古民家ステイを体験!リノベ好きオーナーのアットホーム民宿
こんにちは、台北ナビです。
効率よく観光スポットを周って、おいしいものを食べて…旅のスケジュールを考えるのって楽しいですよね。もちろん、1日の疲れを癒してくれる宿さがしも重要です。暮らすように旅を楽しみたいなら、アットホームな雰囲気が味わえる民宿がおすすめですよ。
今回ご紹介する「湧福驛站」は、台湾情緒が色濃く残る街、台南にある古民家のリノベ民宿。ここで暮らす人々の息づかいまでも聞こえてきそうな、台南ステイが楽しめそうなお宿です。それでは、さっそく行ってみましょう!
懐かしさと新しさが融合する居心地のいい空間
人通りもまばらな大福街
リノベしたカフェや、雑貨店が多く軒を連ねる老街として有名な、神農街のほど近くの路地にある民宿。細路地に入った静かな住宅街にありながら、小吃店の多い民族路や、オシャレなカフェが立ち並ぶ信義街も歩いてすぐという便利な立地です。このあたりにはレトロな鉄格子やタイルなどを装飾したかわいい古民家が多く、たどり着くまでのワクワク感も味わえます。おっと、「湧福驛站」を発見しました!!ここもなかなかレトロなたたずまいです。
呼び鈴を押し、靴を脱いでおじゃましま~す。
建物の中は「ただいま~」と言いたくなるような、どこか懐かしさを感じる落ち着く雰囲気。玄関を入るとすぐに、みんながくつろげる場所である居間があるのは、台湾の一般家庭でよくみられるスタイルです。年季の入ったテレビ台や漢方薬を入れて使っていた百味箪笥など、古民家に溶け込む家具たちも、よくマッチしています。
友人とともに造りあげたくつろぎ空間
陳福星(左)さんと沈智勇さん(右)
オーナーの陳さんは、台南のおいしいお店や面白いスポットをすみからすみまで知りつくす台南通!それでいて大の骨董品好きであり、古民家好きでもあります。
大学時代には空間設計を専攻し、その時知り合った友達とともにこの民宿をオープンさせたそう。まるで古民家の声を聴くように、建物の個性を活かしてリノベされているのがよく分かります。
そんなくつろぎ空間で、たくさんの方々に、思い出に残る台南ステイを楽しんでもらいたいと、まるで家族のようにあたたかくお客さんを迎え入れてくれますよ。
オーナー渾身のリノベルームを拝見!
お部屋のカギはカードタイプ
お部屋は1階に1部屋と、2階に3部屋あり、すべて雙人房(ダブルルーム)です。
どのお部屋も、モダンな雰囲気を取り入れながら、古民家のよさをそのままにリノベされています。気になる水回りも、まるでホテルのように清潔感いっぱい!全室オートロックなので、セキュリティ面も安心です。
のんびり快適にお過ごしください~。
F101禪淨雙人房 約6坪 ダブルルーム(雙人房)
ドアを入ってすぐ目に入るのが、フレームにはめ込まれたレトロなすりガラス。ノスタルジックな雰囲気につつまれ、ゆっくり眠れそうです。
このお部屋のみが1階にあり、ちょうどキッチンの奥に位置しているので、誰かが料理している時は、いいにおいが漂ってくることも…。
F201舒活雙人房 約6坪 ダブルルーム(雙人房)明るい光が差し込むすりガラスに、昔ながらの鉄格子が浮かび上がるお部屋です。
木を使ったオブジェや家具に囲まれ、温もりある雰囲気のなか、ゆっくり旅の疲れを癒すことができそうです。
F202 大帥雙人房 約6坪 ダブルルーム(雙人房)白を基調としたインテリアの、開放感あふれるお部屋。ビックリするほど大きいスタンドランプなど、所々に遊び心いっぱいのかわいい装飾が施されています。
このお部屋にはバスタブがあり、バスルームの窓を開けるとサクランボの木が間近に!森林浴をしているような気分でのバスタイムを楽しむことができますよ。
F203恬靜淡雅雙人房 約6坪 ダブルルーム(雙人房)
「花磚」という、透かしコンクリートの壁が目を引くお部屋。リノベ以前は、通路部分が外だった為、この花磚は部屋に風を通すため、実際につかわれていた建築素材だそうです。それが今では、かわいいインテリアに!
打ちっぱなしのコンクリートの壁も、オシャレで現代的な雰囲気です。
古き良き、そしてディープな台湾を体感できる場所として、ここ最近人気を集めている台南。せっかく台南に来たからには、宿泊スタイルにもこだわって、思い出に残る旅をカスタマイズしてみませんか?
以上、台北ナビがお届けしました。