台北の郊外でこんなに快適に過ごせるホテルがあるんです!
こんにちは、台北ナビです。
台北の郊外にあって、昔から外国人が多く住む天母というところは、SOGO、三越、高島屋の日系デパートが立ち並び、隠れ家風カフェや異国食材が豊富なデリ、おしゃれな雑貨やアウトレットのショップも多いエリアで、お天気がいい日や週末になると、戸外にテーブルや椅子を持ちだしたカフェで談笑する欧米人の姿もよく見かけます。
アメリカンスクールや日本人学校が天母の中心に位置していることもあり、道行く人の人種や言語も様々。郊外の住宅地でもあるため、ホテルとは無縁の地と思われがちですが、答えはNO。稼働率ほぼ100%で、毎日フル回転しています。
ダンディー天母
台北での移動に欠かせないMRTを基本とすると、ここダンディー天母の交通面でのアクセスは、お世辞にもいいとは言えません。が、先ほども書いたように稼働率は抜群なのです。
このあたりに住んでいるナビは、「明徳」駅から歩いちゃいますが(約25分)、観光目的の方なら、まずはMRT「芝山」駅からタクシーに乗るのもいいでしょう。約80元で、5分で着くことができます(台北駅からだと20分で、270元ほど)。いったんホテルに入ったら、徒歩圏内にはレストランやショップなどいろんなものがあり、SOGO、三越、高島屋も歩いて行ける距離です。また、台北駅方面に行こうと思ったら、中山北路に出て向かい側のバス停から。220番は駅方面、612番なら台北101方面。剣潭駅でMRTに乗り換えるのもOK。バスはかなり走っていますので、バス利用を考えるとかなり便利。が、こちらのホテルに泊まるメリットは、何と言っても周囲の環境のよさに尽きると思います。ホテル内コスパもレベルが高く、これはあとで紹介するとして、喧騒の中のホテルライフに疲れた方、台北住民の生活に近い場所に泊まってみたい方、こちら、大変おすすめなんですね。
ロビーも明るい
ロビーを入ると右側にPCが2台。左側には小さなショップがあり、MITブランドのものを販売しています。レストランとの間のガラスには、台湾人画家が描いたポップな楽しい絵が描かれていて、定期的にこのコーナーはデザインが変わるそう。
ホテルは、アメリカンスクールや日本人学校のすぐ近くということもあり、アメリカ人や日本人率は高く、家族連れも多いですね。全室54室という大きくはないホテル内には、Standard、Elite、Deluxe、Deluxe Twin、Eliteの5種類の部屋があり、全室ウォシュレット完備。冷蔵庫やセフティBOX、無線LANも万全な体制です。
フロント前は、すっきりした空間
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エレベーター前の様子
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ガラスの向こうはレストラン
客室設備をチェック
一見シンプル過ぎて、アメニティは足りているのかとの心配は全くご無用。ここら辺がコストパフォーマンスの高さを表しています。まず、素晴らしい空間利用のオープンクローゼット。ハンガーは2種類あり、デラックス以上の部屋なら、壁一面に10枚くらい服がかかりそう。下方には、使い捨てにするのがもったいないフカフカのスリッパと大きなスーツケースがしっかりと置ける開閉式の台もあります。真っ白で清潔感いっぱいのデスクには、ポット、ウーロン茶と緑茶、コーヒーのセットに、おつまみのドリトススナックも無料です。
バスルーム内には4段の棚
バスルームをのぞいてみると、これまた機能的な造りで、たとえば、お風呂やシャワーの時に、脱いだ服やバスタオルをかけるところがなくて困るということは全くありません。棚が何段も配備されています。
また、シャワーは手に持つタイプと上からかけるタイプの2種。
アメニティの中にあるクリーニングキットの中身は、女性に必要なものがすべて入っています。髪ゴムは日本のホテルではよくありますが、台湾のホテルでは少ないので、うれしい限り。このあたりの気遣いから、リンスもちゃんと揃っているのがわかりました。
部屋を見てみましょう
Standard Room(スタンダードルーム/標準客房) 4.5坪~5坪 6室あり
一番シンプルな部屋で坪数も少ないのですが、必要なものはすべてあり。また、お約束通りウォシュレット完備。冷蔵庫やセフティBOX、無線LANも完璧です。
Elite Double Room(エリートタブルルーム/精緻客房) 7坪 18室あり
緑色のバスルームがさわやか。棚も備え付けられていて、これ以上何がご不満?ってほどパーフェクト。オープンクローゼットもコーナーにしっかり設置されていて、空間利用が上手。そのためか、全然窮屈さも感じず、快適そのもの。
Deluxe Double Room(デラックスダブルルーム/豪華客房) 8坪 6室あり
バスルームの棚が4段。いろんなものが置けますね。バスルーム前のクローゼットも大いに活用できそうです。部屋に入ると、デスクが長くてスッキリ。この無駄のなさは一体?シンプルis Bsetの精神に強く同調してしまいました。
Deluxe Twin Room(デラックスツインルーム/豪華客房) 8坪 12室あり
こちらはシングルベッドが2つのツインルーム。友人同士にいかがでしょうか。
Family Room(ファミリールーム/豪華家庭房) 9.5坪 6室あり
シングルとダブルのベッドがありますが、TV横のソファも実はソファベッドなので、4~5人まで泊まれます。また、こちらのファミリールームのみにバスタブがあります。バスタブ必須の日本人の方には、こちらがおすすめですが、冬じゃなければ、シャワーで過ごせる台湾。どこに比重を置くかは、各自のご判断でどうぞ。
朝食は?
7:00~10:00が朝食時間。
お天気がいい時には外のテラスが快適。
イタリア人デザイナーMassimo Mussapi氏による館内インテリアは、シンプルで控えめでありながら、上品さと機能性、おしゃれなムードをそこかしこに醸し出しています。その一番の象徴がこのレストランに表れていると言っても過言ではないほど、とっても気持ちのいい空間なんです。
ナビもこちらで朝食をいただきました。レストラン奥には、ちょっとした小部屋もあります。料理は中華と洋食がメインで、ツナペーストのサンドイッチがおいしかったな。おかず類とクロワッサンなどのパンもよし。こちらのレストランは、午後コーヒーを飲みに来る人たちのためにも開放しています。
セルフサービス洗濯を
1Fのロビーに向かって左は客用トイレとランドリールーム。トイレはウオッシュレットというのは、部屋で証明済みですが、女性用のトイレには、なんと!生理用ナプキンまで準備されていました。温かい心使いですね。男性用トイレもかなり広め。
ランドリールームには、11㎏の日本製洗濯機が2台と乾燥機も2台!アイロンとアイロン台。洗い場も備えられています。少し長めのステイの方にはありがたい限り。
いかがでしょうか?急がない旅をしたい方には、とっても向いているホテルかもしれません。
以上、台北ナビでした。