あの麒麟大飯店がビジネスホテルとなって南港に登場!ホテルも新しくサービスも満点♪日本語もほぼ通じます
こんにちは、台北ナビです。南港といえば今後発展が著しいであろうと予想されるエリア。IT系のビジネスで台湾を訪れる方は南港を拠点にして動かれる方も多いのでは?そんな注目すべきスポットに、2010年3月麒麟商務會館がオープンしました!
懐かしい・・・麒麟大飯店
楊さんとフロントの方。おふたりとも気さくで話しやすい!
かれこれ台湾歴も長いんだよ!とリピーターも多いかと思います。そんな方なら一度は聞いたこと、いや、宿泊したことがあるかもしれません!龍山寺にあった麒麟大飯店は設備の老朽化のためクローズしましたが、実は2010年、南港にデラックスビジネスホテルをオープンさせていました。スタッフの中には龍山寺の頃からの方もおられ、その中の楊マネージャーが今回ナビたちを案内してくださいました。龍山寺の頃は毎日のように日本のお客様が宿泊してくださっていたから日本語が出来るスタッフも多いんですよとおっしゃる楊さんももちろんペラペラ!ナビがホテルに到着した時にも入口前にピシっと立っておられ、さっと声をかけてくださるのが印象深かったです。そんな楊さんだから、何か困ったことなどがあればきっと力になってくださるはずです!
南港の魅力
南港ってMRTの青い線(板南線)の端の方の駅でしょ?そんな不便なところ…と思われた方、ちょっと待った~~!!実は南港って案外便利なところなのです。まずはIT系の会社は南港に多いですし、大型イベントや展覧会が開かれる南港展覧館へのアクセスもスムーズ。それ以上に意外と台北101に代表されるおしゃれスポット東区にも車で10分程度と近い!MRT利用が可能なのは選択肢が広がって、旅行にはとても便利です。また、台湾に来たら必ず訪れたい夜市。士林に次いで有名な饒河夜市へ近いのも魅力的!しかも東区に宿泊となるとそれなりの予算が必要になりますが、南港は東区に比べてリーズナブル♪お財布にも優しいんです。
太陽の光を浴びて
洋風なかわいらしい外見をしていますが、ロビーに入ると吹き抜けになっていて、と~っても明るい!ビジネスホテルらしからぬ開放的なロビーで、気分も上昇。1Fから6Fまで(4Fはありません)の真ん中をぶち抜いた構造になっていて、客室はロの字型に並んでいます。
また、こちらでは団体のお客様も多いとのことですが、個人で宿泊されるお客様とは階を分けて宿泊するようになっているのだとか。こういったきめ細やかなサービスって嬉しいですよね!そして廊下やお部屋には素敵な絵画が飾られ、ビジネスホテルだということを忘れてしまいそうです。同じ絵が1つもないのにも絵へのこだわりが感じられます。ビジネスにはもちろん、自由旅行にも快適な公共空間です。
龍山寺時代で学んだことを活かしています!
エレベーターに乗る時は、部屋の鍵をセンサーにかざして乗らなければエレベーターが使えないシステムになっていて、セキュリティも万全。お部屋の窓も大きく取られていますが、窓が開くのは一部分だけ。万が一のことも考えているんですね。窓を開けても虫が入ってこないように網戸も設置されています。また、全館冷房・暖房温度が統一化されているということもよくありますが、こちらでは冷房と暖房が半分ずつコントロールできるようになっています。これは龍山寺の頃に、暖房を希望する日本人のお客様と冷房を希望する東南アジアのお客様でどうすればいいのか困ったことが何度もあったからだそう。その時のことを踏まえ、こちらではどちらを希望するお客様にも対応できるようにしているんだそうです。
こういったハード面でのサービスももちろんですが、楊さんはホテル内の目立たないところにある汚れもさっと見つけきれいにしていたり、何よりすっきりとしたたたずまいはホテルに長く携わっている貫禄が見てとれます。新しい建物内にある伝統的なサービススピリッツ!感服しました。
窓はこれだけしか開きません
|
|
網戸を引けばこんな感じ
|
まずは全部屋共通のアメニティをチェック!
最新設備を備えているのにボタンなどは大きく押しやすい!ホテルライフが快適になりそうです。
ライトボタンにはどのライトなのかの表示あり 【DO NOT DISTURB】【PLEASE CLEAN UP】も室内からボタンひとつ!
|
|
廊下にはこんな風に表示されます
|
広々とした浴室
どのタイプのお部屋に宿泊しても広々としたバスルームをお約束!ビジネスホテルなのにシャワーとバスタブが独立。しかも全室ウォシュレット付トイレ。浴室と部屋はガラスで仕切られているのも、流行にのっている証でしょうか?カップルや夫婦利用には最適ですが、ビジネス利用にはちょっと…。でも大丈夫!ボタンひとつでカーテンが下りてくる仕組み。そしてガラスだからこそのいいところと言えば…お風呂に入りながらテレビが見られる!ということ!音が聞こえない…という問題も大丈夫!テレビの音がちゃんと聞こえるんです。旅の疲れもお仕事の疲れもこのバスルームで癒してくれること間違いなし!
左がカーテンのボタン。右はテレビの音量
|
|
洗濯物も干せます
|
お部屋紹介
お部屋の中ですが、どのお部屋も広々としてスーツケースは余裕で開けることができます。そしてどの部屋にも仕事がはかどるようにと、デスクとチェアがきちんとあります。さすがビジネスホテル!また、個人的にすべての部屋に置いてある一人用チェアの座り心地が気に入ってしまったナビ。このソファーに座ってテレビを見てしまったら、また立ち上がるのが嫌になってしまいそうです。
Superior Business Double Room(スーペリアビジネスダブルルーム/標準客房・一大床) 9坪
一番スタンダードなお部屋。太陽の光がたっぷりと入って気持ちいい!ダブルベッドって、広~く使えることができていいですね!
Superior Business Twin Room(スーペリアビジネスツインルーム/標準客房・二小床) 9坪
お仕事のパートナーや友達同士ならツインベッドがいいですよね。しかも各ベッドサイドに1つずつミニテーブルがあるのも便利。ツインになってもベッドはふかふか!
Deluxe Triple Room(デラックストリプルルーム/三人房) 12坪
シングルベッド3台かシングルベッド1台+ダブルベッド1台を選べるお部屋。エキストラベッドを使わなくとも、3人仲良くふかふかベッドで寝ることができるのは幸せ~。ナビが見せていただいた部屋は柱があって他の部屋に比べると少しだけ狭いということですが、スーツケース3つ、余裕で開くことができるほどの大きさでした!
Deluxe Double Twin Room(デラックスダブル・ツインルーム/四人房) 12坪
3人部屋と同じ大きさなのになぜかこちらの方が大きく感じました。家族での宿泊に最適なお部屋ですね。
Business Executive Suites(ビジネスエグゼクティブスイーツ/商務套房) 15坪
このお部屋はリビングと寝室に分かれて、ビジネス用に使用するお客様が多いのかなぁと思いましたが、新婚夫婦がよく宿泊するんだそうです。入り口にはソファーとデスク。奥には浴室とベッドルーム。ベッドルームにもチェアとデスクが設置されていました。この部屋の大きさはもちろんですが、このタイプのお部屋のみジェットバスなんです。長風呂しちゃいそうです。
しかも、ナビが見せていただいた501からは遠くにですが台北101が見えました。このホテルでは501と601のお部屋からのみ見えるのだそうです。
ここでもうひとつ秘密が!角部屋である501と601の部屋はコネクティングルームとして使用することができます。隣の標準客房と共通のドアがあるので、共通のドアを閉めておけば各部屋のドアは開けたままにしておけるんです。これなら大勢での旅行にぴったりですねっ!
座り心地抜群のイスで朝ごはん
レストランはロビー横の『美其林餐廳』で朝ごはんをいただけます。こちらのイスはレストランにおいておくのはもったいないほどふかふか!中華と洋食の朝食で残念ながらご飯とお味噌汁はありませんでしたが、珍しくマントウがふわふわなことにびっくり!こちらに宿泊したら必ずマントウは食べてみてくださいね♪
こちらのレストランでは朝食以外にもご飯がいただけます。
朝食:07:00~10:00
昼食:11:30~14:30
アフタヌーンティ:15:00~17:00(ロビーを使用することもあります)
夕食:18:00~21:30
サンドウィッチがあるのが嬉しい
|
|
欲張ってとり過ぎちゃいました
|
その他付帯施設
会議室とビジネスセンターはロビー横にあります。2つともシンプルな作りとなっています。
また、地下2Fにはジムもあります。ルームキーをかざして自由に中に入るシステムになっており、小さめのジムながらマシンは充実していました。
歴史あるホテルだからこその決め細やかなサービスを感じられるホテル。心地よいホテル見つけました!
以上、台北ナビがお届けしました。