鳥愛好家集まれ~!自然いっぱいのレジャー農場でちびっこもナビも大はしゃぎ♪
仲良し家族が経営しています
こんにちは、台北ナビです。
レジャー農場がたくさん集まる宜蘭の中山エリアにやってきました。その中でも豊かな自然に囲まれた三富休閒農場は面白いよ~!ご飯もおいしいんだって♪と聞いて気分は↑↑↑。では早速その魅力に迫ってみようと思います。
アクセスは?
レジャー農場って魅力的だけどアクセスが難しい…というイメージ。でも宜蘭にあるレジャー農場は比較的アクセス良好です。
台北からバスに乗りまたは台鉄に乗り「羅東」駅下車。首都客運281 羅東-仁山植物園に乗れば徒歩20分で到着します。もしくは「羅東」駅からタクシーに乗り約15分で到着することも可能です。片道約250元。タクシーに乗る際には運転手さんに三富休閒農場という名前だけでなく住所も伝えましょう。
三富休閒農場にはとにかく鳥愛好家が唸る鳥さんたちが多く集まるそうなんです。早速以前三富休閒農場内で撮影したという鳥さん達を見せてもらいました。運が良ければナビも見られるかもしれない!と聞き、期待に胸が膨らみます。まず見せてもらったのは八色鳥(ヤイロチョウ)。絶滅も危惧されている色鮮やかな鳥です。毎年4月~5月に飛んできて、卵を産み、育てた後、9月~10月にかけて東南アジア地域へ飛び立ち冬を越します。もうひとつが黑枕藍鶲(クロエリヒタキ)。台湾にしかいないと言われる鳥で、綺麗な青色の毛が目を引きます。また、首の下に黒い毛が生えているのも特徴です。また、フクロウも見られることもあるんですって!その他にも猿や蝶など見られる生態がい~っぱい。さてナビはどれだけの生態に会えるのでしょうか?
昨夜映像でトンボについても学んだナビ。三富休閒農場ではトンボ亜目とイトトンボが見られます。一番見分けやすい方法は羽の収納方法。トンボ亜目は体と垂直になるように収納するのに対して、イトトンボは水平に収納します。またイトトンボの交尾中、腹部が細くよく曲がるので連結部がハート型になるんです。うぅ~ん、トンボ博士になった気分です♪
早速翌朝ナビは少しだけ早起きして、農場内を散歩してみました。まずは比較的見つけやすいトンボゾーンへ。トンボゾーンは生態探索区の左手に進んでいくと水草がたくさんある池に辿りつきます。ここにトンボ君達がいるのです。ナビ目をこらしてよ~く見てみるものの、自分ひとりではなかなか見つけられず…。三富休閒農場の徐儷禎さんと張孟哲さんが一緒に探してくださいました!すると、いる!いる!!ナビが見つけたのは真っ赤なトンボ亜目とイトトンボ。イトトンボの交尾の様子も見られたのですが、ナビのカメラでは撮影できず…、残念。でも、自分の目で習ったことが確かめられるって何だかとっても嬉しい。学ぶ喜びを大人になってまた味わえた瞬間です。
生態探索の面白さがどんどんわかってきたナビの横で、張孟哲さんが何かを見つけた様子です。指差す方向へ近づいてみると…なんと昨日映像で見た黑枕藍鶲(クロエリヒタキ)が目の前に!想像以上に小さな姿で巣の中に2羽の子供までいます。嬉し過ぎる。オスとメスが交互にこども達を守り、エサを取る姿を近くで見られるなんて想像していませんでした。そんなナビの隣に台北から駆けつけた鳥愛好家の方もとっても興奮。自然がきちんと守られているからこそ、鳥たちも安心して子育てができるんですよね!
飛行公園へ移動してみると、オウム君が自由自在に飛び回っています。大体朝の10:00~17:00の時間帯は自由に放っているそうで、その時間外は籠の中で生活しています。実はここにはオウム達人と言われる徐文傳さんがいらっしゃるのです。彼が作りだしたのはオウムなどが自由に遊べる鳥天国。きちんと教育されているから外で飛び回っている時間帯ならオウムと触れ合うことができちゃうんです。ちょっと見てみてよ!と口笛を吹くと、名前を呼ばれたオウムが徐文傳さんの元に飛んできます。名前も「カワイイ」や「一休」など日本人にもなじみ深いです。オウムを頭の上に乗せるのもお手の物!至近距離で写真を撮るのも可能です。こんなに自由自在なオウムをナビは初めて見ました。この広場はオウムだけでなく、鯉や鴨が一緒に泳ぐ池などゆっくりできるのも魅力です。そしてここのお水!水がはってあるのかどうかわからなくなるほど澄んでいるんです。実は以前ミネラルウォーターの営業マンが売りこみに来たのですが、営業を断念せざるを得ないくらいの水質だったんだそうです。
こちらがナイトウォークにつれて行ってくれる先生!軽快なトークにみんな笑いっぱなし♪
シンガポールやマレーシアのお客さんがとても楽しみにしているというナイトウォーク。ナビも参加してみました。まずは集合場所近くあった蜘蛛の網で蜘蛛のお勉強から!蜘蛛の網は獲物がくっつくように粘着するのは知っていると思うのですが、実はこれ、ヨコ糸だけに粘液がつけられていて、タテ糸にはつけられていないそうなのです。だから蜘蛛は移動できるのですね!そして蜘蛛は震動で獲物が網にかかったかどうかを判断します。素早く獲物の所へ移動し、お尻から出す糸でグルグル巻きにして獲物をとらえるのですが、葉など獲物でないものはすぐさま網から排除しようとするんです。今回は葉を投げて蜘蛛の行動をばっちり観測しました!また、三富休閒農場のマスコットにもなっているカエルの種類は22種類にも及びます。カエル界のジャンプの王様や昔台湾で食べられていたカエル、犬の鳴き声とそっくりのカエルなど数々のカエルを教えてくれます。初めて見るカエルばかりでここでもまた勉強になったナビなのでした。
DIYも種類が豊富♪
万華鏡も作れちゃう!
台湾のレジャー農場に来たら楽しみたいもの、それはDIYですよね!三富休閒農場にもオリジナリティ溢れるDIYが用意されていました。また、中山区には他にもたくさんのレジャー農場があるのですが、DIYの種類などは全く重複していないそうです。不器用ナビはその中でもちびっこでも簡単にできる!という「星砂瓶DIY」に挑戦してみました。星型のガラス瓶に6色の砂を入れていくというものなのですが、見かけよりもちょっと難しい…。キレイに色を出すポイントは同じ色の砂をストローを使って3~4回連続して入れることなんですって!見本には劣りますが、なんとかナビも完成!自分で作ったものはやっぱり愛おしいです♪その他、カエル貯金箱の絵付けや万華鏡、思い出ノートなど生活の中で使えそうなものばかりというのもいいですよね♪
多目的に遊べるのも魅力的
三富休閒農場は地元の小学生がサマーキャンプとして使用することもあります。ナビが訪れた際には台北の小学生達のサマーキャンプが行われていました。ちびっこ達に話を聞くと、「あそこに大きな魚が泳いでいるよ!」「今からみんなでダンスするんだ!」「最後は水遊びなんだよ~」と目をキラキラさせてナビに話しかけて来てくれます。子供達はみんな三富休閒農場が大好きなようです。バーベキューにキャンプファイヤー、とっても高いところにあるアスレチック遊具で友情を深いものにしているんだそうです。
レジャー農場はきちんと合法民宿として認定を受けている所が多いので宿泊も安心!もちろん三富休閒農場もそのひとつです。全室板張りなのが日本人にとっては嬉しいところ。シンプルですが、定期的に壁紙や板張りを張り替えたりしているので、デザインは変わっていなくても清潔に保たれているのがいいですよね。今回は2人部屋と4人部屋を見せてもらいましたが、この他にも6人部屋もあります。
服はこちらへ
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ミネラルウォーターは冷蔵庫で冷やされています
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ナビはこの2人部屋に宿泊体験させてもらったのですが、ぐっすり眠れました。スーツケースも2~3個広げられそうな広々とした空間なのも◎。木製で統一された家具と窓から見える緑がとてもうまくマッチしていて心地よい空間です。また朝は鳥の鳴き声が目覚ましがわりとなってとってもさわやかな朝が迎えられましたよ~。