信義区に出現したアットホ-ムでおしゃれなホテル、旅に安らぎと感動を与えてくれます!
こんにちは、台北ナビです。
台北の信義区に、またしてもおしゃれなホテルが出現しました。都会の中でほっと一息つける空間、そんな落ち着きを感じさせてくれるこちらのホテルのデザインを手掛けた蘇誠修(Ted Su)氏は、過去ホテル1Fにあるラウンジバー「in House」をはじめ、斬新なインテリアデザインで注目を浴びてきました。
が、今回紹介する「HOME HOTEL 信義」は、なんといっても「家=ホテル」という名前ですから、見る人に衝撃を与えたり、圧倒させるものではなく、泊まる人に家にいるような温かさ、安らぎ、そして、くつろぎを提供しています。
旅…は、いろいろな美しい思い出をもたらせてくれるもの。その旅に、まるで我が家にいるときのような快適さがプラスできれば、その旅はもっともっと素晴らしいものになるはずです。
1Fはショップ?
買おうかなあ~
MRT「市政府」駅を降りて、松仁路「in House」をまっすぐ来た場合、「in House」のところでホテルの小さな看板が目につきます。表示に向かって歩いていくと、なんだ、ワーナービレッジの隣で、NEO19の裏だったんだというのが分かりました。ホテル入口の外観は、何だかショップのようにも見えます。それもそのはず、1FにはPrefer @HOMEセレクトショップがあり、中に入ると、右側のカウンターで「HOME HOTEL」は3Fでチェックインしてください、との案内を受けます。張亞琪(Ya-Chi Chang)さんが創立したこのi preferブランドは、素材、デザイン、技術面で、ファッションの中にユニークなアイディアが込められています。今回「HOME HOTEL」とコラボで立ち上げた PREFER@HOMEは、”half-1/2”という生活美学を元に、”1/2手作り、1/2藝術、1/2LOHAS、1/2ファッション”というテーマで、台湾を主張する個性的な商品を作り出しています。ショップ内で販売している商品は、客室内のあちこちで見られますよ~。
Prefer @HOMEセレクトショップ(12:00~22:00) 参考商品:バッグ1980元、Tシャツ1280元、コースターセット300元、クッションカバー850元 他多数
「HOME HOTEL」のロゴマークは、「人」
3Fに到着したら、フロントの笑顔で迎えられました。まさに「お帰りなさ~い」と言われた風。人によって造りや形は多種多様であれ、家に対する想いやそこにある意義などに、国境はないでしょう。ほっと一息つける、まさにアットホームな空間に入っていきなり安心したナビ。
客室に入るともっと感じることですが、「HOME HOTEL」は、宿泊者に家にいるときのような快適さを与えてくれると同時に、台湾の文化や伝統の良さをさりげなくそこかしこに感じさせてくれます。「NO PLACE LIKE HOME」…各フロアにあるこの「家ほどいいところはない、家が一番」というコンセプトは、部屋に入るともっと深く感じることができるのです。
この一言につきますね
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夜のチェックインロビー
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朝のロビー
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待ち合い椅子
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客室紹介
「HOME HOTEL」の客室は、全室113室、3つのルームタイプに分かれています。
カーテンを閉めて、ライトをつけると、壁紙などもムードが出てきます
Original Room(原創客房) 8坪
広さは8坪、ホテル内で一番多い部屋で91室あり、シティビュー側と台北101側がありますが、部屋の指定はできません。部屋の特徴は、「家」という理念に基づいて造られたシンプルながらアットホームな空間。視覚的、間接的な光の投影、台北101の魅力、そして、都市の静寂な時間が、滞在をさらに快適なものにしてくれます。
ルーム設備は「メイドイン台湾」にこだわります。たとえば、部屋の全体的なイメージを印象付けるのに、家具が一番大きな役割を果たしているといえますが、各部屋ともに「有情門」(Macro Maison)という台湾人デザイナーがデザインした家具が置かれています。TVは、台湾のブランドメーカーである奇美「CHIMEI」の37インチテレビ。ミニバーには、小茶栽堂台湾茶、鶯歌新太源藝術工坊のティーカップと宿泊客にプレゼントのBRUT CAKEブランドのランチョンマットとコースター、これらはすべて台湾ブランドで、クッションもそう。1FのPrefer @HOMEでも販売しています。ゴミ箱カバー、ティッシュカバーももちろん台湾ブランドのMRKT DESIGN LIVING GOODS。
カーテンを開けると明るい
暗くすると、また違った雰囲気に
かわいいゴミ箱が見えますか?
宿泊が楽しくなります
台湾の温かさは、バスルームのアメニティにもありました。GreenTeaと書かれたシャンプー、リンス、ボディソープは、O’Rightのエコセット。ゴミ箱カバーと同じブランドのアメニティBOXがあり、中の物を出してみると…絵柄で何が入ってるのか一目瞭然。使うのがもったいなくなるほどですね。どの部屋も無線LANが無料です。
★オリジナルルームは、どの部屋もバスタブがなく、シャワーのみ。また、室内にDVDはありませんが、フロントに申し出れば借りることができます。
この椅子がほしい~
Marvelous Room(驚艶套房) 16坪
広さは16坪で18室あり、シティビュー側と台北101側がありますが、部屋の指定はできません。ナビたちは、台北101が目の前!に見える1212室に入ったのですが、驚きました…。今までも101が見えるホテルの部屋というのは、いくつか見てきましたが、こ・ん・な・にくっきり、はっきり、目の前に迫ってくる部屋はいまだかつてありませんでした。
今回案内をしてくれた陸さんに聞くと、この最後に12がつく部屋が一番だそうで、1012、1112、今回の1212、1512の部屋がおすすだそうです。とナビ、暴露してしまいました…。ホテルには4Fと13Fは、縁起が悪い数字なのでありません。9F以下のフロアはさえぎるものがあって101の全景は見られません。10F以上で12番の部屋に限るそうです。
おかえりなさ~い!
夜は灯りが柔らかいのです
広いバスルームで、くつろぎのバスタイムをどうぞ
この部屋には、ミニバーと小さな炊事台もあります。台湾のお茶だけでなく、ドライフルーツなども置いてありました。ここには季節によって、台湾の名産などがさりげな~く置かれるそうです。
いい!と思ったのがソファとチェアの配色。このチェア、うちに持って帰りたくなりました~。
16坪と18坪の部屋は、大きなバスタブがあり、トイレもウオシュレット。バスタブは深くて大きくていいですね。ホテルライフが快適なものになることでしょう。アイロン、ズボンポレッサー、体重計やDVDもあります。
Extraordinary 101 View Double Room(逸寛套房) 18坪
18坪の広さで、台北101側のみ。こちらの部屋はスイートで、リビングと寝室に分かれています。窓からはもちろん台北101のお姿が。素晴らしい夜景が見えること間違いなし!バスルームも明るくて、洗面台は2つ。バスタブはコンパクトにおさまっていて機能的な印象を受けました。すっきりして使いやすいのが気持ちいですね。
寝室は広いのがとっても落ち着きます。窓際にMacro Maisonのチェアがポツンとあって、これが広く見せているのかも。逆にチェアを目立たせる視覚効果もありますね。リビングもすっきり。驚艶套房と同じで、ソファと一人掛けチェア、クッションの配色の組み合わせが絶妙。木と布がまさにアットホーム。部屋に戻った時、我が家に帰ったような気分になれること間違いなし。
朝の顔と
夜の顔
くつろぎのリビング
ホテルの施設
MARSALIS HOME x WHISKEY GALLERY
(19:00~2:00)
Marsalis Homeはホテルの3Fにありました。フロントと同じフロアで、向かい側。アメリカの正統派ジャズライブバーを思わせるような雰囲気のウィスキーバーですが、朝食もここでいただきます。グランドピアノやソナードラムも配置され、ムードたっぷり。ジャズライブの演奏は金と土の20:00~22:00。日本やアメリカなど海外のバンドも出演しています。ウイスキーの種類は600種。お酒を飲みながらたばこが吸えないのでは、ちょっと辛いですよね。だから奥の2室は喫煙エリアにもなります。夜は大人の時間ですが、日中は軽食がとれるレストランとして利用できます。
ロビーのインターネットコーナー
会議室
ホテル3Fにある個室がミーティングルームとして使用できます。
収容人数6-8人、55インチテレビモニター、ハイスピードインターネット、HDMI無線マルチメディア機器、コーヒー、紅茶、ミネラルウォーターは無料。
健身工廠(FITNESS FACTORY)
(6:00(休日は8:00~)~24:00)
ホテルすぐ裏にあるNEO19の4Fは、健身工廠(FITNESS FACTORY)。700坪の広大なスペースには3つのエリアがあり、宿泊客は無料で使用できます。複合トレーニングエリア(アメリカLife Fitnessブランドのトレーニング機器50台完備)、ウェイトトレーニングエリア(さまざまなウェイトトレーニングに備えた多種のトレーニングマシーンを配置し、さらにダンベル、バーベルは世界最高級のIRON GR0社製)をそろえています。他には、HIPHOP、HI-LOW、BODY-COMBAT,PUMP,BALANCE、ZUMBA、ヨガ、ピラテスなどのクラスがある教室もあります。ロッカールーム、サウナ、スチームサウナ、シャワールームもきれいで、ビリヤード台などもあります。
朝のホテル
台北市信義区内、地理的に抜群のアクセスで各種交通機関はとても便利にご利用していただけます。MRT市政府駅(徒歩約10分)、桃園国際空港(車で約45分)、周辺には台北101、大型デパート、映画館、書店、台北世界貿易センター、ナイトクラブが並んでいます。ここから台湾探索の旅へと出発しましょう。
以上、台北ナビがお届けしました。