杉板湾（小琉球）

こんにちは、台北ナビです。
2010年、16棟のヴィラと16室の部屋を持つ建物から始まった「杉板湾」民宿は、小琉球の杉福漁港を見渡す位置にあります。ロビーのある建物の上階に上がると、漁港が一望！海に面したとても快適な場所に位置しています。
「杉板湾」の島内の位置は、ほとんどの観光船が発着する白沙観光港に到着したら、逆時計回りの方向で、島の西側海岸線のちょうどまん中あたり。目の前はサイクリングロードなので、電動自転車を利用したら、民宿を拠点にいろいろ回るのは便利ですね。

小琉球は1年中観光シーズン

オーナーの洪義祥さんは、かつては小琉球の小学校の校長先生でした。島の出身でお父様は漁師でした。現在13000人の人口を持つ小琉球は、8つの村があり、2つの村に一つの小学校。中学校は島に1校のみ。高校進学の際に、皆島を離れます。今島内の民宿は、かつて父親が漁師だった人たちの子女が島へ戻ってきて始めることが多いのですが、洪さんのお父様は早くから自分の子供たちは教育を受けるべきで、苦しい漁師の仕事は継がせたくないと考えていたそうです。そのため洪さんは師範大学に進み、島の子供たちのためにここへ戻り、教育者としての道を歩んできました。かつて小琉球は漁師たちの島で、生活のため、インドネシアやインド、南アフリカまで事業の範囲を広げていきました。海外へ進出し成功した漁師たちの子女たちは、国際的な視野を持ち言語はもちろんビジネスでもそのセンスを発揮し、小琉球に戻って、民宿経営などでその能力を発揮しているのです。

洪さんが民宿を始めた2010年は、小琉球に観光客が押し寄せ始めた時期。2016年には、大小300軒以上の民宿が島には立ち並んでいます。それでも夏には部屋が足りないという状況が起こるそうで、ナビ的には、ここへ来るなら人が多い夏場からはちょっとずらす方がゆったりと楽しむことが出来るかなと思います。というのは、小琉球は澎湖などと違って、台風の影響をあまり受けない、冬場でもシュノーケリングが楽しめる場所だからです！

Superior Guestroom（スーペリアゲストルーム/精緻二人房）　20坪

Superior Guestroom（スーペリアゲストルーム/精緻四人房）　25坪

こちらは民宿と言ってもホテルのような雰囲気で、こちらも2人部屋と4人部屋、6人部屋が16室あります。アメニティなどは、パックやバスソルトがないだけで、他のものはヴィラエリアと同じ。また、階下に大きなプールがあります。子供用のプールもあり、前方は大きな芝生地。敷地内でも十分遊べそうですね。 2人部屋（ダブルベッド1つ　10坪）、4人部屋（ダブルベッド2つ　12坪）、6人部屋（ダブルベッド3つ　14坪）の3種があります。

Standard Guestroom（スタンダードゲストルーム/標準二人房）  　画像参考：207室　10坪

友達同士や仲間たちと4人で来て、ツイン部屋2つは費用もかさむし、何かと不便とお考えの方は、是非こちらの棟に来てください。こちらも16室で、全室4シングルベッドの部屋です。ベランダもあるし、なんてったって部屋が広い！荷物が思いっきり広げられるし、窓際にはテーブルもあり、バスルームも洗面台が2つあります。皆でワイワイできますね。4人部屋には、一般用と更に3坪広いファミリー用の2種があります。

Standard Guestroom（スタンダードゲストルーム/標準四人房）　画像参考：2205室　13坪

シュノーケリングなどの予約もできます

小琉球の民宿の多くは、船のチケットやシュノーケリングやグラスボートを宿泊とセットで販売しているところも多いです。こちらも午後の15時半にシュノーケリングがあります。グラスボートの予約やナイトツアーの申し込みもできます。また、ここは夕焼けのスポット。日没時には、本館の屋上に上がって、海を眺めてくださいね。
以上、台北ナビでした。