デザインだけでなく”居心地のよさ”をとことん追求したホテルが台南に!
台南駅
こんにちは、台北ナビです。
昔ながらの風情が残る街として最近注目されている台南。この度、駅のほど近くにおしゃれでリーズナブルなホテルができたと聞いてやってきました。どうやら台南ならではの要素と、南国ならではの温かい人情がたっぷり詰まったホテルらしいのです。早速行ってみましょう!
細い路地がたくさんある台南ですが、ホテルがあるのは駅に通じる大通りの成功路沿いなので、迷う心配なくたどり着くことができます。2015年の年末にオープンしたばかりの新しいホテルは、外壁の白と木のナチュラルカラーが目印。台南公園や呉園、赤崁樓などの有名な観光スポットも徒歩圏内。駅前ロータリーからバスに乗り、少し離れた観光スポットへ足をのばすのにも便利な立地です。
3つのドアがお出迎え!ハイセンスながらアットホームな空間
天井が鏡張りでより広く見える館内
入り口の向こうには、オシャレなバーのようなきらびやかな空間が広がっています。ハイセンスな家具や、ずらりとお酒が並ぶバーカウンター。あれっ!間違えちゃった?と思わず引き返しそうになったナビを、フロントスタッフの方が「歓迎光臨~」とあたたかく迎えてくれました。三道門(3ドア)のテーマは、建築美学、芸術鑑賞、そして古都文化。築30年以上という年季の入った建物に残る古き良き台南らしさに、アート的な要素を加え設計されているのが特徴です。宿泊客は、ホテルのエントランス、各フロアのドア、そして客室のドアと3つのドアを通るようになっている仕掛けも、3ドアならでは。家に帰ってきたときに、ホッとする空間が家族の集まるリビングであるように、ホテルの顔であるロビーフロアに、バーカウンターやくつろげるソファーを設置し、居心地のいい空間を演出しています。
インターネットコーナーも1階です
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アート作品が至る所に…
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中でもホテル最上階にある「空中花園」は、建築デザイナーさんが最も力を入れた場所なんだそうです。ヒノキ1枚板の大きなテーブルや、壁一面の本棚、ちょっとしたキッチンも設置されていて、まるでダイニングルームのよう。本を読むのはもちろん、映画を観賞したり、囲碁やおしゃべりを楽しんだり、ゲスト同士の交流も楽しめそうです。フローリングで絵本も多く用意されているので、小さなお子さん連れのファミリーもくつろげそうです。ちょっとしたシャワースペースが用意されているのは、現在準備を進めているエアロバイクを設置したミニジムの利用者用です。空中花園が最もきれいな時間帯はなんといっても夜!ライトアップされたテラス席で、南国の夜風にあたれば旅の疲れも一気に吹き飛びそうです。今後はいろいろなイベントも開催予定。40人まで収容可能で、お昼前頃から夜23時まで開放しています。
アメニティーのひとつひとつにもこだわりが
黒と白を基調とした落ち着く雰囲気のバスルームやベッドまわり。早速シンプルなデザインのアメニティーをチェックしてみましょう!マグカップや鉛筆など、ここでしか出会えない三道門オリジナルグッズは、フロントにて購入することもできますよ。
<バスルーム>
ウォシュレット完備
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洗面台はVilleroy & Boch!!
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<クローゼット>
<ベッドまわり>
旅の疲れを癒してくれる工夫がいっぱいの客室
2階から7階まで全部で49部屋ある客室は、各フロアにテーマが決められていて、それぞれの階でがらりと違った雰囲気。客室カードキーは、エレベーターとフロアドアでもタッチが必要ですが、他の階には行けないようになっていて、セキュリティー対策も万全!また、アレルギーのあるゲストに配慮し、ダニ、ほこりの温床となるカーペットを敷いていません。特徴的なのは、見せる収納になっているクローゼット。こうすることによって、空間を広く見せるだけでなく、湿気やカビ対策にも効果的なんです。
Deluxe Double Room(デラックスダブルルーム/天歩藝術雙人房)約8~11坪 参考画像:701号室 標準タイプでこの広さ!シンプルで清潔感ある見せる収納クローゼットも、より一層部屋を広く見せてくれます。ゆったりした気分で台南ステイを楽しめそうです。台南の伝統菓子、椪餅もうれしいサービス!
同じタイプで、テラス付きのお部屋もあり!同じタイプと言えど、デザインが異なるので来るたびに、違った気分を味わえそうです。
参考画像:702
Deluxe Family Queen Room(デラックスファミリークイーンルーム/天歩樹上4人房) 約13~15坪 参考画像:707号室
ナチュラルなウッドカラーの中に、ソファーの赤がアクセントの落ち着いた雰囲気のお部屋。窓一面の広々としたデスクの下は、スーツケースをしまう場所としても便利。これなら4人宿泊してもゆったりとリラックスできそうです。
Deluxe Family King Room(デラックスファミリーキングルーム/天歩湖美4人房) 約13~15坪 参考画像:606号室
窓辺にあるヒノキの屋根が、特徴的なお部屋。入った瞬間ひのきの香りがふわっと漂い、まるで森の中にいるような気分にさせてくれます。バスルームの床には、台南古民家の伝統的なタイルをモチーフにしたデザインが施され、シンプルながらも華やかです。
Double Room+Sofa(ダブルルームルーム+ソファ/天歩美學雙人房)13~15坪 参考画像:602号室
ゆったりとしたソファーベッドを備えた、3人まで宿泊可能なお部屋。テラスから差しこむ明るい光をみていると、台南の大通りにいることを忘れてしまいそうなほど落ち着いています。
Quad Roon(クアッドルーム/天歩人文4人房) 約13~15坪 参考画像:306号室
シングルベッド4台の4人部屋。トランク型のクローゼットや、レトロなソファーなど家具もこだわっていて、旅好きの女子グループに特におすすめです。
館内施設とうれしいサービス
日光徐徐 地下1階高雄からやってきたブランチが人気のカフェ、「日光徐徐」が朝食会場になります。壁には台南の古跡が描かれ、古民家らしい建築素材はそのままに、モダンなデザインをミックスさせた空間になっています。宿泊費に朝食も含まれていて、サンドイッチやお粥など、13種類のセットメニューの中からお好きなものを選ぶことができます。
朝食時間:6:30~10:00
3 BAR 1階 夜になるとロビーフロアは、バーへと早変わり!宿泊客にはビール1本を無料サービス(1部屋につき1本)。たっぷり観光を楽しんだ後は、オシャレな空間でほろ酔い気分。その後は、お部屋でぐっすりなんて、あ~うらやましい!!
営業時間:21:00~03:00
車椅子のゲストの方にも、快適な台南ステイを楽しんでもらえるよう、スロープやエレベーター、ハンディキャップトイレなど、きめ細かな設備も発見しました。その他にも、ベビーベッドの貸し出し(要予約)、自転車の貸し出し、台南駅、花園夜市の送迎(要予約)など、ゲストに有意義に台南観光を楽しんでもらえるような、サービスがいっぱいです。今回ナビが思ったのは、デザインだけでなく、安全面、衛生面でも使う側の事をすごく考えたホテルだな~ということ。お値段もリーズナブルでリピーター率が多いのも納得です。ファミリーはもちろん、女子旅にもよさそうです。
以上、台北ナビでした。