花蓮市内に2010年オープンしたフーロンホテル!原住民文化を大切にした花蓮らしいホテルです。
こんにちは、台北ナビです。今回は花蓮に新しくできたフーロンホテルにやってきました。フーロンホテル花蓮は原住民文化を大切に、リゾート感も大切にしたゆっくりできるホテルです。
開放感溢れるロビー
花蓮駅から車で約10~15分!市内からも近いのに町の喧騒が届かない場所にこちらのホテルはあります。入口もとってもご立派なこちら、ロビーに入ってもっとビックリ!広い!!天井も高いので開放感があふれています。新しくできたということで至る所に蘭のお花が飾られていました。
原住民文化
花蓮と言えば台湾一原住民族が多いと言われる県なんです。特にアミ族とタイヤル族が有名ですね。ロビーに入った途端目の前に広がる原住民の彫り物。これはひとつずつに物語があるのだそう。実は作者がホテルの方にまだこの物語を教えていないということで、ホテルの方も知らないそうなのですが、原住民の生活の様子がうかがえます。しかもこれは手で掘られたものなんです。これを見るだけでも価値があります!また、エレベーターホール前にある置物はタイヤル族をモチーフに掘られたもの。なぜこれがタイヤル族のものかわかるって?タイヤル族は顔に刺青をする文化があるからなのです。
ホテルのアメニティ
お部屋の中のランプは、原住民の模様をあしらっていてとってもかわいいです。必ず原住民の絵が飾ってあるのですが、部屋ごとに絵が違うんです。本当に原住民文化を大切にしています。そしてホテルの電気のスイッチって、多くてしかもどのスイッチがどの電気がわからないことってありませんか?こちらはとっても親切!すべて英語と中国語で書かれています。これで無駄にバチバチ電気の付け消しをしなくてすみますね!また、連泊の際使う、「掃除してください」サインですが、ここではデジタルなんですよ~!部屋の中からボタンを押せばドアの横のランプが光ってお知らせしてくれます。便利ですよね。
お部屋はゆったり~
フーロンホテル-花蓮のお部屋は台北のホテルに比べ、とてもゆったりとしていて、①オーシャンビューorシティビュー②ベランダの有無③ベッドの数と大きさによってお部屋が決められています。お部屋によってはバスタブがない所もありますが、予約の際にバスタブを希望すると、できるだけバスタブがあるお部屋にしてくれるそうです。各部屋に大鏡が備え付けられているのは嬉しいものです。せっかく旅行に来たんですもん!おしゃれチェックはきちんとしたいですよね。
Standard Room(city view) 標準客房
スタンダードなお部屋なのに広々としているのが魅力。シティビューですが、高いビルなどはほぼないので、窓からの圧迫感はほぼ皆無。ゆったりとした気持ちで宿泊できそうです。
Superior Twin (city view) 精緻雙床房
こちらのお部屋はベッドがふたつに分かれています。見せていただいたお部屋にはバスタブがついていませんでしたが、シャワールームが広めなので夏だったらこれでもありかも!
Scenic Twin (sea view) with Veranda) 景觀雙床房
オーシャンビューはやっぱり気持ちいいですね!しかもお風呂はガラス張り!!最近の流行りだそうです。
Scenic Room (sea view) 景觀客房
見せていただいたお部屋は少しコンパクトだったのですが、他のお部屋はもうちょっと大きいそうです。そしてこのお部屋には隣と繋がるドアがあり、コネクティングルームになっています。家族での旅行や友達同士の旅行にとっても便利ですね。
Family Room (city view) 家庭客房
ダブルベッドが2つあるこちらのお部屋はとっても広々!荷物を置くベンチもふたつあるので、4人で宿泊してもお部屋が荷物に占領されるということがありません。
Japanese/Western Room (sea view) 和洋客房
デラックスタイプのお部屋です。お部屋でゆったり過ごしてもらいたい!という思いから、こんなに広いですが最大4名まで利用可能だそうです。ちゃぶ台を囲みながら座布団に座れるのはいいですね。
Japanese/Western Room (city view) 和洋套房
ふたつのお部屋があるこちらのおすすめポイントは、何と言っても麻雀のできる卓ではないでしょうか。台湾の方ってほんと麻雀が好きなんですよね。麻雀以外にもトランプ等々使えますよ。またトイレがふたつあるのもいいですね!
レストラン
入口右手にある「Arcaodia Café」。カウンターは大理石、柱や机には樹を基調としています。しかも大きく取られた窓から花蓮の輝く太陽が燦々と射し込んできて気持ちいいです。朝ご飯はこちらでブッフェを!お昼と夜はセットメニューもあります。
鄉莊烤春雞配炒蔬菜紅酒汁セット
鶏の丸焼きがついたまんぷくセット!シーザーソースはサラダにも鶏にもつけて食べるのですが、このソースがとっても美味。シェフになぜこんなにもおいしいのかと尋ねると、別にたいして特別なものを材料として使っているわけじゃないんだけど、なぜかすごく好評なのだとか。シェフの微妙な味付けがお客さんを引きつけるんですね。またスープも味が深くておいしいです。
(左)洛神花魚柳(上)油爆曼波魚(右)冰梅鴨
単品料理もいただきました。ナビのお気に入りは白いお料理。花蓮に来ると食べる機会の増えるマンボーです。噛んだ時のコリコリ感がいいです。またこちらのシェフは味付けがとっても上品なので、中華料理にありがちな味が濃くて量はあまり・・・ということはありません。
獨立VIP包廂
人数が多い際には個室で食べることもできます。特別な記念日は大勢でお祝いする際には使ってみたいですねっ!
宴会場も備えていました。5つ星級の設備は完備しているとのこと。社員旅行などの利用にもってこい!ナビがおじゃました日は披露宴の準備のため入口にバルーンのアーチが特別に飾られていました。
その他施設
麗泉SPA
ホテル内で足裏マッサージを受けられるのが台湾らしくていいですよね。もちろん奥には全身SPAも受けることができるので旅の疲れをリフレッシュしてくださいね!
サウナ
7:00~22:00まで予約なしで使用可能です。やっぱり日本人は大きなお風呂が大好き!しかも台湾ではめずらしく水着着用は不要なので嬉しい限りです。サウナからヒノキの香りがするのも落ち着いていいですね。
使用前には記帳が必要で最大8~10名の利用が可能です。
ジム
このジムの最大の魅力は海を見ながら汗がかけるということでしょうか。マシーンも4種類あり、バーベルなどもありますので、マッスルトレーニングが日課の方には是非!
屋外プールこちらの屋外プールは3階にあるんです。この高さから見るとまるで地平線の延長線にいるよう。プールに浸かりながら日の出もキレイに見れるそうです。
さすがフーロン!サービスがとてもきめ細かいのがいいですね。安心して宿泊することができます。また、その土地の文化を大切に!という思いが強く伝わり、花蓮の文化を感じながら宿泊できるのも遠出をした!!という気分が味わえ嬉しさ倍増です。
以上ナビでした。