お部屋から三仙台! 夜には満点の星空も楽しめちゃう♪
こんにちは、台北ナビです。
観光局が主催した「好客民宿」内見ツアーで出会った、とっておきの民宿をご紹介したいと思います。台東市から花東海岸公路(台11線)を北上していると右手に見えてくるコンクリートつくりの四角い建物。これ、何かな? と思っていた方もいるのではないでしょうか? これが今回ご紹介する民宿「油桐花坊 台東曙光篇」です。
台東で油桐花? なぜこんなところに? 色々な「?」を解消すべく、早速見てみましょう!
台東で油桐花の謎
笑顔が素敵なオーナーの李孝盛さん。椰子林企業股份有限公司の總經理もつとめているかなりのやり手! 現在、成功漁港近くにもう一箇所新たな民宿を建てる計画があるそうです
油桐花と言えば苗栗が有名ですよね。実はその流行を作ったとも言われている民宿が「油桐花坊 桐花篇」なのです。そのオーナーである李孝盛さんが新たに手がけた民宿が今回ご紹介する「油桐花坊 台東曙光篇」。だから油桐花の文字があったのですね。
この土地は海に触れられる貴重なもの。だから「原住民」と「海」をテーマにして作り上げました。建物内外の細かい部分にまで李さんの思いや考えが反映され、ほかに見ないユニークな作りになっています。
例えば色や種類の違うコンクリートで作ったのかなと思っていた外観は1種類のコンクリートで作っているのです。よ~く見れば、コンクリートに無数の溝をつけて波打つ様子を表現しています。また、館内に入るとすぐに現れる階段にもかなりこだわっています。民宿のある台東県成功鎮は成功漁港も有名で、水揚量も台湾一二を争うほどです。そのため、漁網と海をイメージして作ったのですが、この階段を作るだけでかなりお金がかかったそうですよ。それでもどうしても作りたかったのだとか。
こちらの売りは何と言っても3階にあるすべてのお部屋から三仙台が見えることでしょう! 台東のシンボルとして大人気の三仙台を一日中楽しめてしまうのです。三仙台は朝日を見るスポットとしても人気なので、早起きしてお部屋から朝日を楽しむのも良さそうですね♪また、夜になると満点の星も楽しめるんだとか。
あぁ、次回は1泊して朝、昼、晩と移り行く海の様子を見ていたいなぁ…。
歯磨きセット、コーム、レザー、シャワーキャップ、ボディウォッシュ、シャンプー&ドライヤー
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バスタオルとフェイスタオル
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一見カントリー調のお部屋ですが、所々に流木が使われていてちょっぴり原住民感も漂っています。窓が大きく採られ、お部屋の中でも十分景色を楽しめるのも◎。
浴室には猫足バスタブがあって、ここからも三仙台が見られます。
ダブルベッドが2台置かれているお部屋。そのため、ダブルルームよりはちょっぴり狭い気もしますが、十分な広さです。ベランダに出て三仙台を存分に楽しみたいお部屋です。
1面だった窓が2面になって、景観をより楽しめるようになっているお部屋。
そのためかチェアーがたくさん置かれていますよ~。浴室も広くなっていました。
新鮮な海鮮料理が2名から食べられます!
漁港が近いこともあり、こちらで提供されるお料理は海鮮をふんだんに使っています。桌菜のように円卓を囲むお料理も多いのですが、2名からセットメニューにして提供もしているので、自由旅行の方でも楽しめるのが嬉しいです。
カジキやマグロなどの新鮮なお刺し身、シイラの塩焼き、イカ団子、蒸しエビなど…新鮮で豊富な海鮮は目でも舌でも楽しめるものばかり!
その中でもナビ一向が大絶賛したのはイカの塩焼き。身が厚く、ぎゅっとうまみが詰まったイカちゃん。噛めば噛むほど甘みがじわぁ~と出てきて、もう最高! 抜群の塩加減なのも◎。
※夕食は3日前までに予約が必要になります。
※メニューは日によって変わります。
2階のレストランの床にも注目! タイルでクジラを描き出しています