ロイヤルグループの新ホテルは3駅からのアクセスOK!落ち着いた雰囲気で居心地よし!
こんにちは、台北ナビです。
日航ホテル系列の「ホテル・ロイヤル・タイペイ」は、日本人の要望にピタッとはまるホテルとして、とりわけ日本人に人気です。そんなロイヤルグループの姉妹ホテルが「ロイヤル・イン・タイペイ」。ビジネスホテルですが、こちらもきめの細かいサービスと手ごろな価格設定、そしてアクセスのよさで、ビジネス客だけでなく観光客の心もつかみ、常にナビホテル予約ランキングの上位に鎮座しています。
そんな「ロイヤル・イン」に新しいお仲間が増えました!それが本日おじゃました「ロイヤルイン台北林森」です。人気ホテルの系列とあって、サービス・設備ともに見逃せませんよっ!それでは、早速ご案内いたしま~す!
アクセスは中心部の3つの駅へ
「ロイヤルイン台北林森」はその名のとおり、林森北路沿いに位置しています。日本人向けの飲み屋が多い繁華街として知られ、ナビプラザからも目と鼻の先。最寄りはMRT淡水線の「中山」駅またはMRT板南線の「善導寺」駅。どちらの駅からほぼまっすぐの一本道で(中山駅からは1度右折しますが)、徒歩10~12分ほどとアクセス便利。
そしてそれだけでなく、高鉄や台鉄も走る「台北車站」駅からも歩いて15~16分ほど。スーツケースなど大きな荷物を持っていたら、もう少し時間がかかってしまうかもしれませんですが、これくらいなら歩いてもいいかも!と思わせる距離。観光の行き先によって、駅の使い分けができるのはうれしいところですね!
デザインホテルのようなビジネスホテル
オープンは2013年6月末。
以前はオフィスビルとして使用されていたところをホテルとして改装。骨格は元のままなのに、一歩内部へ足を踏み入れると、そうとは思えない快適空間が広がります。天井はそれほど高くありませんが、周囲の建物と密接していないため、窓からは心地よい光と風が通り、開放感があります。
また、建物の構造上、お部屋によっては真四角ではないのですが、そこは計算され尽くしたデザイン。窮屈さもなければ、居心地の悪さもなく、むしろ実際の坪数より広く見え、デザイン性の高さを感じるほど。全体的にシンプルな設計の館内は、どこか北欧を感じさせる簡素で実用性のある造り。「デザインホテル」を売りにしたホテルではありませんが、十分デザイン性のあるホテルであると言えるでしょう。
幅広い年齢層に受け入れられそうな落ち着いた雰囲気
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オープン仕立てでどこもまだ真新しい!気持ちいい!
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これだけあれば十分!な客室内設備
客室内もシンプルに。バスルームのアメニティや客室のファシリティも、必要なものだけを置いています。
バスルームは部屋タイプにより異なり、Deluxe RoomとSuperior Twinのみバスタブ付きです。それ以外はシャワールームだけ。ですが一般的なホテルと違い、シャワールームとトイレが完全にドアの異なる個室となっているのが特徴的です。これなら、シャワー後の濡れた床を気にせずにすむし、同行者がシャワー中にトイレに入れない…なんて悩みはありません。それに、日本のおウチはトイレと浴室が完全分離なところが多いので、入浴中にトイレが見えるのはなんだか落ち着かない…なんてこともないのがいいですね。
<アメニティ>
歯ブラシ、かみそりなど基本的なもの一式
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使い捨てスリッパも標準装備
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ゲストルームはいずれも窓付きのお部屋で光と風が通り快適です。また、東向きのお部屋の窓からは、遠く台北101を望むことができ、「来たぞ、台北~!」と実感できることでしょう。シンプルで落ち着いたインテリアの室内。都会の中心にありながら、どこかホッと心休まることのできる空間です。
<ファシリティ>
シンプルだけどシャレた客室
客室は5~12Fまで。各フロアに10室ずつ用意されています。客室フロアへのエレベーターは、お部屋のカードキーがないと上がれないシステム。だから安心です。
Standard Room(温馨客房/1単床) 6.1坪 画像参考:909号室
林森北路に面したお部屋。洗面台が浴室外にあり、カウンターのようになっているオシャレなデザイン。この洗面スペースがドレッサーの役目も果たしています。バスルームはシャワーのみですが、トイレとシャワールームは異なるドアの完全分離。だから床が濡れる心配もなく、日本人にはうれしい造り。
Business Room(商務客房/2単双床) 8.3坪 画像参考:804号室
ドアを開けてビックリ!まず目に飛び込んできたのは丸い洗面台。変形ルームなのでちょっと変わった印象ですが、壁にはモノクロの写真が飾られ、オシャレな都会の一室、といった雰囲気。洗面台の手前2つのドアが、それぞれシャワールームとトイレになっています。客室は5~12Fまで。各フロアに10室ずつ用意されています。客室フロアへのエレベーターは、お部屋のカードキーがないと上がれないシステム。だから安心です。
※写真撮影時はダブルベッドでしたが、現在は100×200㎝のベッド2台をくっつけて並べているハリウッドツインタイプのお部屋へ変更になりました
Deluxe Room(豪華客房/1双床) 8.5坪 画像参考:1101号室
変形ルームですが、余裕のスペース。窓の向こうには小さいながらも台北101の姿を望むことができ、都会なムードが漂うお部屋。ベッドルームの窓は小さめですが、バスルームにも窓がありサンサン。バスルームと部屋をつなぐガラス戸のロールカーテンを開ければより明るくなります。ユニットタイプ浴室でバスタブ付き。
Superior Twin(雅緻双人房/2単床) 7.7坪 画像参考:1105号室
2人利用の一般的なツインルーム。バスタブ付きのバスルームがやや広い印象で、ゆっくりお湯につかれそう。荷物ラックではなく、備え付けの荷物棚があるので、2人分のたくさんのバッグもらくらく収納。窓からはとなりのビルのレトロな看板が見えました。
Family Room(家庭客房/2双床) 7.8坪 画像参考:1102号室
ベッドが2台入った4人で泊まれるお部屋。ファミリールームこそ、バスタブが欲しい!と思うのは日本的発想らしく「人数が多いとお風呂の時間もかかってしまうから」とシャワーのみ。トイレとシャワールームは完全分離。ソファーはありませんが、ベンチシートがありますよ。窓からは台北101も見えました!
付帯設備もありっ!
4Fは公共フロア。朝食がとれるレストランほか、小さいながらもいくつかの設備が用意されています。
ロビー:フロント脇にあるソファーでくつろぎタイム。台中の家具メーカー「有情門」のソファは座り心地よくて、思わず長居したくなっちゃう…!日本の新聞や情報誌も置いてありましたヨ!ゆっくりどうぞ。
レストラン:
朝食7:00~9:30
朝食はこちらでどうぞ。ホテル規模に合わせたそれなりの量ですが、なるべく多くの種類を提供しようとしている姿が伺えます。和洋中のメニューからいろいろなものを少しずつ、がモットーのよう。ビジネスマンは朝が早い!一般ホテルより若干朝食提供時間が短めで、終了間際に訪れると、残りも少なくなっているので早めの行動がベターです。
サラダとフルーツは1種ずつでちょっと少ない印象・・・
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フレッシュジュースやコーンフレークなど
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パソコンエリア:
いつでも無料で使えるパソコンが2台置かれています。日本語での情報収集やEメールもOK!
会議室:レストラン奥にある秘密の扉?非常口?…は会議室へとつながる扉でした。小さいですが、プロジェクターなどの設備は十分。明るい陽射しが入るので気持ちいい!窓には日よけのシャドーが貼られているので、光は通しても熱と紫外線は遮ってくれるので安心。
ランドリールーム:長期滞在者にはうれしい、自由に使えるランドリールーム。洗濯機、乾燥機が各1台ずつ置いてあり、洗剤も常備。24時間お好きなときに、無料で利用できますよ。
バリアフリートイレ:車いすのまま入れるおトイレ。MRT駅では普及していますが、ホテルではまだ少数派のイメージ。この規模のホテルではとっても珍しい!また、バリアフリートイレは広々としているので、子連れママにも利用しやすいのがうれしいところ。こういった細かな気配りがやはりロイヤルグループですね!
日本人に優しいホテル
スタッフのみなさんは日本語がOK!また、日本語新聞やTV(有線放送)のNHK放送もあり、とりわけ日本人ビジネスマンに人気だとか。ステイ客の約半数が日本人ビジネスマンというから驚き。オープン間もないですが、たびたびの出張でホテル利用が多いビジネスマンに支持される、というのが日本人にとって快適なホテルであるという証ではないでしょうか。
近年、気軽に泊まれるカジュアルホテル、ビジネスホテルが多数進出し、ちょっとしたホテル乱立エリアになりつつある林森北路。その中にあって、「泊まってみたい!」と思わせる「ロイヤルイン台北林森」。姉妹ホテル「ロイヤル・イン・タイペイ」ファンも満室時の代替ホテルとしてチェックリストに加えておきたいですね。
以上、台北ナビでした。