバーワン。どの角度もフォトジェニックですよ~。
また、お昼過ぎから夜にかけては民宿に隣接するダイニングバーがオープンし、一般客も利用できます。地元の若い人たちが集まる場所になっていて、ここに泊まれば、思わぬ出会いや触れ合いがあるかもしれません。
宿泊客はここで朝食も取れます。
交通の少し不便な場所にありますが、事前に予約することで送迎サービスも実施しています。(長距離の場合は有料です)
美濃生まれ、美濃育ちのオーナーだから地元の観光スポットやレストラン情報にも精通しているので、安心して宿泊できるなと思いましたよ。ご予約や問い合わせはラインからどうぞ。
以上、台北ナビがお伝えしました!