中華風で台湾旅の気分UP!繁華街にある駅近・低価格・日本語OKの老舗ホテル
こんにちは、台北ナビです。
本日は中華風の屋根と赤い柱がトレードマーク、ステイすれば台湾旅の気分もアップの『六福客棧』にやって来ました。台北のビジネス街・松江路と長春路の交差点にあり、まわりは繁華街、兼ねてよりロケーションがいいホテルとして人気でした。また、近年最寄り駅「松江南京路」駅からは徒歩約3分という便利さに!近ごろ備品のマイナーチェンジ中だという『六福客棧』。さらなる居心地のよさが期待できるこちらを改めてご紹介いたします。
旅に出たからにはその土地独特の雰囲気を味わいたいものですよね。ココ台湾でぜひともステイしたいのは中華風の雰囲気あふれるホテル。『圓山大飯店』はその代表的なホテルですが、密かにチャイナ風~で心を奪われてしまうのが今回ご紹介する『六福客棧』です。
外観は一見普通のホテルですが、赤い柱と中華風の三角屋根が特徴的。はじめてでもきっと見つけやすいことでしょう。館内インテリアもチャイナ風。廊下には赤と金のファブリックが使用された木のイスが置かれ、中国絵画が飾られています。室内もこげ茶色の木目のベッドやドレッサー、置いてあるカップなど、どことなく中華なイメージで統一されています。
台北リピーターの方ならもしや1度はこちらにステイしたことがあるのでは?そう、こちらは多くのゲストを迎え入れてきた老舗ホテルで、創業以来かれこれ39年になるのだとか。かくゆうナビも初台湾のステイ先はこちらでした。今回10年ぶり(!)に訪れましたが、月日が経っても変わらずあのころのままで思い出がよみがえってきました。いつでもこの場所に帰って来れるのはなんだかうれしい気分でもあります。
そんな歴史あるホテルなだけに、外観や内部は年季の入った風貌であるのは否めません。が、大切にメンテナンスされてる様子が伝わり、どこも清潔に保たれていて気持ちよく過ごせることでしょう。
キーも昔のままの鍵タイプで歴史を感じます。外出時にはフロントに預けると、名刺大のキーナンバーカードがもらえますので、再度受け取る際にはそのカードをフロントに出せばOK!とのこと。カードキーですといちいちフロントに預ける・・・なんてことしませんが、こんな昔ながらシステムは「ただいま」「おかえりなさい」なんていうフロントとのやりとりもあってイイもんですね~
日本人に優しいホテル
「うちでは日本語を話せないと死活問題です」と、今回案内してくれた客室部マネージャーの蔡長宏さんがおっしゃるとおり、宿泊ゲストの6割が日本人というこちら。当然スタッフの日本語習得率も高く、コミュニケーションに困ることはありません。また、それだけでなくサービスの質は評判高く、ナビのクチコミでもおわかりいただけるかと思います。日本人ゲストにも気持ちよく過ごしていただきたい、と日本式のサービスに力を入れているせいでもあるのでしょう。そのひとつが室内等の案内板。中国語・英語のみならず日本語も必ず明記されています。日本語新聞もあり、ビジネスマンにとっても利用価値大!
客室部マネージャーの蔡さん。いつもロビーのコンシェルグデスクでゲストに案内しています。当然日本語はペラペラ。ホテル・観光から困ったことまで・・・何でも聞いてください!日本人の強い見方です~
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スタッフが自ら歩いて作った周辺マップはココだけのサービス。宿泊者はフロントでもらえます。もちろん日本語アリですよ~!スタッフみなさんの温かな心づくしですね。
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チャイナテイストのかわいらしいカップ
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二重窓で防音対策はバッチリ。繁華街でも安心
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靴ブラシとスリッパ
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エアコン(冷房&暖房)は手元でコントロール可能
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昔懐かしいタイプ!?のトイレ
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シャンプー&ボディソープは壁に備え付け。コンディショナーはなし
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客室紹介
どちらのお部屋も同じスタイルでとてもシンプル。こげ茶色の木の家具(ベッド&テーブルセット)に清潔感あふれる真っ白なシーツでで落ち着いた印象でありながら、、淡い花柄の壁がレトロなムードをかもし出しています。すべてのお部屋が窓付きですが、各フロア3部屋のみ中庭に面したつくり。しかし、開放感は変わらずで、気持ちよく過ごせそうです。
Double Room(ダブルルーム/標準大床房) 6坪
604号室
カップルにおすすめなのがこちら。ソファはなく、テーブルセットが置いてあります。
Twin Room(ツインルーム/標準雙床房) 6坪
616号室
ベッドサイズ:100cmX2台
お友達同士で利用したい基本のお部屋。決して広くはないですが、これくらいなら十分、といった感じ。
Deluxe Twin Room(デラックスツインルーム/豪華雙床房) 8坪
611号室
ベッドサイズ:100cmX2台+ソファ(トリプルとして利用の場合にはベッドとして使用:130cmX1台)
ツインルームと異なりテーブルセットの代わりにソファがあります。ゆったりくつろげそう。ここは中庭に面しています。
Triple Room(トリプルルーム/豪華家庭房) 8坪
329号室
ベッドサイズ:100cmX3台(うち1台はエキストラベッド)
仲良しグループやご家族で利用したい3人部屋。3人分のスーツケースを1度に広げたら狭いかな??という印象ですが、それさえ除けば狭いながらも快適そう。
Suite Twin/Double Room(スイートツイン/ダブルルーム)
スイートというだけあって、かなりの広さ。
リビングもあり、バスルームもゆったりですね。
和室(標準和式房) 5帖
323号室「楓」
日本の旅館に来たような錯覚を起こしそうなたたみのお部屋。座卓と座椅子で雰囲気はバッチリ。2組のふとんがセットされていますので、上げ下ろしはご自分でどうぞ~(このヘンが台湾式ですネ!)ご希望の場合3人用部屋としてもご利用できます。また、それ以上の人数の場合はとなりの322号室「桃」とつなぎ、コネクティングルームとしてお泊りいただけます。年配の方や小さなお子様連れには過ごしやすいお部屋となりそう。
ホテル内のレストランは地元でもとっても有名です。
11階には眺めもよい飲茶のレストラン『金鳳廰』があり、こちらは市内でもめずらしいワゴン式飲茶。安くておいしいと評判です。また、2階のビュッフェスタイルの『福園』では和洋中メニューが食べ放題。価格も格安とあって、ナビが訪れたアフタヌーンティの時間には開店時間の30分前から行列ができていました。なんでも予約を入れないと席はないという人気ぶりで、常に満席状態だとか。
ちなみに、宿泊につく朝食はこちらでいただきます。さらに、1階にはカフェ『談天閣』があり、ケーキやお茶がいただけます。
11階 『金鳳廰』
3面ウィンドウで展望もよし。ここまで開放的なレストランは台北ではなかなかないカモ・・・!?
ランチ11:30~14:30、ディナー18:00~21:30、アフタヌーンティ(土日のみ)14:30~17:00
2階 『福園』
ズラリと並んだお料理は圧巻。味はもとよりこの品数と値段に地元民もノックダウン~★
モーニング6:30~10:00、ランチ11:30~14:00、アフタヌーンティ15:00~17:00、ディナー18:00~21:30
1階 『談天閣』9:00~19:30ごろには生演奏をバックにお茶ができますよ!(木曜のぞく)
8:00~23:00
そしてなんともめずらしいのがホテル内1階にホンモノ(!)のセブンイレブンがあります。これは台湾中探してもここ『六福客棧』のみだとか。普通のセブンイレブンですので、当然24Hなんでもそろいますが、かわいい茶缶の茶葉などもあったりして、お土産によさそうなものも。夜食のカップラーメンやビール、出かける前のジュースやガム・・・といった買い出しにも便利ですよ!
付帯施設&サービス
セルフサービスコーナー(各宿泊フロア)
各フロアにはお湯、水(常温・コールド)、氷がいつでもピックアップできるコーナーがあります。24H利用可能なので、ご自由にどうぞ~!
マッサージ
出張マッサージが必要な方はフロントまでご連絡ください。900元/40分~で手配可能。
ホテルとなりは系列の映画館『長春シアター』があります。またそれと同じビルにはマクドナルドが。向かいにはモスバーガーとロイヤルホスト。ホテル裏手は『四平町陽光商圏』で、台湾らしい雰囲気の中食事や買い物が楽しめるエリアとなっています。となりの大通りはバス通りでもあり、バス停はすぐそば。ここに桃園国際空港行きのリムジンバス(長栄・飛狗)がとまります。また、最寄のMRTはバス通りを南下したところ。この通りを北上すると『行天宮』があります。
関連グループ施設も楽しんじゃおう!
こちらは六福開発の経営で、『ウェスティンホテル台北(六福皇宮)』や『レオフーリゾート(關西六福莊生態渡假旅館)』らのホテル、テーマパーク『六福村』、『六福客棧』に隣接する映画館『長春劇院』等も展開しています。そのため、系列グループの優待チケットがもらえることも!泊まってちょっとお得なホテルなのです。
多少の古さは感じるものの、それがレトロな雰囲気をかもし出しているのも確か。ホテルランクとしてはエコノミーに位置づけされることが多いですが、それはかなりお得感のあるコストパフォーマンスに限ってのことで全体的な評価はそれを上回るのでは?と思ったナビでした。きっとステイしてみたらそのよさがわかるはずですよ。
以上、台北ナビでした。