台東のスローライフを体験しながら宿泊できる民宿! いつまでもぼぉ~とできる快適空間が広がっています
オーナー夫人の邱靜瑜さんと元カメラマンだという李俊龍さんのセカンドライフがここに!
こんにちは、台北ナビです。
今回ナビは観光局が主催する「好客民宿」内見ツアーに参加してきました。第一弾は台東県鹿野郷の最も北側に位置し、中央山脈と都蘭に挟まれた場所にある「平凡平房民宿」。では、さっそく行ってみましょう!
観光局が自信を持ってオススメする民宿の標章・「好客民宿」
「好客民宿」とは、「親切、友好的、清潔、衛生的、安心」という5大理念を指標として観光局が選ぶ民宿です。この認定を受けるには、応募→観光局が主催する講座を受講→県政府の査定→委員による視察審査→好客民宿遴選委員会による決議・認定というプロセスを踏むことが必要なのですが、こんなに苦労して得た標章の有効期限はたったの3年間。観光局が厳しく査定を課すのは台湾旅行を楽しむ国内外の方に気持ちよく宿泊して欲しいという思いの現れなのです。
最近では非合法の民宿が数多くあり、不幸な事故が起こることもあります。せっかくの台湾旅行、安全に安心して宿泊できる施設でゆっくりしたいですよね。どの宿がいいのかな? と迷った時には是非観光局のHPから、合法かどうか、民宿なら好客民宿を選んでみてくださいね。
關山駅から車で10分と聞いていたのですが、車は畑に囲まれた細道をずんずん進んで行きます。道を間違えたかなと不安になった時に視界がどぉ~んと広がり、「平凡平房民宿」に到着します。
15年前に競売で約11800㎡もの大きさの土地と建物を破格で手に入れたというオーナー夫婦。まずは荒れ放題だった庭の手入れからスタートさせましたが、とにかく広大な土地で、原住民の方に手伝ってもらっても、かなりの時間がかかったのだとか。雑草を刈っても刈っても手に入れた土地の端に到達しなかったと楽しそうにオーナー夫婦は語ります。
元々あった梅や波羅蜜(ジャックフルーツ)などの植物は大切に残し、新たにかぼちゃやミニトマト、主に東南アジアに生殖する砂梨(別名:太平洋橄欖)なども栽培しています。オーナー夫婦は日ごろ台北で商売をしているため、庭の手入れの時期を逃してしまうこともあるそうです。台北のビジネスと台東での民宿経営はなかなか難しいこともあるようですが、地元の方の手伝いもあり、何とかやっていけているんだそう。ほかの人も頑張っているのだから自分ができないわけがない! と自分に言い聞かせてとにかく前進あるのみなんだとか。
そうして整備されたお庭で取れるお野菜などは自由に採ることができますし、窯を使ってバーベキューも楽しめます。(2泊以上)
子供に大人気だというプールも使いたい放題! 山からの湧水を使用しているそう
採れたてのミニかぼちゃ
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ワンちゃんも走り回っています
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1棟貸し切り方式の民宿
1日1組のみの貸し切りタイプの民宿は2011年にオープン。大きなリノベーションはほとんど行わなくても、今のような快適空間だったそうですよ。本当にいいおい買い物ですよね~。
また、オーナー夫人である邱靜瑜さんは台北で家具屋さんを営んでいるため、家具はすべて自分の会社で扱っているもの。特にベッドは寝心地がとってもいいのだとか! では、一部ですが、民宿の様子を見てみましょう!
リビング
ダイニング
キッチンも自由に使えます
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ゆっくりお茶などを楽しめます
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ダブルベッドが1台置かれたお部屋。白を基調にしており、明るくシンプルです。
浴室が大きく採られ、シャワーブースとトイレ・洗面台がきちんと分かれているのが日本人的には嬉しいところ。こんなお部屋に住みたいなと思わせてくれるお部屋でした。