「新北投」駅から徒歩3分!アクセス便利で日本人好みの嬉しいホテルが誕生しました~!
こんにちは、台北ナビです。
台北も11月になると、少しずつ秋の気配が漂ってきます。常夏のイメージを持たれがちな台湾ですが、秋冬もちゃんとあって、冬場は10度前後まで気温が下がることも。日本の冬に比べればたいしたことのない気温ですが、この時期の台北は雨が多い!さらに暖房設備が整っていないことも多いので、冬の台湾に来てホテルで凍えた、なんて経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
寒さに震える時、われわれ日本人が思い浮かべるものはただ一つ、そう!温泉ですよね。前置きが長くなりましたが、今回は温泉宿のご紹介です。
新北投の駅から徒歩3分!
台北からもっともアクセスがよく、2泊3日の旅程でも無理なく行けるといえば、やっぱり北投温泉。市内中心部からMRTで30分、ゆっくり散策しても半日で往復できるなんとも嬉しい距離です。ホテルを目指しつつ温泉街をブラブラするのも楽しいですが、今回ご紹介する宿は最寄りの「新北投」駅からなんと徒歩3分!抜群の便利さなんです!2013年9月にオープンした「北投天玥泉會館」、さっそくその全貌をのぞいてみましょう!
バスで北投駅へもすぐ
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駅からホテルへ歩くと、途中に地元で大人気のラーメン屋さんがあります
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更衣室完備!設備もしっかりしていて快適
落ち着いた正面玄関です
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大浴場前のベンチもこんなにおしゃれ
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ロッカーは靴もセットで管理
入口から木目調のスッキリしたデザインで統一された館内。大浴場は照明を落としてあってさらにしっとりした雰囲気です。水着の着用が義務付けられることも多い台湾ですが、こちらの温泉は日本と同じように裸でゆったり入れます。
更衣室も鍵付きロッカー完備で広々。湯上りに身だしなみを整えるスペースもしっかり整えられていて、快適そうでした。簡単なスキンケア製品もありますよ。ロッカーは靴を入れるスペースがセットになった最新型。これなら身の回りのものをすべて管理できて安心ですね。
広さなんと400坪!の~んびり浸かれる広々大浴場
ジェットバスつきのお風呂
大浴場の扉を開けて思わず「わ~!!」と歓声をあげてしまったナビ。大浴場といっても、こんなに大きな広々浴槽だとは予想していなかったんです。数字にして約400坪!一番広いジェット風呂には取材のためにモデルさんが入浴してくれていましたが、はるか遠くに見えました。ジェット風呂はマッサージ機能重視のため、水を加えて適温を保っているそうですが、別にもう一つ100%天然の温泉がありますのでご安心を。こちらはジェット風呂の1/2ほどの大きさですが、それでもかなり広いですよ~。ジェット風呂の熱さは40度前後ですが、天然温泉は42~45度をキープ。お風呂は熱くなくちゃ!と思う江戸っ子ナビも満足のいい湯加減です。泉質は白磺泉と呼ばれる淡い乳白色の温泉。弱酸性の白磺泉は敏感肌の人でも安心して入れます。
大浴場内の設備はパーフェクト!
お風呂周りの設備も充実しています。少し湯疲れしたら水風呂や休憩用のリラックスチェアへ。シャワー室もありますが、一人ひとりが快適に使えるように区切られた洗い場もあり、私たち日本人にはこちらが使いやすいと思います。椅子はもちろん、シャンプーやボディーソープも備え付けのものが用意されています。もちろんタオルも提供してもらえるので、何も持たずにフラリと立ち寄って、スッキリキレイになれちゃうのが日帰り旅行者にも嬉しい限りです。
※洗顔フォームなどの用意はないので、さっぱり顔も洗いたい!という方はお手数ですがご自分でご用意ください。
シャンプー、リンスは備え付け
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休憩用のチェアもあります
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蒸気いっぱいのミストルーム
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サウナもゆったり入れます
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水風呂もあります
洗い場の奥にはなんと10数人は座れるかという広々サウナに、大容量の蒸気が気持ちいいミストルームまでありました!サウナやミストで開いた毛穴に温泉成分が染み渡り、つるつる効果が倍増しそうで嬉しい~。取材日は内覧のみで、実際にお湯に浸かることはできなかったナビですが、快適さは間違いないと確信しました。日帰り温泉でも時間制限なし。499元でこの温泉を楽しめるなんてとってもリーズナブル。ナビも休みの日に入りにいくぞ~!
ゆったりラウンジ
大浴場と同じ階にはこちらも充分すぎる広さを取ったくつろぎスペースが。休憩所というよりはラウンジという言葉がピッタリくるオシャレなムードです。
この蛇口をひねれば天然温泉が出てきます♪
続いて家族やグループで貸し切りできる家族風呂を見せてもらいました。家族風呂は全部で14個あります。石造りの浴槽に木製のブラインド、木桶などがあしらわれて、スッキリした中にもリラックスした雰囲気。温泉100パーセントで入ることもできれば、水温を調節するのも自由なのが家族風呂のいいところですよね。隣に小さめの水風呂用浴槽もありました。
温泉つきの客室を拝見
日帰りでも充分楽しめる「北投天玥泉會館」ですが、お部屋に入ったナビは洗練された室内にすっかり魅せられてしまいました。各部屋に設けられたバスタブはゆったり広々、もちろん蛇口をひねれば天然温泉が出てきます。お部屋によってはサウナやスチームルーム、ベランダもあって、一泊ではもったいないくらいです。
オープンしたてとあって設備は最新のものが揃っています。もちろん全室無線LANが使えて、各部屋にセーフティーボックスあり。浴衣風パジャマの用意もあります。
Superior Room(スーペリアルーム/精緻客房)
一番人気のリーズナブルなお部屋。インテリアもシックにまとまっていて快適。
Deluxe Room A(デラックスルームA/豪華客房A) ※画像参考:302
AB合わせて14部屋と、このホテルでは一番部屋数の多いタイプのお部屋です。タイプAにはヒノキ製のサウナかバルコニーがついています。どちらのお部屋になるかは当日わかります。今回見せてもらった302号室はバスルームに大きく窓を取ってあるので、まるでプライベートな露天風呂のようでした。
Deluxe Room B(デラックスルームB/豪華客房B)
タイプBにはサウナやベランダがないかわりにお値段が少し押さえられてあります。サウナをあまり使わない、ベランダも不要という方にはこちらがおすすめ。
Classic Room(クラシックルーム/経典客房) ※画像参考:303号室
このホテルでは2番目によいお部屋というだけあって、とにかく広い!温泉メインのホテルなのでバスルームももちろんゆとりの造り。スチームルームとサウナがついて、ここだけで何時間も過ごしてしまいそう。ベッドは210×200のクィーンサイズ。105×200のシングルベッド2つでツインルームとしても使えます。窓からの採光もとても明るく、すべてにゆとりを感じる室内です。
Classic Room(クラシックルーム/経典客房)和室タイプ ※画像参考:305
今回ナビが見せてもらった305号室のリビングは和室!真新しい畳の香りがして、なんとも懐かしい気分になりました。温泉につかって、畳の部屋でくつろぐというのは日本人にとってまさに極楽。予約の際はまずこちらのお部屋をリクエストしてみてはいかがでしょうか?バスルームや室内の採光もバッチリです。
付帯設備も充実
幅広い用途に使えるパーティー会場
温泉以外の付帯設備としては90席ある1Fのレストランが最大。スパなどはありませんが、付近に足裏マッサージ店があるので案内してくれます。レセプション、ウェディングなど用のパーティー会場、フレキシブルに使える会議室が3部屋、本格中華を提供する宴会場が3部屋あります。
レストランはホテル内のお店としてはカジュアルな雰囲気ですが、それもそのはず、とってもリーズナブルなんです。コーヒー1杯70元、スタバよりも安いのにゆったりくつろげるソファー席がいっぱい。取材日は下午茶(アフタヌーンティー)を楽しむお客さんでにぎわっていました。温泉ならではのセットメニューもあって、2013年12月まで、大浴場と下午茶のセットが1300元(金・土は1500元)。なかなかお得です。
今回朝食の取材はできなかったのですが、朝食もこちらのレストランで提供しています。ビュッフェ形式の朝食が多い中、こちらはセットメニューになっていて、西洋風とアジア風から選択できるようになっています。アジア風は白いご飯も選べますし、メニューの中にはお味噌汁も。和室に泊まってこの朝食を食べたら、まるで日本にいるような感覚でホテルライフを送れますね。
店内はカジュアルで広々
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下午茶を楽しむ人がたくさんいました
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「新北投」駅から徒歩でアクセスできて、北投散策にも最適。大浴場も客室も日本人のポイントをしっかりおさえた「北投天玥泉會館」。次回の旅で温泉に行きたい!とお考えの方は、ぜひ試してみてください。
以上、この冬は温泉巡りでつるつるになりたい!台北ナビがお届けしました。