オシャレで新しいだけじゃない!便利さと快適さを兼ね備えたホテルがまた一つ台北に誕生しました
こんにちは、台北ナビです。
ホテルの建設ラッシュに湧く台北ですが、また新たに魅力的な宿を発見してしまいました。それが2013年7月にオープンした「HOTEL COZZI(和逸飯店)」です。大通り沿いの便利な立地とアットホームで快適な館内が魅力のこちらのホテル、次の台北ステイにぜひおすすめの一軒です。
バスもタクシーも楽々乗り入れ。観光客に嬉しい好立地
シンプルな建物ですが、立地がいいので目立ちます
「HOTEL COZZI」があるのは、民生東路と建国北路の交差点。大通り沿いの角にあります。できたばかりのホテルはタクシーの運転手さんも知らないことが多く、なかなか見つけられずに困ったという話もよく聞きますが、この場所なら目立つし、車の乗り入れもラクラク。旅の拠点としてこれは重要なポイントですね。空港からのバスも1本隣の松江路に停まりますので、そこから徒歩2~3分!とっても便利です。
大通りに面しているので車の乗り入れもラクラク
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すぐ近くに長榮(エバー/EVA)の空港バスも停まります
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考え抜かれた設計で空間を最大限活用しています
充分な広さのロビー
もともとはオフィスビルだった建物を改築したこちらのホテル。台湾のオフィスビルの例に漏れず、天井はあまり高くありません。しかしそれを感じさせないのは、白を基調にしたインテリアと空間の使い方のうまさがあるから。
設計を担当した呉宗岳さんはラグジュアリー感のある空間作りには定評があります。その一端がうかがえるのが、1Fエントランスから2Fのラウンジに続く階段のデザイン。あえて曲線を描いて、奥行きと高さを演出しているそうです。階段下のスペースも有効活用し、充分な快適さを保っています。
朝食スペースも兼ねているラウンジ
2Fのラウンジで朝食をいただきます。ここは6:30~10:00(週末、祝祭日は~12:00)を朝食スペースとして利用。その後は夜までラウンジとして開放し、軽食や飲み物が常時用意されています。もちろん全館無線LANが使えて、各種新聞やマッサージ機まで(!)用意されているので、ここで仕事をするビジネスマンも多いそうですよ。朝食は450元(休日は550元)+サービス料で宿泊客以外の方も食べられます。
チェックインなどの手続きもできるラウンジ内のカウンター。周辺案内や各種相談などをここでも受け付けています
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食後はゆったりリビングスペースで休憩してもいいかも
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ダイニング席やソファー席、バリエーションも豊富
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採光もよく気持ちのいい場所です
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こちらはリビングスペースを隔ててちょっと離れた席。ビュッフェエリアは遠くなりますが、静かなこちらを好むお客さんも多いのだとか。
ラウンジは毎日19:00~20:00の1時間が「HAPPY HOUR」というお楽しみタイムになっていて、ビールなどアルコール類は1つオーダーするともう1杯は無料のいわゆる「買一送一」になるそうです。こちらも宿泊客以外の方も350元+サービス料で入場できます。お友達を誘って飲むのもいいですね。
食事や仕事をしながら使えるマッサージ機を発見!
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テレビを見ながらマッサージ。贅沢な時間です
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メニューは洋食がメインですが、白いご飯に納豆、白身魚の照り焼きなど日本人に嬉しいメニューもたくさん用意されていました。ビュッフェエリアはコンパクトですが、リゾットやチーズクラッカーなどもあって、ラインナップは豊富。ジュースバーはおしゃれにディスプレイされていて、豆乳やフレッシュジュースがたっぷり。野菜スティックに各種ドレッシングも揃っていました。毎日変わるというスープはしいたけととんこつベース、おかゆなど中華系のメニューもありますので、台湾に来たらやっぱり中華系のご飯で腹ごしらえがしたい!という方もご安心を!野菜が多くなんとなくヘルシーなメニューが多いのも嬉しいところです。
どれも日本人の口に合うおいしい料理でしたが、なかでもパンのおいしさが際立っていました。ホテルの方にそのことを話すと、やはりパンはCOZZIの売りの一つだそうで、後ほどご紹介しますが、1Fにあるレストラン「COZZI KITCHEN」は各国のサンドイッチをメインにしたお店なんだそうです。パンは毎朝手作り、焼きたてで、販売もしています。
卵は好きなようにその場で焼いてくれます
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お惣菜はル・クルーゼのお鍋で提供。オシャレ~
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フルーツ、チーズクラッカー、納豆は衛生管理のため冷蔵庫に
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我々日本人は納豆があるとホッとします
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いよいよ客室を拝見。まずはアメニティをチェック!
カードキーを使って宿泊階へ
すっかりラウンジでくつろいでしまったナビ。
居心地の良さに客室への期待が膨らみます。お部屋へのエレベーターにはカードキーが必要でセキュリティも完備。客室フロアの廊下はなんとなく和風の香りがして、とても落ち着きます。部屋に入ってみると、シンプルな空間にハイテク設備が満載!あまりの便利さに部屋を出られなくなりそうなほどの充実ぶりです。
客室は全部で4種類あります
客室は全部で4種類あります。スイートルーム6部屋を含めて全部で約135室。
タイプによってはバスタブなしシャワーのみのお部屋もありますので、予約時にご確認ください。全室に備えたソファーや椅子はすべてオーダーメイド。トイレももちろんすべてウォシュレットつき。ベッドはツインルームがセミダブルサイズ2台、ダブルルームはキングサイズベッドを使用していて、ゆったり休めます。ベッドファブリックにもこだわり、肌への刺激が少ないものを選んでいるそう。快適すぎて部屋から出られなくなりそうでした!
Comfort Room(コンフォートルーム/舒適客房) 8~9坪
計20部屋ほど用意された一番リーズナブルなお部屋。
セミダブルサイズのベッド2台を収めたツインルームですが、スペースは充分。
画像提供:HOTEL COZZI(和逸飯店)
Cozzi Room(コジールーム/和逸客房) 8~9坪
計50部屋ほどあるお部屋。拝見した1010号室はダブルルームで、バスタブとシャワールームが両方あって、さらに分離しているのが日本人には使いやすそうでした。
Cozzi Room(コジールーム/和逸客房) 8~9坪
こちらはシャワールームのみのタイプ。
窓際にスペースがあるので、ソファーが置いてあってさらにゆったりした印象。
画像提供:HOTEL COZZI(和逸飯店)
Cozzi Corner Room(コジーコーナールーム/景隅客房) 10坪
ベッドルームとバスルームがドアで区切られ、それぞれのスペースが快適に配置されています。
窓のあるバスルームには独立式のバスタブがあり、まるでプライベートな露天風呂のようです。
Comfort Suite(コンフォートスイート/舒適套房) 12~13坪
ホテル内に6部屋だけのスペシャルルーム。広々快適なだけでなく、カフェマシーンやDVDプレイヤー、体重計など設備がさらに充実。アメニティはイタリア産のブランドにグレードアップします。
画像提供:HOTEL COZZI(和逸飯店)
2Fにはラウンジ以外にもコンパクトなジム、会議室があります。
ジムには簡単なランニングマシーンがあるだけですが、窓が広く取ってあって快適。タオルとミネラルウォーターを無料で提供、体重計も使えます。
会議室は2部屋。宿泊客なら無料で1時間使えます。もちろん宿泊客以外でも利用可(有料)。
1Fのレストランでは世界13カ国のサンドイッチが楽しめます
COZZI KITCHEN1F 11:30~22:00(土日9:30~22:00)
ランチタイム 平日11:30~14:30
下午茶(アフタヌーンティ) 平日14:30~17:00
ディナータイム 平日18:00~22:00
ブランチタイム 土日9:30~16:00
韓国サンドセット 420元ステーキとキムチをはさんだボリュームサンドです。サラダとスープ、ポテトにデザートのスイーツつき。写真のセットメニューはアボガドサラダ、ミランスタイルの野菜スープ、チェリーとバニラのパンナコッタ
イタリアサンドセット 380元フォカッチャでポテトやスモークサーモンをはさんだあっさりした美味しさが人気。写真のセットメニューはミックスソーセージとマッシュルームのサラダ、クラムチャウダー、フィッシュ&チップス、ニューヨーククリームチーズケーキ
ジュースもコーヒーも絞りたて、淹れたてが売り
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ディナーメニューのステーキもボリューム満点
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下午茶(アフタヌーンティー)のセットも豪華。
2人でオーダーして780元。軽食は4種類、スイーツは6種類、ドリンクは10種の中から2人で好きなものを選んでいくスタイル。メニューには英語表記もあります。
一口サイズの料理やスイーツ、なんだか贅沢な気分です。
レジカウンター前ではパンとケーキの販売もしています。
ナビがとってもおいしいと感じたホテルブレッドも、一斤80元と良心的なお値段なのが嬉しいです。季節の素材を取り入れたパンは常時変わるそうなので、旅行の度にチェックするのも楽しいかもしれません。
長期滞在の方にもおすすめです
泊まる人の目線に立って便利さと快適さを上手に同居させたHOTEL COZZI台北民生館。台北在住のナビも「泊まりたい、いや、住みたい!」とあまりに行き届いたサービスと居心地の良さに感じ入ってしまいました。次回の台湾旅行、ホテルライフを充実させたいとお考えならぜひ選んでほしい一軒。長期で滞在する方にもおすすめのホテルです。
以上、台北ナビがお届けしました。